にせ悟空の麻雀道中記

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名人に名手なし

2006年11月29日 03時18分50秒 | 戦術・全般
観戦をしていると、奇抜な打牌、一見上手に見える打牌を好む打ち手によく出会う。

例えばピンフドラ1の手からわざわざ無理に愚形の三色や一通、ホンイツ等を作りにいく打ち手。
あがりきれば「よくぞ選択した」という気分になりがちだが、奇抜な手順ではあがれるのは稀である。

しかし満貫なら、リーピンドラ1に一発や裏をつけての7700の方がまだ現実的だ。
ツモで5200、何も付かなくても3900。
これを確実にあがりにいった方が地味ではあるが、確実に結果を残すことができる。


本題に入り、名人に名手なしとは・・・

めいじんにめいしゅなし【名人に名手なし】 
名人上手であればあるほど、普通に素直な手筋で麻雀をする。
奇をてらった手や、誰もがうなるような見事な牌さばき等とは無縁なのが真の名人である。

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これは面子レベルにかかわらず結果を残せる打ち手のスタイルだと自分は考える。
正着手を確実に間違えずに繰り返す打ち手、これは一見地味に見えるが、特に長期で最高の実績を残す。

「地味な麻雀のあの人が何でこんなにRが高いんだろう?」
ひょっとしたら、高R者の中にはそういう風に見える人もいるかもしれない。

しかし、そういう人こそ真の強者ではないかと自分は考える。
「地味=誰から見ても文句の付けようのない打牌」なのだ。
あたりまえの打牌をあたりまえに、確実に選択できる打ち手になりたいものである。