にせ悟空の麻雀道中記

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多重あれこれ・その4

2006年11月21日 02時01分27秒 | エッセイ
多重者と守備型の「ピンポイント止め」の違いについても書いてみるが、理解を助けるためにまずはその3の、危険牌ランク分けのところを先に読んでもらえるといいかな。

観戦をしていると、押していた打ち手があたり牌をツモってきた途端に手を崩して降りるということがよくある。
放銃率が低い打ち手には特によくあることだと思うが、守備型の打ち手であればこれはそう珍しいことではない。


多重者との大きな違いは・・・

○守備型 

危険ランクの低い牌を通していたが、後から高ランクの牌をツモってオリ。
結果、それがピンポイント止めになる。
(C Dの牌を通していたが、Aを引いたらオリ等)

○多重者 
危険ランクの高い牌はガンガン通すのに、スジや1枚切れの字牌等の危険ランクの低いあたり牌を何故かピンポイント止め。

これについても多重者は不自然な打牌になることが多い。


気を付けてもらいたいのは、放銃率が低い、ピンポイントで牌を止めたからといって多重者扱いしてはいけないということだ。
守備型の打ち手は時に観戦者から見て過剰なほどに降りることがある。
ただ、それは観戦者には全ての牌が透けているからそう見えるだけであって、実戦者にしか分からない何かがそうさせるケースが多々ある。
これがピンポイント止めに繋がっても多重を疑うべきではない。
(自分もたまにピンポイント止めになるけどw)

他に守備型がピンポイントで止めることが考えられるケースは

○イーシャンテンで、テンパイした時、危険牌を1枚通すだけでいいので押していたところへ更に危険牌をツモってきたのでオリ
○テンパイ、イーシャンテンで押していたが、流局間際で自分があがる可能性も低くなってきたのでオリ
○2フーロとかで降り切る見込みがないので押していたが、安牌が確保できそうなのでオリ
○危険スジがある程度絞られてきたところへ危険牌をツモってきたのでオリ(黒ひげ危機一発ゲームを想像すると分かりやすいかもw)

等が挙げられる。


こういったことを考慮に入れて判断して欲しいが、今後希望があれば多重鑑定を受け付けていきたいと思う。
怪しい人の牌譜があれば、コメント欄や、mixiのメッセ、メール「nise59@mail.goo.ne.jp」等で連絡してください。
確定者は場合によってはここに名前を挙げることも考えてます。

しかし、それ以前に効果的な対策法としてディレイ観戦がある。
時間を遅らせて観戦できるようにするってやつね。
事務局もかつて言及してたと思うんだけどなあ。
変な疑いをかけたりせずにロン2を楽しめるよう、早いとこ導入して欲しいね。