広隆寺・弥勒仏の手印は求道によって授かる三宝の一つ
佛説弥勒救苦経(一から三十七まで配信します)
弥勒古仏の説くところに依れば、この弥勒救苦経(みろくきゅうくきょう)は時に応じ、運に応じ、三期の末劫(まつきょう)の時代に世に降された。
すべての原人をして、この経文を見れば速やかに災いの原因を知り始めて道を悟り、悪を改めて善に向かい、正法を得て超生了死がかなえられ、本源に返ることができる。
この経はすなわち三期に世を度(ど)する宝の筏(いかだ)である。又説くに弥勒仏が世に降りることは小さいことではない。
弥勒仏の下生(げしょう)は天道に従って道統を接衍(せつえん)し、天盤を掌握して白陽・万八百年の世を治め、三層(さんそう)を普度する祖師(そし)となる。
万教を帰一し、九十六億の原霊を救う古仏の降世(こうせい)を軽く視てはいけない。
続く