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●「今日の焦点!」
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:
「韓国大統領、南北接触認める」です。
⇒その理由は……:
─「これからは“想定外”の出来事が連続し、“想定外”のルールが事実上
世界において出来あがっていく」これが今、持つべき基本的認識です。
─そうした中で今後、最も注目すべき国。それは北朝鮮であるということを
これまで弊研究所は繰り返し分析の中で提示してきました。
─なぜそうなのかといえば、本来的には「南北が経済的に統合していく」
プロセスが決まっているからです。後はタイミングだけの問題です。
─「本当にそうなのか」といぶかしく思われる向きも多いのではないかと
思います。しかし2009年の段階でやはり南北接触が行われていたのです。
─しかしある意味、韓国の李明博大統領ほど「悲劇の大統領」はいないの
かもしれません。同大統領は本来の役割を果たせなかったからです。
─その「本来果たすべき役割」は何かといえば、
「北朝鮮の市場化を通じた韓国経済の復活」です。
そのためにゼネコン社長が大統領になったのです。
─ところがどういうわけか「世界時計」はずれました。
その結果、同大統領は哀れにもほとんど何の実績を残すことなく、
退任しようとしています。
その意味で、韓国の大統領側近がなぜ今になって「南北接触を行い、
首脳会談実施を準備していた」ことをリークし始めたのかが焦点です。
なぜなのか。
どうやら……東アジアでは、更には朝鮮半島では、「次なる潮目」の
気配がし始めています。眼を見開いて、波に乗っていきたいものです。
(メールマガジン 2012年6月21日号 より)
http://archive.mag2.com/0000228369/index.html
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