遠州地区散策の旅その6(最終回)は、袋井市の「油山寺」を採り上げます。
「油山寺(ゆさんじ)」は、静岡県袋井市村松にある真言宗智山派の寺院で、山号は医王山、本尊は薬師如来。大宝元年(701)の創建で、開基は行基と伝わります。遠州三山の一つで、遠江四十九薬師霊場第38番札所。
この寺は目の守護、眼病平癒の寺として信仰を集めていますが、紅葉の名所としても有名です。
江戸時代初期の慶長16年(1611)建立の三重塔、万治2年(1659)建立の掛川城二の門を移築した山門、それに元文3年(1738)建立の薬師本堂など、寺院建築物には優れたものがあり、歴史の重さを肌で感ずる参拝となります。
< 静岡県袋井市村松 「油山寺」 / 2018.8.9 >
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