今年の盆休みは 天候不順で災害があちこちでありましたが、この地方は幸い何もなく無事に長い休みが終わりました。
「お盆」とは正式には「盂蘭盆会」といわれるもので、古代インドのサンスクリット語で「ウランバナ」から来ており 「逆さ吊りされるような苦しみ」からきており、誰が苦しんでいるかというと 亡くなった人「死者や先祖」が苦しんでいるのを、お盆の時期に 先祖供養させて頂き 先祖に感謝する行事であり、古来お釈迦様の時代から伝えられている仏事です。
お盆休みは旧暦の8月15日前後に先祖の霊を迎え 盆の終わりに送り火によって送り出す習慣ですが、最近はその意味も薄れ日本の暑い夏を休暇として、故郷へ帰り墓参りや親の顔を見たり、友達と旧交を温めたりする日本の一大行事になっています。
盆が過ぎると残暑があるとはいえ 少しずつ吹く風も涼しくなり秋がやってきます。夏バテにならない様に体調に気を付けて頑張っていきたいものと思っています。 後藤 武