旅４日目

昼ごろ起床。昼飯を食べた後、ふらふらっとパチンコ
をしてしまいました。
北斗で勝ってしまいました。そこで後輩にであいました。
カラオケでいけなかったことをわびていたけど
そうか、来ようとしてくれたのかと、その気持ち
だけでも十分うれしかったのだけど、まさか
ここで会うとは。
結構いい感じの台だったので
席を後輩に譲って、チケットショップで徳島行きを買い
汽車に乗りました。

徳島・・・正月に行って以来だなと思いました。
徳島に着きました。

いつも必ず行ってしまう高校同級生（靴屋）
の家に。にこやかに彼のご両親は迎えてくれました
が、彼はどうも家にいないようです。
初めて知ったのですが、彼は近くのカフェで
バイトをしているとのことでした。

場所を教えてもらって喫茶店に
かなり驚いていたが快く迎えてくれ、キャメルマキアート
をいただく。彼は、照れくさそうに理想を語ってくれました。
阿波踊りで店を出すという、小さなそして将来へ向けて
大きな出発だと思います。
「また昔みたいにバンドをしないか？徳島に戻って来い」
と誘ってくれましたが、音楽を趣味と切り分けて
生きている小生にとって、身寄りのない徳島に趣味のために
すべてを捨ててくる根性はもっていませんでした。
彼ももちろん知ってていったのでしょうけど。


さて、先日の就職活動に岡山へ来ていた友人ですが
待っていたらいつまでも連絡がこないので
辛抱をきらして連絡をしてみると、どうやら
バスに乗り遅れたらしい。ということで
結局お流れ・・・残念。

今日の宿：
実はここが一番宿を取るのが難しいです。何せ
身寄りがないし、古い友人ばかりなので。
一番いたいのは、必殺の漫画喫茶がないという
ことです。

高校時代の連れに連絡するもなかなか決まらず
結局、中学時代までさかのぼって、友人の
製麺業を営んでいる友人を訪ねました。
夜中の9時に家族全員寝ていた中を
たたき起こしてしまいました。この職業のかたがたは
早寝早起きのようです。

最初インターホンで名前を言ったときには不信がられて
ましたが、しばらくして小生のことをおもいだして
いただいたようで、喜んで家に入れていただけました。
もう、何年も会っていない彼と対面しました。
心なしか、目に光がない。

麺の息子は安定した職についての生活、また離れていって
しまった人間関係を切々と語りました。
安定した生活は多くの人が望む幸せです。それは
ひとつの幸せの形。そこに変化や挑戦がなくとも。
複雑な気持ちで彼の話を聞いていました。
友達と疎遠になっているのは携帯を一度なくして
連絡手段がなくなってしまったことが原因だそうです。
携帯というツールが、友達関係自体をたってしまうなんて
現代社会がいかに依存しているかがわかりました。

小生も、そう。友人を失ったものの一人として、旅をして
います。

小生は今まで、友人はたとえ別れても、運命として必ず
会えると信じてこれまで生きてきました。
そして、気づいてみると一人でした。
友人はこまめに連絡を取り合って、関係をつないでおく必要が
あったのかと、遅すぎながら気づいたのです。

無理やり押しかけてとめてもらってありがとう。
また、ゲームの話とかして盛り上がりましょう！