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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

日本とモンゴルが経済連携協定(EPA)について大筋合意へ

2014-07-25 | 外交・諜報・非公然活動

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 【2】IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉:「今日の焦点!」
   ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢の
    ツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「日本とモンゴルが経済連携協定(EPA)について大筋合意へ」です。


⇒その理由は……:

 ─「緩衝国家」という単語があります。
  普段目につかないものの、重要な役割を果たしている国を指します。

 ─「緩衝」ということは要するに間に立っているということです。
  間に立っているという以上、それを挟む巨大な存在があります。

 ─問題は何がその間で課題になっているか、なのです。
  そのことは容易に分からないものです。

 ─しかしこうした「緩衝国家」はある時、その実像を示します。
  しかもそこでの「緩衝」があってこそのシステムであると示すのです。

モンゴルと我が国が「経済連携協定(EPA)」で大筋合意しました。
これでヒト・モノ・カネが自由に流通するようになります。

ポイントはモンゴルが「緩衝国家」であるという点にあります。
ロシアと中国の間においてだけではありません。

もっと広く、中央アジア、さらにはロシア本土にまで及ぶものです。
特に中央アジアの依存度が高いというのが実態です。

我が国企業はそうした中、直接投資に励んでいます。
そしてことごとく敗退してきた経緯があります。

「なぜなのか」をあらためて考えるべきです。
その理由は「緩衝国家」との関係性にあります。

その意味での障壁が取り除かれることになるのがこの協定です。
それではなぜモンゴル側はこれに応じたのでしょうか。

そうした目で・・・全体像を俯瞰しなければならないのです。

 

(メールマガジン 2014年7月22日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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