安達太良山を後にして、磐梯吾妻スカイラインの
ほぼ中間地点にある浄土平へ向かいました。
せっかく磐梯吾妻スカイラインを通ったというのに
標高が高くなるにつれ辺り一面に深い靄がたちこめて、
紅葉に色付いた山の景色がほとんど見えませんでした。
(途中、ちょっと雨も降っていたりして・・・。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/dd/9ef3ca376e185771c9bfbc964d29c331.jpg)
標高1600mの浄土平に到着。
添乗員からは、浄土平についての説明もなく、地図も貰えず、
ここでの集合時間は1時間後だと、言い渡されたのみ。
しかも、半端じゃないもの凄い強風が吹き荒れている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/7b/1fe75d7ad792c769094088c60d9583c7.jpg)
福島県出身でありながら、浄土平を訪れるのは初めての私。
あまりにも風が強すぎて、あれこれ考える余裕なんかない。
とりあえず、目の前にある吾妻小富士に登ってみることに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/a7/51dc8e4bfab6e11eef77a94a439a1806.jpg)
中腹から後ろを振り返ると、天気が悪いながらも綺麗な風景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/a5/0007bb696c67e582443a2d7a31fddd9e.jpg)
強風に自分自身が吹き飛ばされそうになりながら、
なんとかグッと堪えて踏ん張りカメラを構える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/5e/02ba50c8587c9762989ce2f81d319523.jpg)
こんな景色をゆったりとした気持ちで眺めることもできず・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/92/95ee931140d34c18e4a4a2aef3eb0d81.jpg)
風に耐えながら、標高1707mの吾妻小富士山頂に到着。
直径約400mの火口の周りを一周できたらしいけど、
この時はとてもじゃないけど、気持ち的にそんな余裕なし。
あまりにも風が強すぎて、火口に近づくことさえ憚れるほど。
激しく吹きつける風に煽られ、火口底に落ちたら一貫の終わり。
へっぴり腰でしゃがんで、急いでこんな写真を撮るのが精一杯でした。
天気が良ければ、ここでゆっくりできたんでしょうが、
あとは強風から早く逃れたいと、山を降りるしかない・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/11/112a846c8040e47740a6adcbad7b16e4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/b4/e60902f7f84495e20a07ee22b0a21e5f.jpg)
ああ、ここでもまた大いなる心残り。
風が吹いていなかったら・・・、もっと時間あったなら・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/4c/16b8f2cfc15cc35eefad07f7acd692b5.jpg)
浄土平にも絶対にまた来なきゃ!
吾妻小富士に登って火口一周するのはもちろんのこと、
一切経山に登って、そこから吾妻小富士の火口を上から眺めたい。
(2011年10月15日撮影)
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