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たけのこっこ

人生いろいろ、好きな事をして我が老後まっ盛り!花盛り!

ハタハタ大漁!

2006年12月05日 | 丘周り
12月5日(火)時々


寒さが厳しいです。

スケソ漁時化でお休みになりましたがハタハタ漁が大漁です。

早速サテアン行きになりました。




写真のように網の目の隙間が無いほどにハタハタが掛かっています。
これが延々と80m位続きのが8かたまりあるのです。




板台の上に広げて一匹、一匹外して行きます。

非常に手間隙のかかる作業で12人の人数でも7時間位は掛かるのです。

苦労して外した分食べる時の美味しさは倍増します。


サテアン?

2006年12月04日 | 丘周り
12月4日(月)


今年一番気温が低く風が非常に冷たかった。



昨日、日記でもスケソとハタハタの大漁を しました。

なんと! 

スケソ漁は最近の不漁から脱出しそうな気配がする漁高でした。


ハタハタは大漁でした。

スケソ外しを港で終えてから場所をハタハタ外しの小屋に行きます。

この小屋は仲間内で通称サテアンと呼ばれています。
建物がかの有名なオーム心理教の建物に似ているらしいのです。

ハタハタ外しを頼まれるときは「サテアンに来て」と言われれば判るのです。


で・・・今日はサテアンで仕事をしました。

卵のびっしり入ったメスのハタハタも頑張って外しましたよ。



ちょっとですが卵が出ているので市場には出していないものです。

少しでも卵を出さない様に指先に神経を張り巡らせています。





ハタハタ外し

2006年12月02日 | 丘周り
12月2日(土)時々


雪が降っていっきに冬の到来です。
気温も低くなって来て朝の浜も一段と空気が冷たくなりました。

昨日今日とスケソ漁は不漁ながらも丘周りに入って来ました。


初めてのハタハタ 外し。

当地では12月頃の季節限定の漁で半月も漁があれがいい方らしい
それ程移動の早い魚らしい。

丘周りに行っている所の船主さんがスケソ漁のかたわらハタハタ漁もしているのです。

昨日は初日で大漁という事で私にもお声が掛かった。

ハタハタ外しは経験が無いが経験しなくては次に繋がらない。

ハタハタは高級魚でスーパーなどでも小さい魚なのに値段は大きい。


 ハタハタの外し方 

ハタハタは全体にヌメリがありツルンとしていて網目が掛かるのは大抵えらの部分だけです。

えらから下の部分が網に掛かっていないのを確認してから、えらに掛かっている網を頭の方にずらして網を外す。

えらは尖っていてギザギザとしていて触るとチクリと痛む。

オスは力任せに外してもいいが

腹がパンパンに膨らんで卵をびっしり持っているメスを外す時は緊張で肩も指も強張ってしまう。  

高級魚のハタハタは卵を持っているメスが最高級品で卵が出てしまったメスは雑魚扱いだ。

たまに指に力が掛かり過ぎて卵が飛び出てしまった時などは他の人に気付かれなかったかとそっと辺りを見渡してしまう。

・・・が、飛び出た卵を入れるハッポースチロールに投げ入れる時にしっかりと気付かれる。


初めての経験でとても疲れました。

晩ご飯にはハタハタの味噌汁と刺身と卵をポン酢で頂きました。



時化の後

2006年11月24日 | 丘周り
11月24日(金)


昨日一昨日と時化でお休みでした。

 23日の勤労感謝の日も日頃の勤労に感謝してしっかりと休ませて頂きました。


2日続きの時化の後の漁模様は3トンとまあまあの漁高でした。

傷んだ魚やゴミがかかってなくスムーズに外せました。




大時化の後、痛んで骨殻になった魚やゴミが掛かった網の山を見るとため息が出てきます。

骨殻になった魚を外す時は文字通り腫れ物に触るように細心の注意を要します。
*
骨が折れて網のほかの部分に絡まないようにそっと、そっと・・・

どうしても外せない骨殻は木槌で叩いて砕いてやります。


骨殻を上手く外せないと良い魚を20匹位外す時間が掛かります


スケソ外しの上手下手はそんな時の手捌きの速さに掛かっています。

そんな魚を素早く外す人は勿論何をしても手早いんですよね~。 


私も歳ながら見習って頑張ります・・・






ゴメ

2006年11月17日 | 丘周り
11月17日(金)



スケソ漁の丘周りは3時間ほどで終わりました。



規定より小さいスケソは頭と腹を取って「無頭」と呼ばれる品物で出します。

丘周りの人達は頂いた魚は岸壁で処理して帰るのです。



私は、タコ、ハモ、キンキン、ナメタガレイ、スケソなど頂きました。

タコは頭の中身を取り出すのだがヌルヌルして手で掴むのに苦労するし間違って墨袋に傷をつけようものならタコは勿論そこら中も墨だらけになってしまう。

ハモは細長いのでまな板の端に釘を打ちそこに目を刺して固定してから背開きにするが長くてまな板からはみ出でるので難儀する。

キンキンはとげを刺すと毒が回り痛みが続くので注意して処理しなければならないのだ。


処理後の頭や内臓は港に備え付けてある鉄製の入れ物にまとめて捨てて帰る。



そのおこぼれに預かろうとゴメ(かもめ)が寄って来て残り物を漁っている。



この時期、ゴメは栄養を付けて丸々と太っている。







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大漁でした!

2006年11月09日 | 丘周り
11月9日(木)時々


今シーズン2回目くらいの大漁。


曇りではあったが雨は降っていない10時頃に魚外しは終った。


漁師さんの奥さんは漁高に合わせて丘周りの人数を調整する。


常備の丘周りの他に大漁時に備えての臨時の丘周りを何人か確保しているのだ。

今日は臨時の丘周りが3人来ました。


ちなみに私は常備の丘周りで漁高に関係なく毎日連絡が来る。


後片付けをして帰って来た途端、雷鳴が響き途端に雨が降りだした。



運がいいとはこの事で後は閃光が走り雷鳴がとどろく大雨となってしまった。



洗濯を終えて浜で頂いてきたイカを刺身にお昼を食べました。

取れたての新鮮なイカ刺しでの食事は実においしい!



食後に長椅子で横になっている時クロネコヤマトの宅配便。




なんと! ワイン でした。

うれし~!

赤と白だぁ~。


う~ん・・・今晩はどっちにしようかなぁ~

白ワインは魚かい?赤ワインはお肉かい?


数少ないレパートリーをひも解いてワインに合う料理でも考えましょう。

















気象予想

2006年11月07日 | 丘周り
11月7日(火)時々


・・・読みが浅かった・・・


天気予想が悪かったので今日はてっきり時化だと思っていた。
昨夜は久しぶりにスマスマ(キムタク大好き!)まで見て11時まで起きていた。


なんと!!
丘周りの連絡は4時に入った!!

時化を予想して出漁の時間を早めての漁。
しかも大漁!!


私にしたら睡眠5時間は寝不足。

丘周りは頑張って勤めましたが少々お疲れモードです。



IT時代、気象情報も緻密に正確に入って来ます。
漁師さんたちはインターネットも利用します。



明日は時化模様と言う事でお休みになりました。








大漁でした

2006年10月22日 | 丘周り
10月22日(日)のち


土日は夫もスケソ漁の丘周りに行って来ました。


漁師さんを除いて、丘周りに来ている人は大抵は女性です。
現役で仕事をしている男性は常備の丘周りは出来ないのです。



土日でも男の人が丘周りに行くと大変有難がられます。


スケソは外しながらカゴに入れていくのですが、9分目位入ると約30キロにはなります。


それが数個になると1トン入る木枠に入れていきます。
女の丘周りは2人で持ち上げて入れるのですが男は1人で運べるのです。



今日は大漁でした。



そんな時は私達、女の丘周りたちは魚外しだけでいいと言っても良いくらいです。


スケソも大漁でしたがイカもたくさん掛かっていて帰りには50杯も頂きました。

我が家だけでは食べきれないので隣近所にもお配りしました。






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岸壁で魚を捌く

2006年10月19日 | 丘周り
10月19日(木)のち


スケソの漁が少なくなって来ました。

入港する時間が早くなって今朝は5時40分でした。

連絡が入るのが4時30分頃。 ねむっ


今日は7時30分に仕事が終わったので頂いた物を浜で捌いて来ました。



  丘周りたちはそれぞれ

マイまな板 とマイマキリ 呼ばれる包丁を持参しています。


私も先日夫に用意してもらい魚外しと後片付けの後頂いた魚を捌くようにしました。


イカを捌くのが苦手な私はスミやらワタやらに傷を付けてしまいそこ等中が汚れてしまって台所では戦場の後と化してしまうのです。



岸壁はいい。


イカのスミもワタも雑把も捨て場所が用意されている。

汚しても海水で流せばいいのです。


海水は目の前にたっぷり過ぎるほど尽きる事無く溢れているのです。

帰って来てから台所で捌く思いをしたらこんないいことはありません









 ゲンキンな私

2006年10月13日 | 丘周り
10月13日(金)


昨日は丘周りを頼まれているマルキチさんの船の機械が故障で網を上げられなく戻って来たと連絡が入りました。


「あっ、今日は休みだ~」と思った瞬間。
「マルヤマシメさんで来て欲しいっていってるんだけど」って。


鮮度が命の魚、大漁した船主は漁の少ない船が終わった後や何らかの理由で戻って来た船の丘周りに手伝いを頼む事があるのです。

出来ればマルキチさん以外では働きたくないと思っていたのですが、丘周りはどこで働いても同じ、困った時は助け合いなの行って来ました。


今日、マルヤマシメさんから賃金を 4,500円 頂きました。

 現金を見るとあ~あ、行って良かったなぁ~としみじみ思ってしまいます。