暇人短剣符

暇人の日常散策、世界中の友との再会を夢見て日々上昇中。

【考察】興味を持つということ

2007-01-21 09:01:39 | ウェブの向こう
今日は前回の記事のプレイバックです。

私たちが注目するということ。#2

こちらで例として挙げさせていただいていた内容について、国が確認を行ったようです。

自殺12件でいじめを確認 2件は「主な原因」

知ろうとすること、そして真実はすこしだけ見えてきました。

この件もですが、さまざまな問題は既にあったのに学習指導要領の全部改正(最近騒がれているゆとり教育政策の一部)後から急に家庭内事件や自殺問題を頻繁にマスコミが取り上げるようになりましたね。そして、ゆとり教育を見直すことになり体罰基準変更へ。つなげていくと戦いに似たようにも見えます。

こう考えると、やはりマスメディアって興味深いものがありますね

電子家族図

2007-01-18 23:49:41 | ウェブの向こう

るほど、よく考えると面白いです。今回はありきたりに思える家系図を作るというサイトをご紹介します。

Geni - Everyone's Related

このサイト、何がすごいって自分の父や母、姉妹、兄弟がそれぞれIDを持っていて電子上でつながっていくSNSなんです。で、お父さんがその兄弟とつながっていきます。そしてその子供へ・・・そんな感じでmixiでいうと家族限定マイミク関係図のようなシステムになっています。
躊躇する方、多いと思います。mixiとかGreeとか親子でしているなんてなかなか居ないでしょうし。でも、十分実現可能なモデルです。韓国の最大手SNSであるサイワールドでは国民の約3人に1人が利用しています。一人がいくつも登録している場合があるかもしれない?いえいえ、サイワールドはセキュリティ上、住基ネットのような国の住民登録IDと実名の公開が必須なんです。その数1600万人超
そう考えると、非現実的な話ではありません。家族崩壊はかなり昔から叫ばれていますが、う~ん、これで補えるとは思いたくはないですね。でも未来に向けて世代を超えてつながっていくSNSって壮大です

真実はいつか、白日の下に

2007-01-13 04:00:25 | ウェブの向こう
部告発という言葉は記憶に新しいです。告発者が保護される公益通報者保護法が施行されて9ヶ月が過ぎました。が、しかし内部告発のニュースが増えたか?というといまいち印象が薄いですね。そもそもこの法律自体、プライバシーが漏洩した場合に告発者を保護するもので、ジャーナリズムを保護するものではありませんよね。
今回は世界的に動こうとしている告発専用の組織とサイトのご紹介です。

Wikileaks.org

Wikileaksは政治的な告発を専門として、アジア、旧ソ、中東、アフリカに焦点をしぼり汚職が絶えない政界の透明化を目指しています
告発記事は暗号化と分散化ネットワークにより投稿することで高い匿名性を持っています。そして記事は原文でWikileaksの名の下に公開されます。さらに、内国告発国民で構成されたコミュニティにより妥当性、信頼性、反証可能性、信憑性などあらゆる角度から討論され、サイト上で公の場に向けて説明が追記されたり、あるときは他言語に翻訳され世界に発信されたりします。
記事の投稿方法は、関連サイトを紹介しながら丁寧に説明されています。

        †        †

発展途上国の(もしくは最近までそうだった)公的サービスを含むあらゆる政治的な機関は本当に汚職の嵐だったりします。中米の税関の話もそうです。アジアでも同じでした。そういう国では往々にして警察も賄賂を要求し、払えば不問になったりします。これはほんの一部です。
汚職は利己的であるという特性上、生産性がなく発展性もありません。つまり、汚職による特定人物だけの虚栄では国も真に発展しないのです。

サイトにあるゴーダマ・シッダールタの言葉には目を奪われました。
「この世には長く隠し通せないものが3つある。それは月、太陽、そして真実だ。」

このサイトには今も真実が投稿されています。

ベビーシッター、信頼と危険性

2007-01-10 01:59:41 | ウェブの向こう

る寒空の朝、玄関での会話。

ベビーシッター(以下ベ)「今日なんですけど、夕方から雨が降るっていうじゃないですかー。帰りのタクシー代いただいていいですか?」
母親「え?そちらの会社の方から出ないんですか?(交通費含めた契約料金を払っているはずなのに・・)」
ベ「いや、それが出ないんですー。いただけませんかぁ?」

ここで、母親は考えます。もう、出かけないと時間に間に合わない。そして、赤ちゃんはこのベビーシッターに預けないといけない。ここでごねたら、密室になる我が家、わたしの赤ちゃんに何をされるかわからないっ・・・

これは物語でしょうか?わたくしがこの話を友人から相談されたとき、「ベビーシッターをチェンジしてもらえばいい。」といいました。チェンジ希望の理由はベビーシッター派遣会社の耳に入り、そしてその問題のベビーシッターは解雇されるでしょう。これで解決するか?
いいえ、同じ脅威は付きまといます。そのとき、そのベビーシッターは解雇の原因になった家と赤ちゃんを知り尽くしているのですから。

わたくしは解決策は何か、検討しました。答えは会社側が率先してベビーシッターが癒着しないようにローテーションさせるという、効率の悪いものです。これを実践している会社がどれだけあるでしょうか。そもそも、このような問題あるベビーシッターはごく一部で表面化しにくいのです。託児所では先日もニュースであったように、問題が絶えません。共働きが増えていくのに、どうすればこの国の少子化の原因となる育児問題を解決できるでしょう!

          †          †

・・・ですが、時代は進んでいました。

CareSquare

このサイトはシッターとそれを必要としている家庭をミートさせるSNSです。シッターは登録後、SNS上にいる実際の知り合いを通じて乳幼児の世話をします。その結果はCareSquareでコメントや評価として残ります。それを見た別の家庭はマイミクと同じようにオファーをかけます。
シッターのプロフィールには料金や保有資格、経歴の他、どの時間帯が空いているのか予定を見ることができるようになっています。ちょっと旅行で1日あけるとか、急な出張でも対応できます。

目的意識のあるSNSが有用であることは前回お話しました。これはその成功例の一部でしょう。

問題がわたくしたちの中にあるとすれば、それを解決できるのもきっとわたくしたち自身です。1日でも早く、日本にもこのようなインフラができることを切願します。

注:文中でも述べましたがこのような問題のあるシッターはごく一部と考えます。シッター会社の選定、シッターとの十分なコーディネートで問題が回避できることはいうまでもありません。

面白い内装で話題を呼んでいるホテル

2007-01-08 00:15:16 | ウェブの向こう

て今日は、面白い内装で話題を呼んでいるホテルのご紹介です。

Arte Luise Kunsthotel 306 Comic

ドイツのベルリンにあるホテルなんですけど、リンク先でわかると思いますがそれぞれの部屋ごとにコンセプトがあるんです。上記絵にあるようなコンセプト名「Comic」なんかほんとに合成かな?と思うぐらい凝ってますよねぇ。でも、すべてリアルとして体感できるわけです。宿泊者はカートゥーンの世界に迷い込んだような感覚になるのでしょうか

        †        †

旅館やホテルとしてのコンセプト、そして部屋としてのコンセプト。普通、宿泊施設にはグレードというステータスしかありません。同グレードの部屋格差も軽微です。しかし、それとはまた別の個性という付加価値をつけることでこのホテルは成功しています。こういうアプローチは非常にわくわくさせますね。
たとえば、そう。事務所とタイアップして有名人と同じつくりの部屋(間取りや家具の位置など)を作ってみたり、海外のホテルで2部屋だけ和風にしてみたり、一部屋ごとにオーナーを募り内装をカスタマイズしてペイするというのもおもしろいでしょうね

脳の回転を加速させる22の方法(その1)

2007-01-07 02:48:08 | 頭がよくなる

ーマニアの学生さんが運用しているlifehack系のブログRirian Projectで記載されている脳の回転を加速させる22の方法です。

22 Ways To Overclock Your Brain - Ririan Project

全部理論武装されていて、それなりの科学的な根拠が記載されています。(科学的根拠については上記サイトをご覧ください)
頭がよくなるなんとかっていう宣伝文句系はあまり好きじゃないですが、DHAがどうだとか脳を鍛えるゲームとかが人気ですから(わたくしも漏れずマイブームです。。)関心あると思い、取り上げてみることにしました。内容を簡単に抜粋してみますね
関連書籍等も一緒に載せてます。


1. 運動をする。

心と体はつながっているといいますね。健康な頭は健康な体から、ということでしょうか。

 

※おすすめ本 

 



2. 脳をリフレッシュさせる
リフレッシュするものとして何がいいか?

未踏地への旅行、通勤経路の変更、新しい味、においの経験などをリリアン・プロジェクトでは挙げています。

 

※休日の午前に読むとフレッシュになれそうなおすすめ本

旅を思い描くのもあり。

 

おいしいもの食べに行くのもあり。





3. 一日10個以上、疑問「なぜ?どうして?」を見つける。

普段の色々な当たり前に対して考え直すということでしょうか。想像がかき立てられそうですね。


※なぜなぜを書き立てるおすすめ本


なぜなぜと聞いてくる子供に答えるための虎の巻として使われるうわさの書。

 

なぜなぜ?と物知りは表裏一体。話のねたの引き出しが増えるこの一冊



4. 笑う。

笑いは体にもいい効果を与えるようです。笑える仲間といるのも一番ですね。


※わらえそうなおすすめ本






5. 魚油を摂取する。
週3回以上サーモン、鰯、鯖、ツナなどの魚を食べるといいとのことです。

 

※おすすめ安めのDHA

 

贅沢にウマウマは↓ 

鯖缶仕込み・甘辛醤油(さばの缶詰め)ユアーズホテルグルメショップ

 


6. 思い出す。
古いアルバム、高校の卒業アルバムを引っ張り出してきて記憶をたどることがいいようです。

※おすすめ書籍

(あなたの家の押入れのダンボールの中、実家の引き出し)



7. 脂質をカットする。
脳への酸素流量を低下させグルコースの代謝を悪くする脂質の摂取を控える。一日のカロリーの30%は脂肪から摂取してもよいが、魚やオリーブオイル、ナッツや種の類のものにするべき。特にクラッカーやスナックに含まれる硬化油トランス脂肪は避けること。

とのことです。トランス脂肪酸・・・?気をつけないといけないですね。


※おすすめトランス脂肪酸フリーの油


※トランス脂肪酸に関連する本




8. パズルをする。
ジグソーパズルやクロスワードパズルなどがいいようです。

 

※おすすめ3Dパズル

 

240ピースです↓

 

 


9. モーツアルト効果を得る。
モーツアルトの曲を聴く。ただし、全員に効果があるとはいえないとのことです。

※おすすめCD

250周年記念CD↓

脳に特化した選曲によるオムニバスCD↓

 


10. すでに体得している自分のスキルを上達させる。
たとえばトランプならより強い相手と、絵画なら新しい画法をすることを提案しています。何事にも終わりはないのですね。

※なんでももっと上達できると信じ続ける強い心を持つあなたにおすすめの本

 

11. アルコールを飲みすぎない。
アルコールが脳細胞を破壊するというのはすでに古い情報である。日本人3500人を対象として行った調査によると、日々アルコールを適量摂取した人の方がまったく飲まない人より年を経てからの認識能力が高いという結果がでています。
ただし、俗に言われる一気飲みや週末の泥酔は避けるべきです。ラット実験によると大量のアルコール摂取は海馬(脳の記憶領域)に対して影響を及ぼすことがわかっています。
またアルコールはラットの脳にダメージを与えるだけではなくその修復も阻害することがわかっています。これはつまり人の場合はメンサ入会は諦めた方がいいといえるとのことです。


その2につづきます

 

 


旧友との再会ツール

2007-01-05 19:08:09 | ウェブの向こう
日同窓会に参加したのですが、たくさんの旧友と会いました。数人は大手SNSに入っていたり、ウェブメールをしていたりしてつながりを持つことができました。
この同窓会にしてもインターネットを通じて招いていただいたものです。今回ご紹介するのは、人気が出つつある人探しツールです。
Long Time Lost

このサイトに探し人を登録するとGoogleなどのサーチエンジンにインデックスが作られます。そして、エゴサーチ(自分の名前をサーチエンジンで検索する事)をすると結果に「あなたを探しているひとがいるよ~」ということがわかります。両者の間にはLong Time Lostのシステムが仲介するのでプライベート情報が漏れることはありません。サーチエンジンとの連携はまだうまくいっているか微妙ですが、現時点(2007/01/05)で登録者数は1568人、被検索者数は1151人、再会者は93人います。
驚くのは登録数増加の速度で、(2007/01/03)時点では被検索者数は600余人、再会者は56人でした。2日あまりで被検索者と再会者が倍になっているのです。

        †        †

こうした再会ツールが出てくるのはSNSが結局セキュリティ対策により、再会しにくくなっていくからではないかと思います。でも、名前とそれにまつわる情報も個人情報ですから今後どのように検索される側のプライベートを守りつつ、再会効率を上げるかが課題ですね。
課題はありますがこれだけ人気がでるのも過去に出会った人たちとの関係というのは人生の財産だからではないでしょうか。一期一会の大切さ、別れた時のつらさ、再会したときにはLong Time Lost長く失われた二人の時間が喜びになって返ってくるはずです。

Q&Aの新しい使い方

2007-01-04 14:25:22 | ウェブの向こう
回と話がつながるのですが、面白いQAサイトがあったのでご紹介です。

FunAdvice

このサイトの特徴は自分のQ&AをリストにしてブログやSNSなどに貼り付けることができるという点です。自分がいまどのようなことに疑問を持っているのか、またどのようなことに回答をしたのかを表示することができます。
疑問は個性の大きな要素だと考えると、こういうアプローチは面白いです。

       †       †

人力検索はてなとか教えてgoo!とか答えてねっととか疑問を解決するためのサイトが本当に大量にあります。最終的に質問が出切ってしまって99%昔の質問の繰り返しになったときを考えると、人力検索という考え方ってある意味正しいですよね。結局昔の質問を検索することになりますから。
QAにしても個人に対して聞くというより、誰か教えてという感覚で、なんでも知っているはずの知識の集合体に問いを投げているような気分にさえなります。
某巨大掲示板とかは匿名性を出すことでさらに集合体に近くなっていると思います。不特定多数の集団と会話する、集合体とのコミュニティサイトですよね。でも、コミュニティサイトは集合体から個人へ、BBS⇒SNSに多様化しているんだったら、知識の集合体が形成されていく流れも多様化すると思います。Wikipediaが一般的になってきたのも最近ですし、これからだと思いますがどうでしょう。

法則性という魔法

2007-01-02 02:01:12 | ウェブの向こう

系の人に限った話じゃないですが、算数(数学)のジョークを取り上げてみました。

"Everybody LOVES a math joke" - MIT Admissions


特にハンマーセッションだったのは、最後の極限の問題。無限大は8が横になったと考えた学生さん。ある意味正しい

       †       †

物事には法則性があって、それを瞬時に理解するとそれなりの結果を出すことができます。5を聞いて10を知る方法があるとすれば、こういう方法かもしれません。
でも、上記にあったように意味が理解できていないと結果も薄っぺらになり、すぐにばれます。
これは、数学に限った話じゃなくて法則性という意味では日常でもそうです。これをあえて日常の公式化と表現してみましょう。たとえば、そうですね・・・毎年のように正月は何で祝うのか?も面白い問題のはずです。
そう、すべてには意味があって現実に結びついています。でも、すべての起こっている物事の意味を知るには少しばかり時間が足りないのも事実です。
でもね、なんでだろぅって疑問を抱きながら生きていくぐらいはいいじゃないですか。そんな感じで今年もはじめたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします