人生散策日記

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冬の特別公開・伏見稲荷大社の「御茶屋」を

2018-02-24 08:14:19 | 日記

京都の冬の特別公開。今回は伏見稲荷大社の「御茶屋」です。
五穀豊穣、商売繁盛の神として信仰される日本全国にある稲荷神社の総本宮で、平成23年にご鎮座1300年を迎えた屈指の古社です。稲荷山を背にして朱塗りの重厚な社殿が並び、奥社奉拝所へと続く千本鳥居は特に名高いものがあります。
特別公開の「御茶屋」は、寛永18年(1641)に後水尾院より御所の古御殿の一部を拝領されたもので、格調高い書院造に数寄屋造の意匠を巧みにとりいれ、宮廷好みの御茶屋の雰囲気を醸し出しています。
また、稲荷山を借景とした「松の下屋庭園」は茶室や待合が点在する緑豊かな回遊式庭園で、庭内に佇む風雅な「松の下屋」では、棟方志向筆の襖絵など初公開の文化財が数々公開されています。
立派な朱塗りの社殿や千本鳥居に気を奪われがちですが、こんな静寂で素晴らしい庭園が備わっているとは、まさにこれが京都散策の冥利と言えましょう。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

        < 京都市伏見区 京都冬の特別公開「伏見稲荷大社・御茶屋」 / 2018.2.20 >


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