しんまい先生の徒然日記

剣道を通じて、子ども達と共に修練を積み重ねた日記・記録です♪

紅白戦

2008-03-28 18:06:04 | インポート

3月27日(木)19年度の納め紅白戦を行いました。私が到着した時は既に体育館から元気な準備運動の声が聞こえていました。「おっ気合入ってるなぁ~」

全員で整列し、開会式を行った後、新期生の日頃の成果を発表しました。みんな元気よく、素振り、跳躍素振り、左右素振り、前後足捌き、すり足で入り込んでの面打ち、小手面打ち、小手面胴打ちをしました。よく出来ました

続いて紅白戦に出るメンバーが面を着け、切り替えし、面体当たり面、等の基本稽古を終え、いよいよ紅白戦です。

1回戦、紅:古野正樹くんVS白:溝口京祐くん、お互いどっこいどっこいです。深く入りすぎたり、引き技から追い込めない所や合い面は同じ技でした。古野くんは、たまに抜き胴を打ったりと上下に攻めていましたが、一本にならず・・・時間切れで延長戦へ。(延長戦は1回だけ)京祐くんの手元が上がったところに古野くんの小手が当たり、一本勝ち。

2回戦、紅:伊藤知博くんVS白:矢野文悟くん、先日の九電杯で好成績を残した伊藤くんの試合に注目が集まりますw対する矢野くんは、声も体も出ていて気合十分でした。小さく早く打ち込む事が出来るようになった事で伊藤くんの攻めを許しません。矢野くんが1本先取、2本目で手元が上がった所で小手を捕らえ2本勝ち。

3回戦、紅:中村元生くんVS白:越智幹太くん、中村くんは気合十分に対し、越智くんはテンションが低く感じました。中村くんは剣道を始めて1年程の初心者です。まだまだ基本的な足捌きや打突は他の同級生と比べ経験不足な所はありますが、気合や声やそして最も大切な「気持ち」は益剣の中で一番です!オッチョコチョイな所はありますが、彼が技や捌きを身に付けると誰も太刀打ち出来ない選手になる事でしょう。鍛え甲斐がありますw結果は引き分け。中村くんの気合や攻めにペースを乱され自分の持ち味を発揮出来ないままでした。越智くん、どんな相手でも全力で戦う事です。やり難い・苦手な相手ほど勉強になるものですよ。

4回戦、紅:伊藤三那子ちゃんVS白:籾井茉夕花ちゃん、三那子ちゃんは声が出るようになりましたね~足捌きも出来てきてます。こちらも五分五分な対戦です。試合は茉夕花ちゃんが先取。その後、三那子ちゃんが取り返し、勝負。茉夕花ちゃんが下がった所を追い込んで面ありでした。茉夕花ちゃんは頭をひねって避ける癖は直した方がいいですね~避ける時は足と竹刀で捌いてください。切り返しの受けの要領だね

5回戦、紅:矢野敬祐くんVS大淵豊晴くん、矢野くんは打突や足捌きが上手になってきましたね~大淵くんはパワーがありますのでスピードが増してきました。2人の対戦は出鼻勝負です。審判をしてても気持ちよく旗が揚げられますw試合は1本1本の勝負に入り矢野くんのコンパクトで体が出た出鼻面で勝負が決まりました。2人とも次の課題は2段打ちですね!

6回戦、紅:四川椋一くんVS四川滉章くん、兄弟対決です。兄の滉章くんは中学生になって技が綺麗になりました。稽古してるんですね~(^ー^)bしかし、試合展開は違いました。弟の椋一くんが攻め続けます。滉章くんは終始押されていました。最後は手元が浮いたところへ椋一くんの小手が決まり、2本勝ち。攻めを持続した事が勝利の鍵だったようです。

最終戦、紅:中島和基くんVS井桁英也くん、中学2年生対決です。気合が入っている中島くんに対し井桁くんは今ひとつに感じました。今回の試合は中島くんの2本勝ちでした。井桁くんは身長を活かし上から乗って打ち込む事を習得すると良くなると思います。中島くんはもう少し足から打突に出ると手足が一致して強烈な打ち込みが出来るようになります。立ち上がりの攻めや崩しを覚え、自分のペースで試合が出来るように研究してください。

全体的に声が小さいですね~日頃の稽古から充実した気声で足を使って打ち込む稽古を心がけてください!!気がついたらその都度注意しますのでしっかりと頭に叩き込んで改善してください。あっ今、春休みよね!!一日1回は素振りをすること!!

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