にせ悟空の麻雀道中記

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レーティング理論 その2

2007年01月02日 18時57分58秒 | レーティング理論
このレーティングシステムでR2000を維持するということはどういうことか?について。

自分がR2000で東南道場で打つ場合。
他家の平均Rは時間帯、人口密度にもよるけど大体R1600くらいだろうか。

R差は400なんで、毎試合4000点の浮きが必要になってくる。
もし過疎の時間帯で他家平均Rが1400なら6000点の浮きが必要になる。
なかなか大変である。

R2200を維持なら、R1600相手に6000点平均の浮きが必要。
正に強者の領域。


ちなみに、R2000の人がR2100に上がるというのはどういうことか?

対戦者平均Rが1600の場合だと、毎試合平均4000点の浮きがR2000維持の条件。
これが雀力の上昇で、毎試合平均5000点の浮きになると徐々にRは2100に近付いていく。
本当に僅かずつではあるが。

これがRが実力通りの値に収束するということになる。
もちろん麻雀は勝ったり負けたりのゲームなので、目に見える形ではなかなか現れにくいが。


こんな感じで、Rが上がれば上がるほど、維持や上昇に必要な点棒収支も上がる。
これがレーティングシステムが相対的にではあるが、公正な評価基準とされる理由である。

数打てば有利のポイント制とは違うので、自分はRが最も信頼できる雀力の基準だと考える。

レーティング理論 その1

2007年01月02日 03時25分13秒 | レーティング理論
自分が1番書きたかったテーマだけど、年始ということで一気に書いてしまいたいと思う。
ひょっとしたら気分を悪くしたりする人もいるかも知れないけど、特定のユーザーではなくあくまで一般論として読んでいただきたい。
数値的なこともいくらか書いていくのでもし間違いがあれば指摘してもらえるとありがたいかな。


まずは基本の基本、レーティングの算出法について。

以前にも書いたが、ロン2のレーティング(以下R)はウマも含めた収支のみで算出している。
順位が何位であろうが、最後に右真ん中に表示される収支のみを基準にRは計算される。


東南道場の場合、その算出法は・・・

まず、他家3人の平均Rと自分のRとの差が計算され、その差×10の値が期待収支となる。
(他家平均Rが自分より200低ければ+2000が期待収支)
この期待収支ちょうどであれば、Rは変動しない。

そして、この期待収支より高い収支であればRは上昇し、低ければ下降する。
変動値は期待収支と実際の収支の差に比例し、点棒3000につき1変動する。


これだけでは分かりにくいと思うので、実際に例を挙げてみる。

自分 R1800
他家 R2000、R1600、R1500

収支 +25000(ウマ含む) 例えば、終了時40000点持ちのトップの数値

まず、他家平均Rを計算
(2000+1600+1500)÷3=1700

平均R差が自分より100低いので、プラス1000点が期待収支=R変動無しの値になる。
(※自分より他家平均Rが高ければ、期待収支はマイナスになる)

実際の収支は+25000だったので、期待収支との差は
25000-1000=24000

これをレート1が変動する値、3000で割り
24000÷3000=8

よってRが+8変動し、終了後はR1808になる。


東風道場やリーバトでは数値が変わっては来るがシステム的には同じ。
期待収支と実際の収支の差に比例してRが変動するシステムになっている。

ここでは分かりやすい数字にしたが、実際はもっと半端な数値でR変動が算出されるため、Rには当然小数点以下も存在すると思われる。
確認はめんどいんでしてないけどねw