暇人短剣符

暇人の日常散策、世界中の友との再会を夢見て日々上昇中。

コミュニケーションの方法はたった3つ

2006-11-30 21:50:42 | ウェブの向こう

ミュニケーションの方法は3つのTでできていると聞いたことがあります。
Type(活字):メールやチャットが一般的になってきた昨今では一番多い手段かもしれないですね。
Talk(会話):話すことは伝達の速度、そしてニュアンスなど多くの情報が付加されます。SkypeもSkype Liveという言葉の掲示板みないなサービスを開始しました。もしかしたら、ネットでは文字から会話に動いてきているのかもしれませんね。
Touch(接触):手触りという見えないものを伝えることが難しいように、感触というのはものすごい情報量を持っています。そして、文字や言葉では伝わらない多くのことを伝えます。一般に下に行くほどコミュニケーションのレベルが高くなります。
  †       †
今回お伝えするのは韓国でフリーハグという活動をした青年のムービーです。
単純に無料でハグ(抱しめる)しますという看板を持ってたっているだけの活動です。最初は白い目で見ていた観衆ですが、一人、また一人とハグを希望する人がでてきます。そして、看板を持つ仲間ができたりと活動が広がっていきます。(リンクはこちら)
http://www.youtube.com/watch?v=RKILQPBcVTI
ただの変な人と思われていたであろう彼のムービーは現在、YouTubeの会員だけで87万回視聴され、影響を受けた人から1200以上のコメントがつけられています。
これだけ多くの人に影響を与えたのは、なぜか。それはメッセンジャーやスカイプなどコミュニケーション手段がこれだけ発達した時代でさえ(だからこそ)、言葉を必要としないTouchというコミュニケーション自体がどれほど偉大かをあらわしているからだと思います。
青年はムービーを以下の言葉で纏めています。

Free Hugs:
この場所には、愛があって
この場所には、笑顔と幸福がある
この場所を見つけるために必要なものは、お金ではなく
ほんの少しの勇気
立ち止まって 周りを見渡すと、親しい友達と大切な家族がいる
だから、愛を分かち合おう

Let's Free hugs!

私たちが注目するということ。#3

2006-11-29 00:09:17 | ウェブの向こう
実から情報が生まれます。マスコミがそこに表と裏を作り、表面化というタイミングを作っているのかもしれません。それだけじゃありません。単純に人数の問題もあります。取材する人、記事を書く人はブログの情報発信者と比べると極小です。それだけ、私たちが触れる情報のネタが絞られてしまうのです。

今はどうでしょうか。広大なインターネットに情報があふれています。情報の範囲は広がりました。
それでもまだ、マスコミのチカラは強く放送電波や新聞の流通経路をインターネットに置き換えたものが主流です。担当者が選んで、編集長がOKしたものしか多くの人は見ることがきません。
でも、ブックマークやdiggが出す結果。これらは違います。これらは100%私たちが選んだ結果なのです。純粋に注目したいと思った記事が注目される枠組み(システムと大衆)ができているのです。たとえるなら、色々な無数の記事があってそれのうち、みんなが見るのに十分な重要性をもつものだけを選ぶための篩いの役目をしています。私はこれを情報世界の品質の門(クォリティゲート)と考えます。
ブックマークやdiggのような投票制のニュースサイトは記事たちの品質を上げるツールだと考えると、今後注目されるソーシャルツールは如何に多くの人に判り易く、記事の信用と品質を提供することができるかを追求したものに違いないのです。
そして、日本も遅からずこの新しいマスメディアを開拓する方向に向かうと思います。むしろ、向かうムーブメントを少しでも作りたいと私は希望します。なぜ希望するかというと、このままだと日本が情報化社会に取り残されると恐怖するからです。日本には今、定着しやすいクォリティゲートを作ることが急務だと思います。

そんなクォリティゲートをダイブしてつかむ情報をこれからお届けしようと思います。
すいません、くだらない話を長々と書いてしまいました。でも、これだけは最初に書いておきたかったのです。ただのへんてこ?おもしろ?サイトにしない為に。。。

私たちが注目するということ。#2

2006-11-24 21:23:27 | ウェブの向こう

るほど、これにアクセスすればいい情報が得られるのか。じゃぁ、日本版を作ってよ!ということになりますね。これらのシステムはアンケートのような投票ランク制のサイトで、実際複雑難解というものではありません。
でも、どんなにすばらしいサイトができたところで多くの人が使わなければ、これらのサイトは情報収集としてのチカラを発揮しません。
だから、必要なのはテレビや新聞からフィルターを通したものだけを受ける受動的な立場からちょっとだけ考え方を広げて、欲しい情報をみんなで探したりしてみる?っていうモチベーション、そしてその考え方が流行する社会だと思うのです。
例を挙げてみましょう。拉致被害は何年も前にありました。また、いじめ問題はニュースされるずっと前から当然ありました。1955年から2003年まで10歳~14歳の子供たち毎年100万人に対して7人から17人が自らの尊い命を断っています。(2004年10歳~14歳の日本人は6,015,000人)†
では、なぜ1955年からあったこれらの問題に私も含め皆さんは今まで注目してこなかったのでしょう?それは知るきっかけが無かったからだと考えます。悲しいことに、個人の情報の範囲は極度に狭いのです。

つづく

写真:コスタ=リカで買ってきたカフェ・ブリットのリキュール。カルーアのように甘すぎずしつこくなく、美味い~♪

3. 年齢別にみた自殺 - 厚生労働省 人口動態統計特殊報告
表2-2 性,年齢(5歳階級)別総人口および日本人人口:2000, 2004年 - 国立社会保障・人口問題研究所 一般人口統計 -人口統計資料集(2006年版)

§日本版のdiggとしてはnewsingなど優れたサイトが多々あります。


私たちが注目するということ。#1

2006-11-23 16:58:46 | ウェブの向こう
新の記事をいち早くキャッチし、そしてその記事に簡単な紹介のコメントを付加できる。それをサイトに登録するとたくさんの人がそのコメントを目にする。そして、興味があれば内容をみて「よい記事だ!」と思えばgood、「勘違いも甚だしい、ひどい記事だ!」と思えばbadとたくさんの人が評価できる。
最終的に出てきた結果、goodがたくさんあるサイトを見ると最新の信頼性のある記事を見ることができる。

そんなつくりを持っているサイトの代表に「digg」があります。こちらの利用者は2006年8月に500,000人を突破しました。†
しかも、この50万人の登録者の新しい情報を得ようとするモチベーションは極めて高く、上位に上がってくる品質のいい記事も科学、医療、政治、経済など多岐にわたります。すごい情報量と速度です。


つづく


Great news for digg! posted by danhuard at 2:17 PM - Digg Blog

百万人の情報収集能力の集合体が主要なマスメディアに匹敵するか。#2

2006-11-19 21:47:23 | ウェブの向こう
本でソーシャルブックマークでははてなブックマークなどがあります。ユーザー数は2006年6月現在で45,000人。†
つまり、45,000人以上の人が目と脳を使い「これは!」と思う記事を探している結果がそこにあるわけです。
私が情報収集の目的で使っているのはソーシャルブックマークのオリジンであるdel.icio.usです。
こちらのユーザー数は2006年9月25日に1,000,000人を突破しました。‡
百万人の情報収集能力の集合体が主要なマスメディアに匹敵するか。私の答えはYESです。
要は、百万人が日々いろんなものを見ていて、たくさんの人が「これすごいこと書いてるぞ!」とか「これはおもしろい!」と思ってもし数百、数千の人がブックマークしたら、その記事はもうニュースと同じ位貴重なのです。

でも、どんなにいい記事でもブックマークされなかったら結果が出てきません。記事を見て満足したらブックマークする必要がないですしねまた、ブックマーク自体他人に見られることを前提としてないので、たくさんの人がブックマークしてても「なぜ、たくさんの人がブックマークをしているのか?」とかがわかりにくいのです。

そんな中、さらに情報収集と最新動向に注目した流れを作っているものがあります。そのうちのひとつを次回紹介します。

つづく


写真:フランスのヌ ガーってお菓子らしいです。味は・・・なんとも。


事例編~Web 2.0サービスの中を見せます 第1回:Inside Hatena Bookmark - ThinkIT
now serving: 1,000,000 September 25, 2006 - del.icio.us / blog

百万人の情報収集能力の集合体が主要なマスメディアに匹敵するか。#1

2006-11-18 23:44:16 | ウェブの向こう
界で起こっているムーブメント。いや、難しいものではありません。
ランキングサイトってありますよね?あれは、どこかのサイトがいいぞ!ということを投票制で評価して、信用を付加するものなんですね。
それを、記事単位でやっているんです。例えば、インターネット上に自分のブックマークを置くシステムでソーシャルブックマークというのがあります。気になった記事はすぐにブックマークできます。で、それは出張先だろうと帰省先だろうと仕事場だろうと場所を選びません。これはこれで便利です
   †    †
また、他の人が同じブックマークを何人持っているのかわかります。そして、同じブックマークをしている人が他にどのようなブックマークをしているのか見ることができます。(公開モードの場合)
ブックマークをたどっていくことで、自分の知りたい情報がどんどん入ってきます。

でも、ここで注目したいのは、人気のある記事はたくさんの人がブックマークするということです。どれだけの人がブックマークしているのかウェブ上なら把握できるので、その上位にくる記事は信頼がある程度おけることになります。


つづきます。


写真:地元のうどんです。鍋焼きうどんもおいしい季節になってきました

ウェブの向こう

2006-11-15 23:11:28 | ウェブの向こう
日は新しいカテゴリーを作りました。
ウェブの向こう。新しい時代が来るとか色々言われていますけど、もう既に私たちはそこに居ると思います。
そんな感じの私のくだらない考え事を意味不明にならないような言葉にして綴って生きたいと思います。
     † †
まず、一言書いておきたいできごとがあります。ちょっと前の記事ですが、ブログはメディアになりうるか?という話が有識者たちを交えてディスカッションされていました。ブログがテレビとか新聞の代わりのメディアに将来なっていくか?という可能性の討論ですね。これがその詳細についてのリンクです。
ひろゆき氏「市民メディアはマスコミに勝てない」 (1/2) - ITmedia News

ブログが登場してからいろんな人がいろんなことを書きます。でもそれがホントか、ウソかわからないんですよね。で、ブログ記事に信用を付加させるためにどうするか?という議論ともいえます。それを有識者の人たちが「うん、これはいいね。」ということでOKとする側と、うそもほんとも判断は自己責任とする側。前者は結局、間に人の検閲が入り情報が操作される可能性がありジャーナリズムに反する点、後者は情報を提供するべき閲覧者自身の敷居を高くしている点で問題がありました。
mixiなどのSNSは情報の発信者自身を関係者にすることで信用を付加しています。信用している相手だから書くものに疑いを持たないし、だから見たいと思うし価値も上がるのだと私は勝手に思ってます。でも、情報の幅でいうと厳しいんですよねぇ。。

世界ではその部分をうま~く折衷して信用を付加するシステムを構築するべくある種のムーブメントが起こっています。

つづく。

写真:最近、革カバーのメモ帳を買いました。こういうのがあると、思いついたときすぐメモすることが楽しくなります。

ここまで続いたのも皆様のおかげでした。

2006-11-07 23:30:01 | Costa Rica 旅史
このとき私はたまたま全てハンドキャリーでした。
受付「完璧です。すばらしい
といって、代替便の券は発行されて事なきを得ました。最後の最後まで何が起こるかわからないものです。
でも、これを日本の旅行会社をつかってどうこうしていたらまた、時間のロスだったと思います。現地で運良く解決できてよかったです。今思えば本当に不幸中の幸運でした。

・・・・・・

そして、無事デトロイトにつきました。予定より少し遅れましたが、十分時間はあります。昼食を空港内のレストランでとりました。アメリカらしいステーキです
そして、ミラービールを飲みながら
「あ~、もうすぐ帰ってしまうんだなぁ。」
と、虚無感を若干感じつつ外で飛び立っていく飛行機たちを眺めていました。

関空行きの便に乗るとようやく一般の方々の日本語が耳に入ってくるようになりました。そのときようやく、さみしさが少しこみ上げてきました。ああ帰ってきた・・・という安心とともに。




おわり。


最後までお付き合いいただきありがとうございます。ここまで続いたのも皆様のおかげでした。いや、本当に長すぎでした。
改めまして今まで本編にて、クリックしていただいた方々やコメントいただいた方々、そして、今これを見ていただいているあなたへお礼を言わせてください。
ありがとうございます。
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