コピーセンター 生川です。
先日、北野武監督の映画「アウトレイジ」を見ました。ここ最近の北野映画はゴダールのような作風が続いていてどうしっちゃたのかなと思っていたら今回は「Brother」や「座頭市」の時のような比較的分かりやすい内容でした。それでもアイドルも女もCGも出てこない、ただあるのは怒声と暴力のみというシリアスな内容ですが・・・。カンヌでは賛否割れたそのリアルなバイオレンス描写が仇となってか客席はガラガラでした。最近の井筒和幸監督の「ヒーローショー」（こちらもガラガラ）も同様に敢えてリアルな描写をすることで逆説的に暴力を否定しているのだと思います。「ヒーローショー」の方が本職じゃない分恐かったかな。いずれにしろスクリーンで見る分にはいいのですが実際にあーゆうメに遭うのはたまらないですね。