今回は、一宮市「長誓寺」のしだれ桜を採り上げます。
「長誓寺(ちょうせいじ)」は、愛知県一宮市浅井町にある真宗大谷派の寺院。寺の歴史についてはよくわかりませんが、蓮如上人が滞在したことがある由緒ある寺院とのこと。また、本堂は名古屋三の丸にあった尾張藩の重臣・渡辺半蔵家の書院を寺が購入し移築したもので、単層入母屋造り。
この寺のしだれ桜は江戸彼岸のベニシダレザクラで、幹回り2.5m、樹高10m、樹齢250年のもので、その姿は実に見事なものがあります。また、境内には樹齢300年のカイズカイブキがあり、これらの2本の古木が寺の存在価値を大いに高めています。
< 愛知県一宮市浅井町 「長誓寺」のしだれ桜 / 2018.3.26 >