先日の京都冬の特別公開拝観の折、名庭「八相の庭」の「東福寺」を拝観しました。
「東福寺(とうふくじ)」は、京都市東山区にある臨済宗東福寺派大本山の寺院で、山号は慧日山、本尊
は釈迦如来。嘉禎2年(1236)の創建で、開基は円爾。
庭園は近代の造園家・重森三玲によって昭和13年(1938)に作庭されたもので、方丈を囲んで四方に
配され、釈迦成道を表現し、「八相の庭」と命名されています。鎌倉期庭園の質実剛健な風格を基本と
し、これに近代芸術の抽象的構成をとり入れた枯山水庭園です。
東西南北のそれぞれの庭が特徴があり、観る者を楽しませるとともに心に安らぎを与えてくれます。
< 京都市東山区 「東福寺」 / 2016.1.31 >