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たけのこっこ

人生いろいろ、好きな事をして我が老後まっ盛り!花盛り!

港の朝

2007年10月08日 | 丘周り
10月8日(

朝晩めっきり寒くなって来ました。
浜では船が入港するまで待機している時は寒いのですが魚を外している時は汗だくです





隣の船はもう入港して丘周りが魚を外しています。
船からベルトコンベアで次々と魚の掛かった網が上がって来ます。
岸壁は足の踏み場もないほどになり移動するのに気を付けなければなりません。

さあ!
当船も入港です。





スケソ漁始まる

2007年10月02日 | 丘周り
10月2日(火)


当地が一番活気づく季節になりました
10月からスケソ漁が始まり今日は網揚げ初日です。

網からスケソを外す私達は「丘周り」と呼ばれ船が着く前に岸壁に待機しています。
丘周り暦は長~いブランクはあるものの去年再デビューしました。

入港は6時、丘周りには1時間前朝5時にに船主から連絡が入ります。
 10月の5時はまだ寒くなく秋の気持ちのいい目覚めです。

漁模様によって浜にいる時間は違いますが今日は少し少な目で約2時間。
終わって家に着いたのは朝8時半。
これからが一日の始まりって時間ですね。

9月から勤めているのは魚から油を摂る油脂工場です。
そんなもんで浜も会社も今日から大忙しですが、私に限っては先月より数段楽になります

9月は株主総会の直後でその処理と月末の経理業務で大わらわでした。
それも全部終了して通常の業務になったのです

苦労した1ヶ月間でした
数学の苦手な私がよりによって複式簿記をしているのです。

でも、見ててください。
きっと、マスターしますから


 不思議!不思議!
頭を空っぽにして夫と会うのがストレス解消みたいになって来ました。

さあ、実家が漁師だった夫に今日の出来事を話してあげなっくっちゃ!










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自己管理

2007年02月19日 | 丘周り
2月19日(月)


6日振りのすけその丘周り。

4時10分に電話がありました。
5時10分船が入港予定、
4時45分には家を出ます。

眠い・・・
休みが続いたのですっかり夜型人間になってしまった。
しばし、ぼーっとしてしまう。

外に出ると冷たい空気が眠気を掃い瞬く間にシャキッとする。

さあ、行くぞ!
この瞬間が結構好きでした。

明日とあさって出たら切り上げだそうで、5ヶ月間のスケソ漁が終了します。
早寝早起きのこのアルバイトはとても健康的でした。

夜は9時ごろに寝て朝は4時過ぎに起きる。
そんな生活の5ヶ月間でした。
食べても食べても、体重が増えませんでした。

浜のアルバイトが終わったら、
4時には起きないだろうな。
9時には寝ないだろうな。

食べたいし、飲みたいし、遅くまでテレビ見ていたいし、
私、楽な方、楽な方に流れますから・・・

早寝早起きして自己管理をしっかりしないとになってしまいそう。
欲望との戦いですナ。















タラバガニ

2007年02月07日 | 丘周り
2月7日(水)時々


なんと!スケソ網にタラバガニがかかり一杯頂きました。


 タラバガニ 




甲羅に六つの突起があり、正真正銘のタラバガニです。
重さを量ってみると1.7キロありました。

カニの足は普通8本ですが、タラバガニの足は6本。
蟹という名前が付いてはいるものの、タラバガニは実はヤドカリの仲間だそうです。

タラの漁場で多く捕獲されたことから、この名が付いたそうですがほんとうなんですね~。

足を輪ゴムでまとめてから煮立った鍋で20分。
色よく仕上がりました。



昨夜「ぴったんこカン・カン」で丸山弁護士と安住さんが極寒のオホーツクでタラバガニをこれでもか、という位ガンガン食べまくっていた。

つい、我家のメニューと見比べながら二人で「うまそ~」
家だって、マスの煮付、ツブの刺身、冷やっこ、みそ汁、なんですけど・・・

今晩は極寒とはいかないまでも、太平洋のタラバガニだい!
他には何もいらない!も付けて盛り上がるぞ~~!







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けあらし

2007年01月21日 | 丘周り
1月21日(日)


日曜日、夫も丘周りに行きました。

夫の実家は20年前までは漁師をしていました。
『浜が俺を呼んでいる』・・・と嬉しそうです。

初めて『けあらし』を見ました。
北海道の方言に「けあらし」という冬の霧があります。

気温が低く寒い朝、海面や川面に白いゆげが立ちます。
この白いゆげを「けあらし」と言います。

風がなく寒さの厳しい日、陸の寒気がゆっくりと海上に流れ出して、海面の水蒸気を冷やして出来るのだそうです。

初めて見る幻想的な光景に感動している私に夫が説明してくれました。
写真をしたかったのですが手持ちのデジカメでは上手く撮れませんでした。
もっと高性能なカメラなら良かったのに残念です。

陽が昇っても海水がシャーベットのように凍って漂っていました。
寒くって凍った魚もありましたが今日は得した気分になってます。







すっごぉぉぉ~~い大漁!

2006年12月23日 | 丘周り
12月23日(土)時々


すっごぉぉぉ~~い大漁!

今シーズン最大の大漁でした。

これがいつもの網かと思う程のスケソの塊りの大きな山、山、山!

しかも、スケソ以外は掛かっていないという山で外しやすいこと。

バッタ、バッタ、スポン、スポンと外れていく。

その上、型も立派で腹の卵がはち切れそうに入っている。

メスが多いのだ。

これが良いスケソと言うのだそうだ。


土曜日なので仕事が休みの男性が二人も手伝いに来てくれ例の如くカゴが一杯になると次から次へと片付けてくれる。

とてもやり易い。

毎日が大漁で毎日が土曜日と日曜日ならいいのになぁ・・・




 それはそれとして、年賀状作りに精を出さなければなりません。

「年賀状データ大全8000点」のCD-ROMと首っ引きです。


 PC作成で出すと嫌がる人もいる。

その人からの年賀状には毎年のように、

PCを操るあなたはまるで宇宙人のように思えると。

そんなんなら、いまや世界中、宇宙人だらけだよ~


・・・一応、一言は手書きにして添えているんですが・・・


そんなところでお許しを 


 
夫の大好物のケーキと

私の大好物のとり足のから揚げが届きました。

うれしいな うれしいな












トンカチ王子?

2006年12月22日 | 丘周り
12月22日(金)



夜中に雨が降ったようで国道はアイスバーンになっていた。

早朝5時は車の往来がほとんど無いのが先ずもっての救いなのだが。

5分余りの距離で港に着くのだが緊張して運転した。


 今日のスケソは大型だった。

掛かったスケソが網が食い込んでいる。

手の力が無い私は非常に苦労する。

1度で引っ張りきれず2度3度引っ張って外すので時間が掛かる。

両腕に力が入って寒い日なのに汗が流れて来た。



 今日は小さな貝が大量に掛かった網もありました。

指で潰したり木槌で叩いて細かくしなければならない。

たまに手伝いに来る若い男性が木槌でトントン貝を叩いてくれた。

「トンカチ王子」なんちゃって・・・

自分で言って照れながら 

トントン、トントン貝を砕いて行く。

そういえばかの有名な「ハンカチ王子」にちょっと似ているかもね。

1人でうけてくすくす笑ってしまいました。

若い人は楽しいねぇ。
















ハモと格闘!

2006年12月17日 | 丘周り
12月17日(日)


一時の大漁ではありませんが漁は平均してあります。
今日も夫と一緒に行って来ました。

底冷えのする日でしたが太陽が昇って来ると寒さも和らいで来ます。



丘周りの人達は頂いた魚を浜で捌きます。

あっちこっちで同じような光景が見えますね。




私はといえば大きなハモと格闘中です。

まな板の端に打った釘に目を刺して固定し背を裂いて行きます。

ハモはヌルヌルして固定しづらくその上すごく大きくて、まな板からはみ出してしまい包丁捌きには苦労してしまいました。

苦労して捌いたハモはさっと塩をして一夜干しにすると油がたっぷりと上って絶品の干物になります。


ハモの他に大ババガレイや八角、マツブなど捌きました。



今晩はババガレイの煮付と八角、ツブの刺身に決定!

アルコールも進みそうです・・・ハイ









ゴムのカッパ

2006年12月13日 | 丘周り
12月13日(水)


スケソ漁は昨日にも増しての大漁です。


雨が降っていたのでしょう、地面が濡れていましたが寒さの感じられない早朝でした。

毎朝ホカロンを腰に張って出かけますが今日は魚を外していると腰がヌクヌクして汗が出るほどでした。

勿論、一生懸命やっているからなんですが~


丘周りの人達は魚を外す時はゴムのカッパ上下を着ます。

帰ってから洗って干すのですが10月、11月は外に掛けておくと夕方までは完全に干せて次の日に着るの十分間に合っていました。

12月になってから寒さ増して来て外に干しておくと干せる前に凍ってしまうので焼肉ハウスに吊り掛けて何とか干しています。

今日のように日が照っていて風のある日は外に掛けて干すに限ります。


明日も大漁でゴムのカッパが大活躍しますね。


迷惑な貝

2006年12月11日 | 丘周り
12月11日(月)


今日も寒い一日でした。


スケソ漁は段々と漁が多くなって来ました。


魚も多いんですが網に大量の小さな貝が掛かってその始末に時間がとられます。

ホタテの貝殻に似ていますが種類は別だそうですが皆はホタテと言います。


直径1cmから2cmの貝が網に引っかかって開かないのです。

魚を外しながら一個一個手で潰したり木槌で叩いて砕いていきます。

その作業は魚を外すより時間が掛かります。

網を海に打つときにスムーズに行くように皆な一生懸命砕くのです。

貝は潰したからね、大漁して来ますように!