真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

Rayの呟き:新コロナウイルスと末日の劫難(6)

2020-04-21 13:24:03 | 道を求める聖なる物語(人・日本・世・宇宙)

(四)経典による末劫の証明~2

頽廃の風潮は宗教の上にも現われ、邪教が創設され、異端を称え、責任のない邪説を宣べ伝え、打算的、現実的な民衆はそれに釣られ、踊らされてすっかり違った宗教観念を植え付けられました。そして人類愛の心が利己的、個人欲に変わりました。欲の固まりの両者は相互に利用し合って結構栄えてゆきます。

これらの罪悪は、必然的に仇と仇を結び報復が繰り返されます。一つの霊が何百・何千もの人間に転生して、積み重ねた怨霊が目前に迫ってくる空前絶後の三期末劫に変わりました。

白陽と称する理由は道運が南方(紅)から西方(白)に転換したもので、白陽は天に在っては利正に属し、地に在っては秋季の五穀百果の成熟する時期であります。

西方は五行では金に属し、五色に在っては白に属しますから、これを名けて白陽と言います。

日常生活における衣服・建築・装飾に至るまで白をもって美し尊ばれ、これを基にして考えられます。自然の気候の返遷から言っても春は青く、夏は赤く、秋は白んできます。

青陽時代、喪服は赤をつけていました。それは父母一点の血を保持していることを意味しています。

紅陽時代の喪服は赤色ですが白をつけていました。これは父母一点の根本を保つことを意味します。白色は色素の根本であります。

白陽の喪服は黒であります。これは父母一点の真常を保持することを意味しています。

常とは変わらないことであり、五色の中で変わらないのは黒だけです。黒色は他の色彩に染め換えられません。東西南北を青紅白黒の順序で言うと、白の次の来るものは当然黒であります。

ある人が「それならば将来に黒陽時代があるか」との質問に対して、「ない」と答えなければなりません。「三陰」と言わないで「三陽」と言ったのは、人類は陽だけの時代に住むことができることを意味しています。

太陽が地球にあたる箇所、それは東方から南を経由して西方に沈むからです。これを白昼と言い、陽が西に没すると同時に西から陰が起こり、北方を経由して東に至ります。これを黒夜と言います。これから再び陰が陽に交わりはじめます。

白昼は陽であり、黒夜は陰であり、陽時の太陽は東より南を経過して西に没するから、只、青紅白の三陽だけあって黒陽は存在しません。黒陰は人や万物は棲息できません。既に黒陽が存在しない以上は白陽をもって末陽とし斯る災難を永劫と称される所以です。

しかし、天地創造主は非常に大慈大悲・大仁愛で、善悪玉石共に亡ぼされるのを忍び難く思われ、ここに第三次の大道を降下し済度され、道盤を弓長祖に授けられ最後の普伝が行われます。天に代わって真法を宣化し、三層の鬼神を儘く救おうとされています。

三期の末劫が迫っているが故に、天地創造主は三宝を証として我々を救い、末劫の淘汰より逃れさせてくださります。

三宝は秘密法であり、口外漏洩はできませんが、一旦事あり、時至れば一度これを念じ用いますと、ただちに諸天神仏の御庇護を受けられ、暗黒の七十七、四十九日末劫期を安泰に過ごすことができます。聖書に「その右の手、あるいは額に徴章(しるし)を受けしむ・・・・・智慧は茲にあり」(黙示録13章16~18)とあります。

その時、全心霊を明師の指点された玄関に集中して霊気を調え、天神と通じていただきたものであります。かかる時に速やかに口授心印の心法を庶民に大開し、あらゆる縁者を救いたいものであります。万教帰一を果たし終えた後、3600名の聖人、48000名の賢人が選別され、白陽万八百年の青史が飾られるのであります。

万年に留まる大業だけに我々の置かれた今の立場と役目は極めて重大であり、実に不思議な時代に生まれ合わせたものであります。

近代の発展を築くのに長年の歳月を費やしましたが、これを一朝にして徹底的に壊滅させることもできます。最古の妙法が超近代の現在に冠して人々を挽き返そうとされています。

自惚れの鼻を挫かれた人々は古の姿に立ち返り、敬虔な日々を過ごすこととなる時も遠い将来ではありません。

以上は末劫の一端を証明したものであります。
天地創造主を認め信じられんことの一日も早かれと祈って已みません。

3000年に一度策と言われる優曇華(うどんげ)』の花が、世界各地で咲いている

第5章 白陽の世界 に続く

 


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