
過日、サントリー美術館で公開中の「天上の舞 飛天の美」へ。
第1章 飛天の源流と伝播-インドから日本-
第2章 天上の光景-浄土図から荘厳具-
第3章 飛天の展開-来迎聖衆-
第4章 平等院鳳凰堂-飛天舞う極楽浄土-
お寺の幼稚園だったせいか、子供の頃、天国とか極楽とかが存在すると固く信じていた。
その天上世界では美しい天女達が音楽を奏でたり、長いリボンのようなものを身体に巻きつけ
ひらひらと優雅に舞っていたりとビジュアル化されたイメージもしっかりと持っていた。
そのため、今でも菩薩来迎図や飛天などを観ると心が高ぶる。
面白かったのは飛天の源流で、羽根のある天使がみられることと
あまりにも素敵で今も目に焼きついている康円作(文殊菩薩騎獅像及侍者立像のうち)飛天光背残欠♪♪♪
翼を広げた飛天がなんともエレガントで欧風な感じがした。

有難いことに復刻の南20の雲中供養菩薩像に実際にふれて、-ほとけとの結縁-もできるコーナーがある。
そっとお腹のあたりにふれてみると心が落ち着いてなんとなく温まる気がした♪

極楽浄土を体感した後、ミュージアムカフェで頂いたミックスべりーのマフィンが美味であった。