北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

ピンネシリ(106山目)

2021年12月31日 16時42分58秒 | 山登り 空知

 

 

登山日:2014/6/21

山名:ピンネシリ
標高:1,100m
場所:樺戸山地
コース:砂金沢コース
標高差:830m

ガイド標準時間:登り3時間10分 下り2時間10分 合計5時間20分
ガイド評点:50点 初級

札幌発:6:30
登山口着:8:47
出発:9:00
山頂:11:40
所要時間:2:40
駐車場着:14:15
登山時間:5:15

 

樺戸山地の最高峰、ピンネシリに行って来ました。

ちょっと目的の大雪、日高には時期的に早いので
天気予報と相談して新十津川町から登った。

登山口にはすでに3台の車が 先行者がいるんだね。

 

このお山も花が多いと聞いているけどどうだろうか。

最初のお出迎えはレイジンソウ系
固有種のマシケレイジンソウでしょうかね?

 

 

 

これは!いつも登りは登山道にある花を目を凝らして探しているのだけど
どうみても初見の花だ!

葉からラン科でしょうな
この一株だけ見ることができてめちゃ嬉しかったねぇ

まだスタートして1時間経っていないよ。



*家で調べた結果エゾノクモキリソウかと

 

 

山頂まで4km

まだまだあるがこの標識・・・



思わず笑ってしまうね
死んだフリはだめでしょう

最後の最後は戦うのみ!!

 

 

 

スタートから約1時間。

日の差さない場所に大量のギンリュウソウ。



たくさんあるとちょっと不気味なんだけど

 

 

結構登った地点でフギレオオバキスミレ。

日本海や道南ではおなじみだが
黄色いスミレを見るとなぜか元気が出るねぇ



それだけ好きなんでしょう
そろそろスミレのシーズンは大雪クラスまで移るかな

 

 

一度林道を横切ってさらに登っていく。

登山道にはタニウツギ、サンカヨウ、ミヤマスミレ、キクザクイチゲ、シラネアオイなど花も多くなってきたぞ。

 

ミヤマスミレ


サンカヨウ

 

シラネアオイ

 



2時間すぎに当別側からの登山道分岐。

 



ここから最後の登りは花ロード
エゾカンゾウ、ハクサンチドリ、チシマフウロ、マルバシモツケ、カラマツソウにミヤマキンバイなどなど。

 

ハクサンチドリ

 

チシマフウロ

 

マルバシモツケ

 

エジカンゾウ

 

ミヤマキンバイ

 

 

あ、こんな花もあるんだ

ハクサンナズナは北大雪の平山で見て以来だね。

 

 

 

最後のつらい登りも花が咲いているため苦にならない

結局スタートから2時間50分かかったけど
無事、山頂到着。



山頂には3組が休憩中。

 

 

ピンネシリといえばこのレーダーだね!

山神様と併せての撮影を忘れません。

 

 

山頂でのんびり過ごしたので私一人になった

そろそろ下山しよう。


今回は余裕もあり帰りも花々の撮影を

マルバシモツケの淡いピンク色がすごく綺麗でだったよ。

 

ハイオトギリ

 

 

 


タニウツギはもう少し!

 

 

登山口まで往復5時間半の山登りだったが

雨の心配はなかったけどずっと山頂はガスに覆われていて

景色はおろか山頂自体も見えなかった・・・

まぁ花がたくさん咲いていたのでヨシとせねばだが


これはまたいつかのリベンジ対象だね

まぁこの日はどこも仕方ない!と

自分で慰めよう。



6月21日 訪問

 

 


剣山 (105山目)

2021年12月28日 19時55分46秒 | 山登り 十勝

 

登山日:2014/5/31

山名:剣山
標高:1,205m
場所:十勝
コース:剣山神社コース
標高差:780m

ガイド標準時間:登り3時間 下り2時間 合計5時間
ガイド評点:65点 中級

札幌発:4:10
登山口着:7:50
出発:8:05
山頂:11:05
所要時間:3:00
駐車場着:13:50
登山時間:5:45

 

十勝日高の剣山に行って来ました。

山脈から十勝平野に突き出す形の山なので地元では親しみがあるのでは?

初登山であるので気合を入れて準備体操
出発は剣神社の向かって左へ。

 

道中にはお地蔵さんが右に左に置かれている。

そのお地蔵さんのたもとで見覚えのある花が・・・



スズランだ。

管理された場所でしか見たことがなかった野生?のスズランを初めて見て感激!

急いだこともあり道中はこの一株だけ
偶然に見つけたようなものだねぇ。

 

 

もはやこの時点で花のオンパレードで
登山口には珍しいサクラスミレをはじめ、オオサクラソウ、チゴユリ、ツマトリソウ
ツボスミレ、シラネアオイ、ナンブソウ、タガネソウ、センボンヤリなどなど

 

エゾオオサクラソウ

 

チゴユリ


サクラスミレ

 

ツマトリソウ

 

ツボスミレ

 

シラネアオイ

 

ナンブソウ

 

ムラサキヤシオツツジ

 

そして
目立っていた ケエゾキスキレ。

 

 

段々と景色を見ながらの登りに。

 

 

 

 

そして何と言ってもこのヒダカイワザクラの群生。

斜めに走る岩の割れ目にびっしりと咲く可憐な花
この季節にきて良かったと思う瞬間だね~。

 

 

 

 

 

さて道中も山頂を意識できるくらいまで登ってきた。

こんな登山道もあり変化があって楽しい行程。

 

 

 

所々でロープ場などあるが登りはさしたる困難はなし

ここを上りきれば先が見えない?
きっと展望が良さ気な場所に。

おおっと!十勝平野が見事だね

 

 

右手に目標の山頂が見える。

登頂意欲は確かにわくが
怖いなっとww



ハシゴも見える・・・

怖いわ これ

 

十勝幌尻岳(カチホロ)は大きな山でかっこいいね

 

もう少しで岩峰の基部だ

 

岩峰の基部からハシゴをがんがん登って行く
ハシゴは大小、都合4つ。



思った以上に安定しており登るほうは心配がなかった

でも角度はキツイとこもあるよ

 

最後のハシゴを上りきると
まさに山頂に躍り出るという感じ。

すぐ左手にあの剣が刺さっている標識に。



天気は上々
最高の気分だね

 

さて山頂へ無事に着いたが
ここまでの行程も非常に素晴らしいものであったけど
この山頂がまた凄い。

切れ落ちた断崖絶壁はもちろんだが
その北日高を望む山なみの美しさ
十勝平野に目を移せばはるか遠くに大雪連峰まで見えた!

 

 

それでは大展望を見てみよう

左から十勝幌尻~札内岳~エサオマントッタベツ~神威岳~妙敷山~そして伏見岳



登ったことがあるのは右端の三角山の伏見岳のみ。

今年登りたいのが十勝幌尻岳だ。

 

札内岳~エサオマントッタベツをアップで

 

 

伏見岳から~ピパイロ岳~1967峰~



縦走路になっている山々。

 

 

チロロ岳~ルベシベ山~そして中央の三角錐が芽室岳



芽室岳は登ったので近いうちにチロロに挑戦したいね!

 

 

十勝連山も見えた!

さらに右にはトムラウシまで・・・



まさに絶景だよ

 

 

おーニペソツが見えた! 

ちょっと右切れたけど左奥のウペペサンケも
どちらも今年登りたい山。



特にニペソツは去年のリベンジがあるのでね

 

 

名残り惜しいが
最後に写真撮りまくりで下山にはいる。




この廻りは切れ落ちていて
てっぺんに立とうものなら危険大だ。

 

 

さてまずは嫌なハシゴ降り。



登るより降りるほうが嫌なんだけど
リュックを下にデポしたこともあって楽勝楽勝


岩峰の基部あたりで大きなエンレイソウを・・・



これはシラオイエンレイソウではないか

 

帰途に気づいた花も多いね

コミヤマカタバミ

 

ミヤマハンショウヅル

 

ノウゴウイチゴ

 

最後にもう一度ヒダカイワザクラ

 

 

 

 

 

 

最高の天気だった

 

 

 

そして登山ポストに戻ってきた。

足元のサクラスミレに混じりやけに紫が強いスミレが・・・




おっとやった!

最後の最後で初見のアカネスミレを撮影できた!

 

 

無事に駐車場にたどり着く。



時期的なチョイスも良くこの山を代表する花々を見ることが出来た。

いい天気に恵まれ山頂からの大展望もあり
ここまでの山登りの中で忘れられないお山になったな。



いい山だよ。


5月31日 訪問

 

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黒松内岳 (104山目)

2021年12月25日 23時09分24秒 | 山登り 桧山・渡島

 

登山日:2014/5/25

山名:黒松内岳
標高:740m
場所:道南
コース:黒松内川コース
標高差:549m

ガイド標準時間:2時間10分 下り1時間20分 合計3時間30分
ガイド評点:40点 初級

札幌発:4:50
登山口着:7:45
出発:8:00
山頂:9:10
所要時間:1:10
駐車場着:10:40
登山時間:2:40

 
去年登るために早朝出発したが雨のため途中で断念。
行ってもいないリベンジでとw

登山口はすごくいい天気なのに山頂のほうはガスで見えないな・・・

でも天気予報はこれから晴れに
信じ念じてさぁ出発!

 

 

いきなりの登りからスタート。

すぐの足元にはタチツボスミレがたくさん咲いており
これからの行程に期待がもてるね

 

 

黒松内といえば 日本のブナの北限。

お山にもきれいな新緑のブナ林がある

見事なくらい綺麗だなぁ
これも青空があるからなんだよな!



いい天気、爽やかな風で気分も最高。

 

 

お!途中で昨年登った長万部岳が見えた。



あちらは標高が高いだけにまだ雪があるね~
残雪に虫に苦労した登山を思い出しますよ。

 

 

 

ノウゴウイチゴ

 

シラネアオイ

 

ツルシキミ

爽やかな気温の中で登ってきたけど汗は結構かいた。

やっと本峰が見える位置まで来たぞ
すると山頂を覆っていたガスがはれて来た
なんとか綺麗な山頂に着きたい。

 

 

ここから本峰までのコルが植生が変わる。

花が増えてきた

ハクサンチドリは咲き始めくらいかな

 

崖の上にエゾカンゾウ

 

これも咲き始め。

この時期から賑やかになるね

トカチフウロ

 

日本海側ではこのスミレがレギュラーで有名だね

とにかく鮮やかな黄色だ

フギレオオバキスミレ

 

遠くに羊蹄山と昆布岳

 

 

歩いてきた道のりを

尾根上を登ってきたので明確に

だいたい山はこんな感じで登るよね

 

 

この山のハイライトはこのロープ場。



のぼりはさほどではないが下りがね
この時は雨がずっと降っていないので地面もより乾燥してすべりやすく

まぁゆっくり降りればなんてことない!

 

 

ほどなくして山頂へ。



降りる人とは何組かすれ違ったが登りはなしで
山頂独り占め!

ちょい虫が邪魔だったけど撮影には問題なし。

遠くは羊蹄山、昆布岳、ニセコ連山まで
ちょっとモヤがあったけどいい天気で気分上々。

 

 

ちょっとだけ先に進むと残雪の長万部岳がくっきりと

そしてベストはヤマザクラと大平山のコラボだった

一番近い高山ですごく綺麗だった

 

 

 

太平洋

 

 

なにより山頂のガスがすっかり晴れて
最高の青空のお山だった。

 



登り易く、ブナが綺麗で花もある
下へ降りると徒歩圏内に滝もある

標高が低い分、早い時期に登れて他の山の残雪風景が見れると
いいことづくめの黒松内岳だった。

 

重滝


ニセコのビューポイントから羊蹄山




5月25日 訪問。

 


ペラリ山 (103山目)

2021年12月23日 21時00分50秒 | 山登り 日高

 

登山日:2014/5/18

山名:ペラリ山
標高:718m
場所:日高
コース:御園コース
標高差:518m

ガイド標準時間:1時間50分 下り1時間20分 合計4時間10分
ガイド評点:40点 初級

札幌発:4:45
登山口着:9:35
出発:9:45
山頂:11:00
所要時間:1:15
駐車場着:12:55
登山時間:3:10


今回の登山は日高地方
そこで登山の前にある花を見ようとちょっと寄り道した

以前に見た場所を覚えていたので林道から容易に到着


黒々とした崖に咲く
ソラチコザクラ。



この花が何故か好きなもんで・・・
この花だけ見に来ているようなものです。

満開にはもう少しかな?

 

 

それでは静内にある登山口を目指す。

何度か登ったピセナイ山の途中にある
深い山ではないのですが一度道を迷いましたw

駐車場に2台の車がすでに停まっているが
一組はその目の前で山菜採りをしており
実質の登山者は一組のようですねぇ

ただここよりもっと上の土場にも車が停めれるが
悪路が予想されるのでここから出発。

 

 

最初は林道をぐんぐん登って行く。

特にきつい箇所はなくときおり現れるオオサクラソウを
見ながらの登り。




がけ崩れの箇所に出るが車高の高い4駆車なら問題なさそうです
崩れていなければだけどね・・・


目の前にとことこ動く生き物が!?

逃げない

たぬき?




お~子ギツネかぁ

こんなかわいいキツネは見たことない!!

母親とはぐれたかな
早く会えるといいな。

 

 

林道沿いにヤマツツジが咲いていた。



よく見るのは紫系のツツジだが赤いのは始めてなんで
とても新鮮な感じだね。

 

 

スタートから40分歩いていわゆる登山口に到着。



ここまで車で行こうと思えば行けるかも
でもここから登るなら登り応えがないだろうねぇ

登山道に入る。

 

ますますオオサクラソウが増えてくる。
非常に気分が良いね~ピンクの花が大好きだからねw



 

丈の短い笹の中をぐいぐい登って行く。

 

 



 

そして登山口から40分
合計1時間20分で無事に山頂到着だ。



標識が朽ち果てそうだよ

 

 

山頂では地元の登山家さんと楽しい会話。
これがあるから山は楽しいのだよね

山頂標識の位置より少し移動したほうが山並みが望める。

少し手前側からは海に落ちるアポイ岳とピンネシリが見えた。

 

そして山頂標識をさらに奥に進み笹の踏み分けを辿る。

ここから名峰たちが見える
今日は残念ながらカムイエクウチカウシは見れなかったが
1839峰が一瞬、姿を見せてくれた。



大きな山だね~憧れの山の初見だ!

 

 

充分に撮影し会話をして先に下山。

ちょうど此花に間に合って良かったなぁ



 

順調に降りて登山道から林道に戻る。

山側の斜面に紫色の花が!?

 

おお ヒダカハナシノブか。

林道ではこの辺の1箇所でしか見れなかった

この後にピセナイ山への途中でハナシノブを見たことがあるので
そちらへ行こうと思っていたが運よくここで見れて本当に嬉しかったな

なんとも微妙な儚げなこの色が素敵だよ。




 

思ったより楽に登れたペラリ山。

無理に車で登らなくてもゆっくり林道を歩けば

子ギツネにも会えたしハナシノブも見れた

もう少し天気が良ければさらに名峰たちが望めるでしょうな

いい山だった。



5月18日 訪問

 

 


写万部山 (102山目)

2021年12月22日 22時28分21秒 | 山登り 桧山・渡島

 

 

登山日:2014/5/10

山名:写万部山
標高:499m
場所:長万部
コース:共立コース
標高差:358m

ガイド標準時間:1時間20分
ガイド評点:35点 初級

札幌発:4:50
登山口着:7:50
出発:8:00
山頂:8:43
所要時間:0:43
駐車場着:9:45
登山時間:1:45


道南の写万部山に行ってきた。

昨年も春先は南の山からで結構行ったけど
残っていたのがこの山と室蘭のカムイヌプリくらいかな

まぁ足慣らしならこっちかなと
山開きが来週と聞いたのでかぶらないようにとね!

登山口ではいい天気だった・・・

 

 

道は綺麗に刈り分けされたままですごく歩きやすい

早速フイリミヤマスミレ

 

キクザクイチゲなどが顔を出す

 



この時期に目立った花はこのフギレオオバキスミレ
上に行くほど多く咲いていたけど満開はもう少し後だったかな

 

 

ここは1合ごとに標識がありとても親切だね



でも・・・5合目すぎくらいからガスがどんどん降りてきた・・・

 

 

あと花といえばシラネアオイかな
目立つ2種だった。 カタクリと2ショット



キスミレとともに登山道を飾るカタクリはすでに散り際で
ほんの数株のみ花をつけていた。

 

シラネアオイロード


ツボスミレ


タチツボスミレ

 

 

9合目あと100メートル!

だけど上はガスで何も見えず・・・



ゆっくり撮影しながら登ったつもりだけど、ガスは晴れない

出発が早かったか?
そういえば天気予報はくもりのち晴れ
晴れは昼からだったが出発は8時前


うん早いw

 

 

やはりあっけなく山頂にたどりつく。

見えるものは何もなく
冷たい風だけが通り過ぎる

悔しいけどこればっかりはね
まぁまた来れるさ!

 

一瞬だけどポツっと来たのですぐに下山にかかる
そういえばザックには折り畳み傘が入っているんだ

でも途中から下界は晴れていて
振り返ると山頂のガスは薄くなってきた。

 

 

 

 

登山口に到着するとこれから上り始めるグループがいた



いいなタイミングばっちりだ。

でも天気予報どおりなんだよな
とても羨ましい!

少ししたら山頂は綺麗に晴れていたね
残念無念・・・

 

 

低い山でもそこそこ楽しめた。

この辺の山は札幌から日帰り圏内で充分だし
足慣らしにもちょうどよい
定番コースになりそうだね


登山口から少し下った場所から
残雪の長万部岳が見える場所がある

しかも時期柄、桜の木が重なり絵葉書のような。
腕が良ければもっと綺麗に撮れたな~

 

こんなのも



5月10日訪問

 

 


恵山 (101山目)

2021年12月20日 22時30分49秒 | 山登り 桧山・渡島

 

 

登山日:2014/5/6

山名:恵山
標高:618m
場所:函館
コース:賽の河原コース
標高差:

ガイド標準時間:
ガイド評点:

札幌発:
登山口着:5:00
出発:5:15
山頂:6:07
所要時間:0:52
駐車場着:7:06
登山時間:1:51


函館1泊2日の旅、2日目は恵山登山から。

前日の夜は道の駅えさんで初めての車中泊だった
体勢的に全然寝れないと思った車中泊だが前日の寝不足のためか
思ったより寝ることができた。


だが寒さで目が覚めて早々に顔を洗い道の駅から出発する。

目指すは駐車場の賽の河原で
天気は快晴なのにだだっ広い駐車場に車は1台だけ。



風が強い・・・寒い・・・行きたくなくなってきた

でもここまで来たのだ
さあ、あの山目指して出発!!

 

山に取り付くと場所によって風はなくなる
火山ではあるが最初は階段が取り付けてありそんなに難儀しない

太陽がまぶしい・・・
早く暖かくなって欲しいなぁ


海向山方面

 

 

 

 

上がるに連れて硫黄のにおいも強くなり
吹き出し口が間近に見える。

海岸線が綺麗だな~海沿いにある山の楽しみだ。

 

 

7合目あたりで引き返してきた単独男性と出会う。

撮影がメインであり蒸気もすごいので引き返してきたとのこと。

何でも昨晩は途中の展望台で車中泊したと⁈
よくあんなところに一人で……怖くないのかなぁ

でも綺麗な星空が撮影できたと聞いて納得した

結構登った気がしたが
山頂までは足慣らし程度で行けたね。

 

山頂でようやく花を見ることが出来た。

早い時期に咲くならこれ
コメバツガザクラ。

 

この花が見れるとは思わなかったし、恵山で見たたった2種の花であった

ミネズオウ。



やっぱりツツジやサラサドウダンの時期だろうな
この山は・・・

 

山頂付近は意外なほど平坦であった。

もっと花が咲くといい場所なんだろうなぁ
まぁ時期的なものは仕方ない
晴天に感謝だ。

 

下山に入る

ところどころで蒸気が噴出しており
ここまで近くでこれほどの噴出を見れる場所は?
本州でもそうはないのではないか

 

 

 



眼下にホテル?を見る。

 

途中で見た岩壁を見て驚いた

要塞のような岩
ただそれだけw

 

無事に下山する。

活火山は足元が火山灰や岩石が多いため高い低いにかかわらず注意が必要だ。

もう少し経つとこの辺も花がびっしりなんだろうな



今回はお向かいの海向山には登らなかった
イワカガミでも咲いていればねぇ

2山目寒かったけど
楽しいお山登りだったぞ!

さあ札幌に帰ろう。

 

 

 


函館山 (100山目)

2021年12月18日 16時27分11秒 | 山登り 桧山・渡島

 

 

登山日:2014/5/5

山名:函館山
標高:334m
場所:函館
コース:七曲がりコース
標高差:

ガイド標準時間:
ガイド評点:

札幌発:3:07
登山口着:11:20
出発:11:28
山頂:12:55
所要時間:1:27
駐車場着:14:20
登山時間:2:52

 

2014年の登山が始まった!

すでに1月から滝見へは行っていたが
登山はここからがスタート。


この春に長らく山道や林道を走破してくれたマイカーが力尽き、修理すると中古車1台分になるとのこと…
泣く泣く手放すしかなかったなぁ


そして4月に新しい相棒を購入した
その初めての長距離となる。

100山目の記念とするのに
函館方面へ1泊(車中泊)の計画を立てた。
まずは滅多に行かない後志南部から道南の滝見をしながら南下し
目的地の立待岬の駐車場へ到着。

札幌を3時に出ているので、ここまで結構な時間がかかったよ


だが立待岬駐車場から函館山七曲コースへ出発したのが11時30分。
山頂までの時間を考えても余裕であった。

さあ~花の山へスタート!

 

 

入り口の標識廻りにはすでに目に付きまくりで
コジマエンレイソウが今が盛り。



札幌では確か星置緑地でしか見られないかな?

ここでは普通に見られる!
さすが地元。

 

 

コジマエンレイソウとともに出迎えてくれたのが
スミレの仲間 スミレサイシン。

 

キクザキイチゲと



たくさん咲いていたね

 

 

函館山はスミレの種類が豊富な山でもある。

特にこの七曲コースは高さによって咲く種類が明確だ

 

下の方ではタチツボスミレが多い

キバナアマナと




初見のスミレなのに、あまりにたくさん咲いているため感覚がおかしくなった(笑)
このヒカゲスミレが群生していた。

 

 

さすが道南だね
まだまだGW真っ只中なのにここは花の春だ

昨年にポロト湖で見て以来のヒナスミレもたくさん咲いていた。
比じゃないくらいに…


葉も特徴あり




 

おっと一株だけ!

うれしい初見の2種目はシロバナタチツボスミレ。



本当にスミレの種類が濃いなぁ
ほかにもタチツボスミレ、ミヤマスミレ、ツボスミレなどなど

黄色いスミレがなかったのがちょっとだけ残念だけど
この白いスミレがすっかり癒してくれた。

 

エゾエンゴサク

 

シラネアオイはさすがに道南 開花が早い

 

ニリンソウ

 

ヤマハタザオ

 

キジムシロ

 

ツボスミレ

 

 

過去にロープウェーと車で山頂まで行ったけど、自分の足で登るのは初めてで
今年最初の足慣らし登山になった。

何より花が多いため撮影でゆっくりと登ることになり、疲れはほとんどない。

まずはお山の神様へ

今年もよろしくお願いします。

 

まだ遠いなぁ

 

戦争遺跡

 

稜線的に歩き多少のアップダウンもあったけど
まぁ楽勝だよね

 

港と山

 

やはり市街地より奥の山が気になる

 

駒ヶ岳はさすがにデカイ

 

せっかくだからベタなところで
おなじみのカットを・・・



山頂標識のある場所は観光客がわんさかなのでちょっと外れた場所から。

 

もう一枚山頂からズームで



おなじみの教会も観光客の姿が見えるね~

 

ムラサキケマン

 

ミヤマスミレ

 

山頂にて
図書館で借りた函館山の本を見直すと
スミレの中で最も目当ての花が七曲コースにある。

しかし登りでは見れ無かったが下山で見つけることはよくあることだ
下山時にガイドに従いその曲がり箇所で花を探したが見当たらない・・・

あきらめて降りようとしたときに

明らかに他のスミレと違う色のスミレが!

 



しかも一株だけ
そして特徴である葉が丸まっている


間違いない アケボノスミレ。



綺麗な色だねぇ

これだけでここへ来たかいがあった!

 

 

まずは初日の滝見から登山、花見まで満足に終わった

この後は温泉につかり汗を流してから道の駅で車中泊です。

 

 


稀府岳 (99山目)

2021年12月15日 22時55分25秒 | 山登り 胆振

 

 

登山日:2013/11/23

山名:稀府岳
標高:702m
場所:胆振 伊達
コース:
標高差:

ガイド標準時間:
ガイド評点:

札幌発:7:00
登山口着:9:40
出発:9:50
山頂:10:55
所要時間:1:05 
駐車場着:11:55
登山時間:2:00

 

もはや夏道山登りは終了したとしていたが
どなたかのブログでこの山が登山道があって、簡単に登れる山と見たので行ってみた。

この2013年の「夏山ガイド道央の山々」にはまだ稀府岳の案内は記載されていない



当日は残念ながら天気は好天とはいいがたい
早朝の中山峠の下りは神経を使った。

登山口は二股で小さな標識もあり意外と簡単にたどり着いたが
3台ほどの駐車スペースは満車で上のスペースはおろか、車道にも路駐していた。

そんなにたくさんの人が来ている山なのか

何とか一台分のスペースに停めて
曇天の中出発!

 

 

登山口のトイレは作業の方用で使用は不可のようだ。

道は綺麗に刈り分けられており、次回の夏道ガイドには掲載されるだろう

建造物や捨てられた車を横目に針葉樹林から笹の刈り分けと沢形を登って行く。

行き止まりから右の尾根に取り付く
地面は泥で滑りロープがあるが使うなら下りだろう

トラバース気味に登りやがてきつくなる。

 

 

登りがひと段落したところで

お尻愛の木



珍しくユニークな名前をつけたものだ
木の股に一人が座って休める場所であり
休憩にもちょうどいい距離だ。

 

 

ゆるい登りを行くと森林限界から見通しが良くなる。

同じ伊達の紋別岳と感じが似ているかな?

山頂はまだ見えない。

 

左側には伊達市内と有珠山、昭和新山が見える。

 



右側には室蘭港から室蘭岳まで終始見えながら登っていく。

 

 

小ピークのガマ岩展望台から白鳥大橋をズームで

 



どの方向も今日はモヤがかかっていて
ちょっと残念だ。

 

 

前稀府岳の標識があるピークを巻いて行く(この左上がピーク)

やっと左奥に山頂が見えた。



意外と小ピークがあるものだ
そういえば伊達紋別岳から見た稀府岳は、そんな感じがしたのを思い出した

 

この山頂までの稜線は、おそらく気候のいい時など最高だろうなあ

今日はというか今時は風が冷たく寒いのみだ・・・

 

山頂をズームで見ると狭い山頂にグループがいる
少し手前でグループが下山するのを待った。

 

 

少しの休憩を挟み1時間5分で山頂。

膝に不安があるのでダブルストックで良かった
ずいぶんと立派な山頂標識だねぇ。

 

山頂から5月に登った伊達紋別岳を正面に見る



この山も春にはエゾアオイスミレが咲くのだろうか


こちらは室蘭岳方面

 

時間は午前11時くらい
ほんの少しだけ雨が落ちたが一瞬で済み良かった。

室蘭港も曇天のためかちょっと印象的な絵になった。

 

 

山頂は冷たい風が強く座る間もなく撮影し下山に入る

今まで登ってきた稜線がくっきりと見える

 

 

 

 

 

この日は2組のパーティが来ていた
駐車場も満車になるわけだ。

この後は後ろに続いたり抜かさせていただき、50分で無事に下山。

この時期にちょっと登る山として重宝だ

また来たいし今度は天気の良いときに来たいね。

これが今年最後の山、山納めになった。


11月23日 訪問

 

 

 


朝里天狗岳 (98山目)

2021年12月13日 17時18分04秒 | 山登り 後志

 

 

登山日:2013/10/26

山名:朝里天狗岳
標高:683m
場所:小樽朝里
コース:
標高差:

ガイド標準時間:
ガイド評点:

札幌発:9:10
登山口着:11:20
出発:11:30
山頂:12:10
所要時間:0:40 
駐車場着:13:10
登山時間:1:40

 

今回は朝里天狗岳に行きました。

夏山ガイドには掲載されていないが(2013年当時)
何人かのブログを拝見して行けるかなと


天気はくもり時々雨
まぁ近場の山だし一気にピストン出来ると判断。


早速、小樽廻りで定山渓へ抜ける道路を走る
やがて目立つ「魚留の滝」の看板奥に登山道があり

定山渓寄りに少し走ると7~8台は駐車出来るスペースあり。
さっさと身支度して出発。

 


道がしっかり刈分けられていて
ここは送電線の直下を通るので作業道でもあるんだね
おかげ楽に登れた。

最初の鉄塔をくぐり抜ける。

 

下は落ち葉でふかふか状態。



ただ急登もあり、のんびり登る雰囲気じゃないかな
なんと言っても人が少ないのでワイルド感ありあり。

 

二つ目の鉄塔も下をくぐり抜ける。



ここまで迷う道もなし
見通しはきかないけどカエデの紅葉もあり
季節なら秋がいいかな。

 

 

三つ目の最後の鉄塔をこれもくぐり抜ける。



このおかげで道が楽なんだねぇ
ここまではハイキングペースだよ。

 

 

作業道はまだ続く。

時には沢を渡渉(というほどではない)
変化があるのは楽しい。



やがて分岐が
作業道から別れて左に入るように幹にペンキ書きあり。

 

ここからは登山道というよりも踏み跡をたどることになる

ただピンクテープやペンキなどいたるところに印があるので
ほぼ迷うことはないだろう。

うるさいくらいある(笑)でも初心者や単独にはとてもありがたい。

 

とにかくこのような道をぐいぐい登って行く。

足元に不安はなく意外とさくさく行けた
元々低い山なのでほどなくして山頂直下へ。



ここは岩が露出して「天狗岳」にふさわしいか

 

 

スタートから約40分で山頂到着。



さすがに頂上からは見晴らしが良い
そして北峰へ行かないと小樽方面が見えないとのことで
さらに踏み分けを奥に進む。

 

山頂から北峰に踏み分け道を進むが全行程でこの辺が一番ワイルドかな

それでも10分もかからないので何ともない
ここにもピンクテープが導いてくれる。

 

 

北峰にはどこかのブログでは標識があったがケルンしかなかった。



山頂を振り返り見る。

 

小樽の市街地から朝里のダムまで

 



天気が良ければすっきり見えるだろう
この景色は北峰でなければ見ることは出来ない。

 

 

 

 

少し霧雨が降って来たのですぐ下山に。

下りも特に難しいところはなくどんどん歩を進める

こんな小さな沢がある
清流を見るとホっとする。

 

 

 

色づいたカエデもいくつかあった。



燃えるような赤ではないが、やはり秋もいいね

 

 

そして久しぶりの魚留の滝へ

5年ぶりかな
近くにあるとついつい何時でも行けると後回しになる。

 



 

谷川の入口へ入ると分岐で新しい標識があった。



左へ行けば滝見台
右へ行けば川岸に出るが結構下りそうなので
今回もパスww

 

 

久々の滝は豪快で大きく見えた。



前の滝もそうだが今新たに見直すと以前より大きく感じるのは何故か
札幌と小樽の市境にこんなに野趣溢れる滝が存在するなんて
北海道だね

 

 

駐車場から朝里天狗岳を見る

それにしてもここは滝見用の駐車場?

登山では一般的じゃないしとにかく重宝なスペースだ。

 

 

所要時間の短い登山と滝見であったが充分満足出来た。

低い山なのに綺麗な沢あり登りごたえもあった
この山はあまり人が訪れなくこんなワイルドっぽい山のままでいいのだろう

久々の山と滝のセット

天気さえ良ければ最高であったが文句はやめておこう。


10月26日 訪問

 

 

 


風不死岳 (97山目)

2021年12月10日 20時32分23秒 | 山登り 石狩

 

登山日:2013/10/19

山名:風不死岳
標高:1,102m
場所:支笏湖
コース:樽前山ヒュッテコース
標高差:445m

ガイド標準時間:登り2時間50分 下り2時間 計4時間50分
ガイド評点:45点(初級)

札幌発:5:00
登山口着:6:20
出発:6:50
山頂:9:10
所要時間:2:20 
駐車場着:12:05
登山時間:5:15


この日だけが快晴の予報。

しかしもうこの時期には遠出はしたくなくて
こんなときのためにとっておいた支笏湖の風不死岳に出かけた。

樽前山と駐車場が一緒だが大人気の場所なので現地に6時台に着くように出発。
着いたときは3割程度の車だった。




予報どおり天気は快晴!
さあ出発だ

 

出だしの登山道は樽前山の裾野を巻くように進む。
綺麗に雪化粧した樽前山と登山道。

道は前夜までの雪が固まったのだろう
滑るほどの硬さはなく快適だ。

 




それにしてもここから見る風不死岳には
雪が見えない

 

 

それに比べて樽前山の綺麗なこと。
活火山で地熱の高いはずのこちらが雪で
向こうが見えない。



やはり方位の関係か?

 

 

途中から支笏湖が見えてきた
紅葉と湖と紋別岳。



初めて紅葉シーズンに来たので
果たして今が旬かわからぬが・・・

さらに3つコブのイチャンコッペ山

 

そろそろ932峰へ向けて上り坂になってきた




途中で右へ折れて風不死岳登山口へ進むのだが
シラタマの実と新雪と青空。

 

樽前山駐車場の登山口から
風不死岳の登山口までちょうど一時間。



さあこれから岩場の急登が待っている

楽しみだ

 

 

鎖場はなんなく行けるだろう
降りは別ルートで降りる。



とにかくここまで登り登りで息が上がる。

 

ガイドブックでピークがいくつもあるのは見ていたが
こんなにあるとは思わなかった。

それでも所要時間から見るとたいしたことはなく
程なくして山頂に無事到達。

 

 

支笏湖の中心部と恵庭岳、漁岳などオコタンペ湖の山々。



支笏湖の綺麗さと言ったら・・・
最高のロケーションだ。

 

 

羊蹄山と尻別岳を遠望。




さらに左手には白老三山、ホロホロ徳舜、社台台地など
みどころ満載の360度展望。

 

 

前ピークと樽前山を



ピークは全部で4つはあったかな
それにしても樽前山の地熱を持っても溶けない雪はもはや根雪になるのか?

 

 

そして東側は日高山脈、夕張山地、大雪まで見ることが出来た。

日高は主峰の幌尻岳~チロロ岳~カムエクぐらいまでズームで撮影出来たのが嬉しい。

秋はいいねぇ


夕張岳


旭岳も見えた


日高山脈の山並み

 

支笏湖温泉 今は亡き支笏湖ユースホステルの新館も見えた

 

やはり近いだけに樽前山、恵庭岳、紋別岳が迫力をもって見れる

 

 

 

そして羊蹄山

 

充分に三座同定を楽しみ名残惜しいが下山する

下山中に前ピークと奥に山頂をかえりみる。



結構高く大変に見えるが思ったほどそうではないのは
やはり気温と冷風のおかげだろう。

 

 

 

 

 

 

楽しかった登山の締めくくりは
もときたこの樽前山の裾野をゆっくりと

初春から夏は花が咲くところだ それは見事だろう
でも今回は初冬で充分OK

 

 

 

 

 

 

無事に登山口に到着。

出発の時は3割くらいの駐車場は満車になって
車道もこんな状態。さらに5合目まで下った地点でも多くの車が・・・



改めて樽前山の人気が伺えるが今回は風不死岳にもかなりの登山者がいた。

時期的にも気軽にもいい山なんだろう

結局、今年の登山で最も快晴になった日で記憶される
素晴らしく楽しい登山だった。


最高の青空だよ。


10月19日 訪問