『令和の民俗学』汐留一郎

日本のグランドデザインを考える

屋島へ 戦場の美学

2018-06-28 19:38:01 | 日記
平家物語のクライマックスと言えば壇ノ浦ですが 個人的に好きな場面は屋島の戦いになります。 当代随一の伊達男、義経と共に坂東の片田舎から 四国くんだりまで来た那須与一 扇の的、西国の住民とすれば乱暴狼藉を働く関東の荒蝦夷に 恥をかかされ決して心持ちいいものではないのですが しかし、扇で挑発すると共に神意を伺うという 戦場にあり得るべからずのシーン 琵琶法師の語る与一の流麗な鏑矢語る方も聞く . . . 本文を読む

東西の王国 四国と陸奥

2018-06-28 10:27:01 | 日記
岩手県の面積は四国四県に匹敵する。 どちらも山深いが山海の珍味が豊富で 自然環境豊かな土地である。 四国程の地域の多様性はないが岩手も 独立国のような挙措を垣間見る事がある。 人口減、過疎に悩ませる土地であるが、 その民度の高さは東日本大震災で証明される ことになった。 四国の住民も同様で威勢のいい本土連中を嫌って 大学は高知から愛媛大学に進学するなど 島内で完結する場合も少なくない。 島 . . . 本文を読む