北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

【中富良野町 ファーム冨田の花】

2024年04月22日 20時06分52秒 | 高山植物・花 十勝

 

ひとくちに富良野と言っても、美瑛町から国道沿いに南下すると「上富良野町」~「中富良野町」~「富良野市」~「南富良野町」とある

ラベンダー畑で有名な「ファーム冨田」「中富良野町」にある。

とにかく有名なのと入場料が無料、駐車場も無料ということもあって
ラベンダーのシーズンともなれば土日平日関係なく花見客が多い

駐車場は上部、下部と十分にあるが順番待ちの列が出来るのはお馴染みの光景だ
ここ数年はインバウンドが無くなったがコロナ過後は以前のように外国人で溢れるだろう。

施設も多く、飲食もお土産店も複数あり観光客はここでお金をファームに落とすことになる
それくらいは入場料が無いのでありがたいものだ。


花は車道を境に上部と下部に分かれる 
ポスターなどで有名な「彩りの丘」や
「トラディショナルラベンダー畑」は上部にあるが
お盆を過ぎた8月17日に行った時は、すべて刈り取られた後だった。

夏はお盆前に行く方が良いと思う。

 

<2018年7月22日撮影> 花の時期は良いが天気がくもりだったのが残念

 

 

 

 


ラベンダーも良いがポピーもいいね

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ちょっと寂しいか

 

 

 

<2019年7月22日撮影> 時期、天気とも最高だった 十勝連山がきれいだ

 

 

 


トムラウシ山だなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※富良野市のカフェに植えてあった「ウスユキソウ」
所謂エーデルワイスと言われる

 

 

<2020年8月17日撮影> 天気はまずまずだったが、上の花が苅り取り済だった

 

 


あらら

 

 

 

 

 

 

 

 

 


晩夏はケイトウだね

 

 


やっと遅咲きのラベンダー発見

 


【新得町 オダッシュ山の花】

2024年04月15日 10時27分40秒 | 高山植物・花 十勝

 

「オダッシュ山」は高速道東道の上にそびえる山で、初心者でも簡単に登れる山
それだけに近隣登山者はまだしも、この山だけを目当てで遠くから行くまでもないかも知れない。

登山口から高速の下をくぐって登山が始まる

途中で振り返れば下に道東道が見える。
独立峰的な山容なので景色は良く

山頂からは新得町なので他の日高の山々から見る山並みと違い日勝峠や、狩勝の山が見える。

花は標高からして珍しい花は無く、一通りというところだろうか
ただフウロの花色や花柄などに多くの種類を見た。

 

登山日
2015年7月5日

 

 

 

「エゾタツナミソウ」

 

「コケイラン」

 

 

 

 

 

 

「オオヤマフスマ」

 

「ゴゼンタチバナ」

 

「ツマトリソウ」

 

 

 

 

 

「ズダヤクシュ」

 

「カラマツソウ」

 

「ハイオトギリ」

 

 

 

 

 

「トカチフウロ・チシマフウロ」

 

「オオカサモチ」

 

「マルバシモツケ」

 

 

 


狩勝の山


日高山脈


十勝連峰

 

 

「ハクサンチドリ」

 

「ミヤマキンバイ」

 

「コケモモ」

 

「エゾアジサイ」

 

「ウツボグサ」

 

 

 

 

 


【清水町 剣山の花】

2024年04月14日 20時16分25秒 | 高山植物・花 十勝

 

清水町の剣山神社から登る「剣山」は十勝平野に突き出た山なので
麓からもよく見える山である。

標高は1,200メートルで低い山だが、山頂は岩を重ねたようにそびえ
数回の梯子を登り、剣が突き刺さった岩峰に出る
この時点で足を踏み外したら転落死がまぬがれない恐怖感に襲われる。

しかし展望は1級で正面は十勝平野、後ろ側には日高山脈の十勝側の山々が見える
日本百名山の「幌尻岳」また二百名山の「カムイエクウチカエシ山」は
奥深く中々見ることが出来ないがここでは見える。

花は個性のある花が多く、登り始めの「サクラスミレ」と「アカネスミレ」の共生は
始めて見た。
また1株だけだったが野生の「スズラン」も珍しい
他に「ケエゾキスミレ」と「ヒダカイワザクラ」は岩の割れ目に咲き
この時期にこの花だけ見たくて登る人がいると聞いた。

 

登山日は
2014年5月31日

 

 

「エゾオオサクラソウ」

 

「チゴユリ」

 

「マイヅルソウ」

 

「サクラスミレ」

 

「アカネスミレ」

 

「タチツボスミレ」

 

「ツボスミレ」

 

「ツマトリソウ」

 

「オオヤマフスマ」

 

「スズラン」

 

「シラネアオイ」

 

「クルマバツクバネソウ」

 

「ナンブソウ」

 

「ムラサキヤシオツツジ」

 

「コヨウラクツツジ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ケエゾキスミレ」

 

「ヒダカイワザクラ」

 

 

 

 

 

 

カムイエクウチカエシ山の山頂付近

 

 

「ミヤマハンショウヅル」

 

「コミヤマカタバミ」

 

「エンレイソウ」

 

「ミヤマキンバイ」

 

「シロバナノヘビイチゴ」

 

 

 

 

 


【清水町 芽室岳の花】

2024年04月13日 16時37分58秒 | 高山植物・花 十勝


「芽室岳」は芽室の名が付くが、登山口や山頂は清水町にある。

登山口には小屋もあり広めの駐車スペースもある
小川を渡って登山がスタートだが、初心者にはきついのが笹がかぶりすぎること。

登りはまだしも下りは道が見えないだけに注意が必要だった
また当たり前にヒグマの生息地でもある。

山頂は二つに分かれた双耳峰で本峰より三角錐の西峰のほうに登山意欲が湧く
まず本峰に登ってから西峰に登る登山者が多いそうだ
私は余裕がなく本峰だけにしたが…

花は8月過ぎでもあり、種類が多い春から初夏の花が終わっていたので
少し寂しい花登山だった。

 

登山日:2013/8/4

 

 


このような登山道が続く

 

「イチヤクソウ」

 

「リンネソウ」

 

「ゴゼンタチバナ」

 

 

 


本峰

 

西峰

 

 

「イワギキョウ」

 

「チシマノキンバイソウ」

 

 

 

「ツルリンドウ」

 

「キツリフネ」

 

「オオカメノキ」

 

 

 

 


【上士幌町 ニペソツ山の花】

2024年04月12日 20時37分42秒 | 高山植物・花 十勝

 

「ニペソツ山」は中央高地の大雪山の中で「東大雪」に属する山で
日本二百名山。

標高は2,000メートル越えの独立峰で実に堂々とし、その凛とした姿と大雪からトムラウシ~十勝連峰と名だたる山々を望めることで
「私の一山」に推す登山者が多い 私もその一人です。

 

日本百名山の著者、深田久弥がその後に
「日本百名山を出した時、私はまだこの山を見ていなかった。ニペソツには申し訳なかったが、その中に入れなかった。実に立派な山であることを、登ってみて初めて知った。」と記したのは有名なエピソード。

多くの人が登った「十六の沢コース」は過去の台風で崩壊し廃コース扱いかも知れない
現在は以前は裏道扱いだった「幌加温泉コース」を利用するしかないようだ。

今回の花レポートの多くは2コースの合流点以降のものなので
あまり関係は無いかもだが…やはり寂しいものだ。

他に「ナキウサギ」や「シマリス」もよく顔を出すので
これも目当ての一つ。

花はあまり普通の高山では見ない花があり、それを目当てで登る人もいる
特に「ツクモグサ」は春の花なので残雪時期でないと見れないかも知れない。
固有種の「トカチビランジ」はついに見ることなく終わった。

山頂直下に珍しい花が咲くスペースがあるが、転落死亡事故があり
立入禁止ロープがあるはずだ。

 

登山日は

2011年9月25日、2012年8月15日、2013年9月22日、2014年7月5日

 

 

 

 

ウペペサンケ山

 

「シラタマノキ」

 

「イワブクロ」

 

「エゾオヤマノリンドウ」

 

「エゾノツガザクラ」

 

「ニシキツガザクラ」

 

「エゾコザクラ」

 

 

 

 

糠平湖

 

 

「ミツバオウレン」

 

「チングルマ」

 

「キバナシャクナゲ」

 

「チシマヒョウタンボク」

 

「アオノツガザクラ」

 

「ウコンウツギ」

 

「コヨウラクツツジ」

 

 

 

 

 

 

 

「イワヒゲ」

 

「カラフトイソツツジ」

 

「コケモモ」

 

「クモマユキノシタ」

 

「イワウメ」

 

「コマクサ」

 

 

ナキウサギ

 

 

 

 

 

 

 

「ホソバイワベンケイ」

 

「ハクサンチドリ」

 

「ウズラバハクサンチドリ」

 

「ミネズオウ」

 

「ダイセツトリカブト」

 

「ミソガワソウ」

 

「ダイモンジソウ」

 

「ナガバキタアザミ」

 

「イワギキョウ」

 

「エゾウサギギク」

 

 

 

 

シマリス

 

 

 

 

「ツクモグサ」終わりごろ

 

 

 

 

 

「ユウパリリンドウ」

 

「ホソバイワツメクサ」

 

「エゾタカネツメクサ」

 

「ミヤマアズマギク、フタマタタンポポ」

 

 

 

 


黄色は「チシマノキンバイソウ」

 

 

「クモマユキノシタ」

 

「ミヤマキンバイ」

 

「エゾノハクサンイチゲ」

 

「オニク」 枯れ花

 

「エゾツツジ」 つぼみ

 

 

 

 

ここから山頂直下の花 ※非常に危険です 落ちたら死にます

「カワラボウフウ」

 

「チシマキンレイカ」

 

「トカチフウロ」

 

「エゾルリソウ」

 

「ミヤマアズマギク」白花

 

「ミヤマオダマキ」

 

「カラフトゲンゲ」 花はまだ

 

「ホソバイワベンケイ」

 

「イワブクロ」

 

「ミヤマキンバイ、キバナシャクナゲ」

 

「コケモモ」

 

「シコタンソウ」

 

「エゾノハクサンイチゲ」

 

 

下山です 登ってきた道を振り返る

 

 

「オオバキスミレ」

 

「コマクサ」

 

「メカンキンバイ」

 

「アラシグサ」

 

「オガラバナ」 川の音が聞こえ、この花に出会ったら長い登山の終了

 

 

 

 

 

 

 

 


【芽室町 伏見岳の花】

2024年04月11日 11時57分53秒 | 高山植物・花 十勝

※ここから「十勝の花」へ

「伏見岳」は日高山脈の十勝側から登る山で標高は1,800メートル近いが
初心者でも登りやすく日本百名山の「幌尻岳」をはじめとする北日高山脈の山々、
十勝平野など眺めがすこぶる良い。

それもあって計4回登山に行ったが山頂までは2回だけ。
1回は8合目付近で猛吹雪に会い、身の危険を感じて撤退、
もう1回は登山口ですでに吹雪のため断念した
何しろ景色が見れないのなら登りがいがない。

花は珍しい花は無いが種類は普通にある
特に山頂直下に咲いていた「ミヤマダイコンソウ」の群生は見事だった。


登山日は
2010年9月5日、2013年7月1日


※以前は登山口まで車で行けたが、林道崩壊のため下でゲート止めになっている

 

 

 

「エゾオヤマノリンドウ」

 

「ウメバチソウ」

 

「クロツリバナ」

 

「エゾトリカブト」

 

「ツバメオモト」

 

「シロバナエンレイソウ」

 

「ミヤマスミレ」

 

「ゴゼンタチバナ」

 

「ムラサキヤシオツツジ」

 

「ツマトリソウ」

 

「タカネナナカマド」

 

「ショウジョウバカマ」

 

「シラネアオイ」

 

「サンカヨウ」

 

「ミツバオウレン」

 

 

 

 

 

 

「ウコンウツギ」

 

「ヤマザクラ」

 

「イワブクロ」

 

 

 

 

「ミヤマダイコンソウ」

 

「エゾノツガザクラ」

 

「イソツツジ」

 

「コケモモ」

 

「オオサクラソウ」

 

「ハクサンシャクナゲ」

 

右側が伏見岳