にせ悟空の麻雀道中記

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レーティング理論 その6

2007年01月15日 00時35分30秒 | レーティング理論
変動型のメリットについて。
実力がR1900の安定型と変動型がいた場合で考えてみる。


まず、最大のメリットとしては変動型の方が最高Rは高くなるということだろう。
ネット雀士であれば、多かれ少なかれRがモチベーションになる部分はある。

また、ランキングといった面でもより多くの人に認知してもらうことができる。
まあ、ここらへんは自己満足の世界ではあるけれど(^_^;)


他のメリットだが、大会や段位認定といった短期でのずば抜けた成績が求められる場合に有利ということが挙げられる。

大会では連続○戦の収支や短期間でのバトル増加が必要となるため、アベレージよりも瞬発力が重要となる。
この場合、当然いわゆる「確変」に突入しやすい変動型の方が有利になる。
実際、Rは高くないが大会決勝に何度もコマを進める変動型のユーザーがいることからもそれは分かるだろう。


段位認定も、求められる戦数こそ大会より多いものの、三段四段は確変が無いと合格は不可能だと思う。(28戦もしくは56戦で平均順位2.0以下)
この場合も変動型の方が有利となる。

例えば100戦の平均順位2.35が実力の安定型と変動型がいた場合。
安定型は2.15~2.55の範囲に収まるが、変動型は2.05~2.65まで変動するといったことが起こってくる。
また、段位認定には最高瞬間Rも必要なのでこの点でも変動型が有利となる。

ちなみに、自分が四段合格した時もフーロ率40%近い変動型系の打ち筋だった。
あの時は仕掛けが面白いように決まり、楽しい麻雀だったw


このように、変動型は瞬間的な成績が求められるケースにおいて有利になることが多い。
これらのケースではあえて変動型になるべく打つのも一つの作戦になるかもしれない。


では次回は安定型と変動型の対比について考えてみようと思う。
R1800~2000の範囲に収まる安定型とR1700~2100に収まる変動型。
共に実力Rは1900だが、「強いのはどちらか?」
安定型?変動型?両者同じ?

次回までに、みんなにも考えておいてもらいたいと思う。