にせ悟空の麻雀道中記

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とつげき東北氏の功績

2007年11月07日 21時12分25秒 | エッセイ
公開対局ではとつげき氏と協会プロ、はたしてどっちが強いのか?が話題になっていたと思う。
もちろん半荘2回の結果でその答えが出るはずもないのだが、麻雀打ちとしては興味のあるところだろう。

自分の個人的な意見だが、別にとつげき氏が必ずしも雀力で他の面子に勝っているとは思わない。
結論を言うと、どちらが強いかは分からないということになる。
いや、とつげき氏は実戦から離れている分、少し不利かもしれない。
吉田プロとかは痛いブログを書いてこそいるものの、フリーの収支で生計を立てている?強者といっていいだろうし。


ただここで重要なのは「打ち手としての評価=研究者としての評価」ではないということだ。
あの最強の将棋ソフト、ボナンザの作者も将棋の腕はそれほどでもないという。

とつげき氏の戦術及び、「科学する麻雀」は現時点での戦術書、研究書の最高峰だと自分は考える。
仮にとつげき氏が打ち手として最強クラスではないとしても、その評価には何ら影響を与えない。

ここを勘違いしてる人が多いんじゃないかなあ。


そして、「科学する麻雀」のデータは東風荘の食いタンなしの特殊データだから他では役に立たないという声もよく聞く。

しかし実際は、赤なしであれば食いタンの有無くらい大きな差にはならないだろう。
食いタンでリーチを上手くかわされるみたいなのは、言わばレアケースなのだから。
逆に食いタンで無理に押してくる他家から上がれることもあるわけだし。


実際自分はロン2で四段、R2100のトップクラスの成績をおさめられている。
赤なし専門ユーザーに限って言えば間違いなく自分がトップである。
もちろん、自分がロン2最強といっているのではなく、他の上位ユーザーが赤なし専門で打てばどうなるかは分からないけど。

はっきり言うと、今の自分があるのは「科学する麻雀」及びとつげき氏の戦術のおかげだと思っている。
現在自分は牌効率や仕掛けの分野は自己流だが、リーチ基準や押し引きはとつげき氏の理論に沿って打っている。

食いタンがあり、それなりにレベルも高いロン2でそんな自分がトップになれている。
そのことがとつげき氏の理論が過去に例を見ない優れたものであることの証明になりえるだろう。