北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

黒岳(134山目) 北鎮岳(135山目)

2022年02月22日 11時22分35秒 | 山登り 上川

 

 

登山日:2015/8/2

山名:黒岳・北鎮岳
標高:1,984m・2,244m
場所:表大雪
コース:層雲峡コース
標高差:1,544m

ガイド標準時間:登り3時間20分 下り2時間20分 計5時間40分
ガイド評点:60点 中級

札幌発:5:20
登山口着:8:10
出発:9:05
山頂:12:55(北鎮岳)
所要時間:3:50
駐車場着:16:50
登山時間:7:45

 

3年ぶりに黒岳に行って来ました。
今回は表大雪の頂で残してしまった 北鎮岳、桂月岳、中岳のピークハントしようと。。。

前日の仕事が遅かったため朝はゆっくりと起きて高速で層雲峡へ。

着いたときには駐車場はほぼ満車に近い状態でしたね
それにしてもこちらは最高の青空だが
上ではどうか・・・

ロープウェーは空いており座りながら山を見上げる。

 


左から黒岳~桂月岳~凌雲岳~上川岳
このうち凌雲と上川は登山道がないため登ってはいけない。

 

 

あ~あ やっぱり雲が増えてきた・・・
ロープウェー下車後はリフト乗り場を目指し
数百メートルの歩き。

ところどころに脇に咲いている高山植物を見ながらリフトへ。



高度がないので下に咲く花を見ながらゆっくりと上る
前回10月のとき下はエゾオヤマノリンドウがいっぱいだった。

 



リフトから降りると
眼前にニセイカウシュッペ山と右に平坦な平山がくっきりと



綺麗だねぇ

 

 

ここのアイドルは人に慣れたシマリスくん
チョロチョロと愛想をふりまいていたね

 

さあそれではやっと7合目からのお気楽登山のスタートだ
山頂までは向かいの山と
なんと言っても花見登山です。


まずいきなりこれ何かな?シモツケ類かな

 

これはコモチミミコウモリね

 

エゾウサギギクは今が綺麗なとき

 

モミジカラマツもピークかな

 

鮮やかなオレンジのチシマノキンバイソウ

 

ミヤマキンポウゲ

 

夏だね~ダイセツトリカブト

 

花の撮影で高度が上がらず時間ばかりが過ぎる(笑)

 

ウメバチソウも夏の花

 

トカチフウロ

 

オニシモツケ

 

タカネトウウチソウはこれからか

 

最近、結構見る エゾヒメクワガタ

 

終わりごろになったハクサンチドリ

 

 

お まねき岩が見えてきた!
これが見えてくると山頂も近い。



ここまで大きな疲れはなく
快適なのぼりがありがたい
逆にこの山だけなら物足りないだろうねぇ。

 

山頂まで1時間20分
同行者もがんばりました
山頂にはさすがの人数の人がいた。



やっぱ人気あるよなぁ

 

 

山頂は岩ばかりだがよくみると花もいっぱいだ
黄色はすぐに目に付く
メアカンキンバイ

 

イワブクロ

 

イワギキョウ

 

エゾイワツメクサは儚げで美しい

 

遠くに石狩連山を見ながら赤岳~小泉岳~白雲岳まで
手前の尖がりは烏帽子岳。

 

右側最奥の白雲岳は何度も登ったね

 

 

手前の雪渓には滝がある。
前回は10月に来たがその時もあったので雪が積もるまではずっとある滝であろう。
ズームで。

 

さて小休止も終わり石室へ向けて出発!



ここから下って石室まで
道中も花が多いな~
一番目がつくのはピンクのエゾツツジだね

 

好きな花がまだまだいっぱい咲いていて良かった!
チシマツガザクラ。

 

その2種混合の群生で本当にきれいだなぁ

 

これは終わりのチシマキンレイカかな?
この花も好きだ

 

ちょっと山頂を振り返り
ここまで降りる間にこれだけの花がね

 

 

コマクサも多く咲いていたがどちらかというと終わりごろが多いかな?
赤岳ほどじゃないけどこれだけ見れたら充分!

 

石室が見えてきた。
テントもたくさんあるね

 

これは今頃の花
低地でも見れるかな
ミヤマリンドウ。

 

 

桂月岳をバックに石室到着。
結構降りたなー昇り返しがめんどうだ

 

時間が勿体無いので
ここは休まずに北鎮岳に向かう
この時は、北鎮より先に中岳ピークへ向かうはずだった。

 

雲の平はチングルマの穂が多くもっと時期が早ければ見事な群生になっているんだろなと
多少のアップはあるがさすがに歩きやすい
しかし見た目より歩く!

 

ゴゼンタチバナ



たまーに廻りにない花が咲いている場所がある
これはコバイケイソウ
どこもかしこもあるわけじゃない。

 

ヨツバシオガマとチングルマの穂
やはりチングルマが咲いている時期がいいなぁ

 

 

ガスの中から北鎮岳が見えた
もうすぐ肩だ
がんばりどこだね。

 

クモマユキノシタは大雪の礫地に多い
ここでも見ることが出来たね

 

やがて展望台へ向けての軽いのぼり
するとここでやっとチングルマの群生を見る
間に有って良かった! バックは凌雲岳。

 

エゾコザクラもこの場所では満開状態
いいねーテンション上がるわぁ

 

 

エゾツガザクラとアオノツガザクラ群生の境界だ
面白い!

 

 

お鉢平から流れ出る川を望める場所。
ちょっと地球じゃないみたい

 

 

そしてお鉢平の展望台だ
中へは進めるが有毒ガスがあるようで立ち入り禁止は言うまでもない
死にたくなければ覗くだけだ。

 

 

この辺にもまだ花が続く
キバナシャクナゲはもう終ったと思ったけど残っていたね

 

 

今度はアオノツガザクラとチングルマ。

 

 

さあ肩へむけての礫地ののぼり
ここはもろいので帰りにちょっと気を使ったかな?

その前に右手に雪田と沢が
廻りに花が咲きとてもいい
天上の楽園とでも・・・ キタキツネ!

 

 

この礫地にも様々な花が
まずはウスユキトウヒレン

 

ミヤマキンバイ

 

 

旭岳や緑岳でたくさん見たチシマクモマグサだが
ここではこの登りだけしか見ることはなかった。

 

それにしてもこの登りはこの行程で一番疲れる場所であろう
雲の平をずっと歩き遠めに見るあの登りはちょっとだけゲンナリ・・・

 

振り返ると凌雲~桂月~黒が並び
雲の向こうに北大雪の山々

 

おお こんな岩陰に
初見のミヤマタネツケバナが

 

エゾイワツメクサ 見事だねぇ

 

ここを登りきると北鎮分岐だ
ふぅ~疲れた!

ここから中岳ピークへ行き往復してから北鎮岳を登るか
あきらめて北鎮へピストンするか・・・

即決で中岳をあきらめ北鎮岳山頂を目指す。

 

ここから山頂はもう目と鼻の先
分岐にザックをデポし空身で登るもヨシだが・・・
まぁ鍛錬でもありそのまま登る。

ちなみに比布岳への縦走路は山頂にあるので
縦走者はもちろんデポしない。

 

 

中岳~中岳分岐を見る。



旭岳方面は雲の中
前回は逆から中岳分岐から裾合平へ抜けた。

ガスとともに冷気の風が強く一気に汗を引かせる
真夏とはいえ寒い!

ウインドブレーカーを装着!

 

 

振り返り、北鎮分岐とお鉢平
ここからの眺め
いいな~~うん!

 

イワヒゲもあり

 

目と鼻の先といえど疲労の身体では時間もかかる
寒くなったり暑くなったり
着たり脱いだりと忙しい

その中で山腹から湧き出る水!
こんな高いところでも沸いているんだなーと素直に感服。

 

 

あと少し!
もう少しとムチをいれて
無事に北海道第二位の高峰へ

ガスが流れており1分後には真っ白
また晴れてすぐ真っ白とか…

風が冷たく寒いのですぐ下山する
山頂から比布岳~安足間岳が少しの時間だけ見れたね。

 

せっかくの北鎮山頂だけど
こう寒くては仕方がない!

真夏なのに(笑) さあ降りよう。



ほうほうの体で引き下がり
分岐で一休み。



同じ道を戻るから風景や花は同じ
分岐~展望台~石室と結構早足でたどり着く。

石室のテーブルと椅子が落ち着くなぁ

 

大雪山のマップが貼ってあったが今回のルートなんて
ほんのわずかだ
改めて大雪の広さを実感する。

 



小休止しながら桂月に登るか考えたが
すぐだけど真っ白だからね
登っても仕方がないと出発!


ワタスゲも咲いていた。

 

 

戻り道、一番の登り返しを仰ぎ見る
でもきっとたいしたことはないだろう
この廻りは花が多いね

 

登りきりちょっと周りに目をやると
ヒメイソツツジかな

 

 

思ったより時間がかかっているため
黒岳山頂では水分補給をしたらすぐ下山
ここからリフト駅までだが・・・

しまった!往復チケットを買っておけば安かった!

下山はリフトを止めて歩いてロープウェーまでと思ったのね
でも疲れてリフトで降りたくなったわけで笑



下山方向だとチシマノキンバイソウの群生が綺麗なのがよくわかる。

 

 

時期の花
ヤマハハコも咲き出すと北海道も秋に向かいます。

 

カッコつけずにリフト下山
せっかくの黒岳山頂は雲の中でこのあとはずっと見えなかった。

 

5合目のロープウェー前で・・・

こ、このごつい花はなに???

 

 

降りのロープウェーも行きと同じく中国系の皆さんと一緒に
それにしても多いなぁ
そんなこんなで無事に到着。



登山者用の駐車場は結構空いたね。

 

 

天気はまずまずのはずだったがやはり山の天気は当てにならず
それでも雨が降ってこなかっただけよかったね。

地図で見るより思った以上に時間がかかった黒岳~北鎮岳
おかげで中岳と桂月岳のピークは踏めずだった

でも花は結構、見れたぞ!


しばらく同じコースは無いかな
ただ大雪はいろんなルートがあるので楽しみはこれからかもね。




9:00、7合目出発~10:20、黒岳山頂~13:0、北鎮岳山頂~16:40層雲峡ロープウェー着

所要約7時間40分

8月2日 訪問

 

登山アフターは層雲峡帰りによく行く「ベレル」のソフトクリーム

 


無名山(122山目)音江山(123山目)沖里河山(124山目)

2022年01月27日 20時47分09秒 | 山登り 上川

 

登山日:2014/10/25

山名:無名山、音江山、沖里河山
標高:801m、795m、802m
場所:深川
コース:音江連山登山コース
標高差:256m

ガイド標準時間:登り1時間40分 下り1時間40分 計3時間20分
ガイド評点:35点 初級

札幌発:5:10
登山口着:7:50
出発:8:10
山頂:8:35(無名山)9:30(音江山)11:15(沖里河山)
所要時間:0:25,0:55、1:45
駐車場着:11:20
登山時間:3:10

 

10月最後の休みは深川の山へ。

今年最後の山登りになるかな??
今回は3つの峰めぐり。


一つ目は以前に登った(行ったw)沖里河山だが
山頂まであと15メートルくらいのところまで車で登れるのだ。


駐車場で身支度だけど強風に寒さが増す~~

目の前が山頂。

 

目の前の山頂はとりあえずパスし、すぐに次の峰に向かう。

ここも前回来た無名山だ
なぜ名前をつけてあげないんだろうかねぇ




晴れていれば下界の景色がいいはずが・・・
今日の天気は雨はなさそうだが今ふたつってところか
ここまで疲れは一切ない。

 

 

前回の登山は2010年の11月23日

約1ヶ月早いね

確かに前回は雪があちこちに軽く積もっていたくらい
この山はまだまだ行けるね。


スタート地点の沖里河山を振り返る。

 

これから向かう音江山を見る。

前回は遠いと思いここから引き返したが今回はもちろん行く!



写真では見えないが手前右のコブまでここから一気にコルを下る
ああ登り返しが面倒だなー

それに結構アップダウンがありそうだ

 

 

今日の天気予報は晴れだったのになー
最近ホント天気予報ってあたらん!

ガスって街がほとんど見えないよ 泣

 

 

コルまで降りたら辿ってきた両山が見えた。

やはり登り返しがめんどうそう・・・


最近は簡単な山が多くて楽しすぎ!と喝だ

 

 

いくつかのアップダウンを超えて分岐へ。



ここで3名さんが休憩中
沖里河山からは私ら以外はいないので
鳩の湯コースから登ってきたようだ。

結構きついコースだったらしく
今度は絶対に沖里河山コースから登るとのこと(笑)

 

また幾度のアップダウンで山頂へ。



いい運動になったってところか
でもこの山頂は狭くて寂しすぎるよ

もう少し踏み跡があるが木々が面倒で止めた。

笹の背が高く眺めもダメ・・・


登山口8:10~無名山8:35~分岐9:10~音江山9:30

 

 

天気も良くなく雨雲らしい雲が近づいてきたのでさっさと山頂を後にする。

そしてガイドブックに出ていた標高点を探す
こちらのほうが眺めがいいからだ。

道はすぐに右にわき道があるので登る途中で判っていたが・・・



笹が刈られているというかなぎ倒されている感じ
しかも刈った笹が伸びてきて槍のようにふくらはぎを突いてくる

なんとか抜けると道路があった。

古い展望台らしく廃道のようで駐車場らしき土場と、少し登ると展望台が。


朽ち果てた展望先の標識
大雪山や芦別岳、十勝岳も転がっていたなぁ

もともと曇天で景色もダメ、また戻りが憂鬱だった・・・

 

 

登山道に戻り帰途の山を見る。

左端が無名山で右端がイルムケップ山



無名山から稜線づたいに道があるようだが
すでに踏み跡レベルのようだった。

イルムケップ山は赤平から登ることが出来るからいつか行ってみよう。

 

 

やっと下界にも日が差している

しかし天気予報はピーカンのはずなのになー

 

さあ登り返しだ

 

 

今日一番の収穫はこれ!

スミレの二度咲き

大好きなスミレをこの時期に見れたので良かった良かった


ミヤマスミレだろうか

 

 

もう一枚

これは無名山から沖里河山までの間で。



登りですでに見つけていたけど暖かくなる帰途に寄ると小群落で咲いていた

いいね!

 

 

もう一つ秋を・・・



天然ナメコ食べたいなーw

 

 

やっと沖里河山まで帰ってきた。

雨は降らなかったけど景色は全然ダメ

前回に続き今回も大雪~十勝連山など見れず
しかも前回は増毛連山~樺戸山系は見えたが今回はダメ・・・

 

 


リベンジか?
そこまでの山でもないかな

 

 

もう一度、音江山を見てから降りる。



遠いし・・・

やっぱりしばらくいいかなぁ(笑)

 

 

この階段を降りるだけで駐車場だ
やっと1台車が来て男女が身支度をしている。



 

風が強くこちらもさっさと着替えを済まし
道の駅に名物の釜飯を食べて札幌に。


なんか
スミレと釜飯が良かった山登りでした。

 

今回のアフタースィーツは今は無き「アンサンブル」でケーキを



音江山9:50~駐車場11:20

所要時間 3時間10分。

 


緑岳(112山目)小泉岳(113山目)白雲岳(114山目)

2022年01月12日 23時48分32秒 | 山登り 上川

 

 

登山日:2014/8/9

山名:緑岳・小泉岳・白雲岳
標高:2,019m・2,158m・2,229m
場所:表大雪
コース:大雪高原温泉コース
標高差:785m(緑岳まで)

ガイド標準時間:登り3時間 下り1時間50分 計4時間50分(緑岳単独)
ガイド評点:60点 中級

札幌発:3:00
登山口着:6:30
出発:7:00
山頂:9:40(緑岳)10:50(小泉岳)11:30(白雲岳)
所要時間:4:30 
駐車場着:15:40
登山時間:8:40

 

今回の山登りに緑岳を選んだのは

①ダイセツヒナオトギリ他初見の花を撮影するため
②前回は白雲避難小屋までだったので白雲岳山頂へのピストンを
③ナキウサギを見るため
④最近景色に恵まれずトムラウシや東大雪の山を見たいため

大体この辺がテーマだが①が時期的に心配ではあった・・・

登山口到着だがガス多し

 

 

準備体操をしてスタート
まずは一気に登る

30分とかからず展望台へ到着。

三笠新道の方角が見えるが空は日がささない
雨雲ではないが雲が厚いなぁ・・・

 

最初の急登を登り終えると台地の第一花園だ

まずは終わりごろのヨツバシオガマが出迎えてくれた。

 

 

続いてもう秋を感じさせるミヤマリンドウ。

エゾオヤマノリンドウは今回、目につかず

 

 

訪問時期が遅かったと感じたのは第一、第二お花畑にエゾコザクラはこのようにまだ盛りだが一緒に群落が目立つミヤマキンポウゲがすっかり終ってしまった。

チングルマもすっかり穂に

1週間遅かったかなぁ~

 

 

第二お花畑にはワタスゲが咲いておりツガザクラ系もなんとか



残念ながらワタスゲ越しに石狩岳やニペソツ山をガスのため見ることが
出来なかったな~帰途もダメでした。

それでもエゾコザクラはまだまだ群生している

 

 

アオノツガザクラ

 

お、チングルマの遅咲きか



このあとこの登山唯一の危険箇所?少しの登りだが以前はロープがあったような?
まぁでも問題なく通過。

面白いのはこの箇所だけにエゾヒメクワガタ、トカチフウロ、タカネトウウチソウなどが咲いていた。

 

エゾヒメクワガタ


トカチフウロ

 

エゾウサギギク

 

ハイオトギリ

 

マルバシモツケ

 

コバノイチヤクソウ

 

メアカンキンバイ

 

イワブクロ

 

チシマノキンバイソウ





緑岳山頂にはガスがない

ナキウサギには会えるのかなぁ

 

 

肩からジグザグに岩場を一気に登る。

急角度もあるがペンキどおりに進めば何も難しくはない。

ナキウサギは??

まったく姿はおろか鳴き声も聞けなかった・・・残念!
途中にイワツメクサやイワブクロを撮影し
まずまずのペースで山頂に。



やはりトムラウシほか山々は見えない。

 

山頂は風もなくおだやかにのんびりと

でも相変わらず遠くの山や景色はほとんど見えず
最近登山の成績が悪くてがっかりだ


さあそれでも歩こう

小泉岳を目指し稜線をたどる
時々ガスが晴れると向こうには青空が。

 

この吹きさらしの稜線も花の宝庫

イワギキョウとエゾツツジ

 

タカネイワツメクサ



チョウノスケソウはすでに終っていたが



この時期はこれ
クモイリンドウだね うん

 

目指す白雲岳も微妙な雰囲気
避難小屋も小さく見えるが寄るなら帰りだ。

思ったより小泉岳まで長い・・・

 

 

小泉岳付近にも珍しい花がまだ咲いている

レブンサイコは?芦別岳以来かな

 

おお 鮮やかな青が

今年もリシリリンドウが見れてうれしい



リンドウ、キキョウの季節になったんだな

もう花が終る・・・

 

 

そして白雲分岐を過ぎるとガレ場になる

まだチシマツガザクラが咲いていたね

景色に期待できないから花が頼りなんだよ

 

 

さーもう少しで白雲最後の岩登りだ

向こう側の景色は?シマシマはどうなっているかな?

 

岩場の前にこの辺はお花畑

エゾコザクラ、エゾヒメクワガタ、エゾウサギギク、アキノキリンソウ、
タカネトウウチソウ、ヨツバシオガマ、ミヤマリンドウ、イワギキョウ

 

 

 



この時期でこれだけあるもんな


そして山頂へ

ここまで4時間30分。



同行者、がんばったと思うぞ

 

 

白雲山頂から後旭岳方面への残雪の美しさ

過去訪問は7月が多くとても堪能できたが今は8月

さて・・・その前にガスが多くて
何とか待ったけどこれが限界だ!

 

後旭岳 この向こうに北海道の最高峰、旭岳がある

 

降りますか



北鎮、稜雲が見えるね

 

やはり残雪は少なく物足りない景色であった。

だが贅沢は言わない!
少しでもガスが晴れただけでヨシだ

さあ時間が惜しいから下山に入ろう


帰途は小泉岳ではなく白雲避難小屋経由だ

途中で咲き残りのコマクサが・・・

 

上から避難小屋を俯瞰する。

い~い感じだ!

さあまずはあそこまでの下り

 

小屋への下りにもたくさんの花が・・・
なんとかこの時期にこれて良かった!

お盆を過ぎたらこうはいかないだろうね

エゾノハクサンイチゲ、エゾコザクラ、キバナシャクナゲ、ジムカゲ
そしてエゾノツガザクラとまだつぼみのチングルマ。

 

 

 

 

緑岳も遠いなぁ

 

 

小屋が近くなると
このダイセツトリカブトや

ミヤマキンポウゲ、タカネトウウチソウなどぞくぞくと

 

水場の小滝廻りにはなんとエゾノリュウキンカまで!
平地では春先に真っ先に咲く花がここでまだ咲いている



改めて高度の違いを知らされる。

 

 

小屋の周りはクモイリンドウの真っ盛り!
うーん実にいいねぇ



テントは3貼りくらいだったかな
いいねーうらやましいよ
でも小屋の住人に聞いたら朝方の温度は5℃だったらしい

 

さあ避難小屋ともお別れだが
ここから緑岳に戻るには雪渓と沢づたいに行く

しかしこの雪渓は融けるのだろうかね

 

 

沢沿いに登って行くのだが
ここには上部の吹きさらし地帯と同じ花もあるが
違う花も多く咲いている。

時期的には終息していくがさすが大雪
まだまだ咲いていたね

イワウメ

 

クモマユキノシタ

 

リシリリンドウ

 

旭岳でもたくさん咲いていたチシマクモマグサは
この沢の主役級。



時期によって群生している。

 

 

もっともびっくりしたのは
ホソバウルップソウが残っていたこと。



たった一株で一部は枯れているがまだまだ瑞々しく
今回登山の花では一番のサプライズでとってもラッキーだった

 

緑岳へ最後の戻り返し
ここさえ登り切れば後は下りのみだ

 

 

緑岳山頂直下より第一、第二お花畑を。




高原沼も見えたがトムラウシやニペソツの盟主たちは
ついにその姿を見ることは出来なかった。



なんか最近調子が悪い
お祓いでもしてから登ろうか・・・

 

第一第二花園は派手さは無いが個体が多くて見事

 

これで緑岳の見納め

 

 

そして下山も終盤

最下部の噴煙地域には枯れた姿が一輪。

でも一部ロープで仕切った場所にはまだなんとか・・・
今回の初見、タイセツヒナオトギリで締めよう。



この花は日本でもこの「場所」しか咲いていないはず
なんとか間に合った。

 

この山は花と廻りの山を見ること

今回は叶わなかったなぁ~

残念だが花見と山歩きは充実し満足!


8月9日 訪問

 

 


富良野西岳(111山目)

2022年01月10日 23時24分31秒 | 山登り 上川

 

登山日:2014/8/2

山名:富良野西岳
標高:1,330m
場所:夕張山地
コース:コース(参考記録なし)
標高差:m

ガイド標準時間:登り 下り 計(参考記録なし)
ガイド評点:点

札幌発:5:10
登山口着:7:10
出発:7:50(ロープウェー駅)
山頂:9:40
所要時間:1:50 
駐車場着:12:00
登山時間:4:10


富良野西岳は夕張山地の中で、登山道があり夏山ガイドに載っている三山の中の一つである(2014年当時 他は夕張岳と芦別岳)

野趣あふれる沢コースと富良野スキー場を登るコース
そしてロープウェーで登ってから山頂を目指す楽なコースがあり
初めてなので今まで通り、一番楽なコースで行った。


新富良野プリンスホテルからのロープウェーに乗ると
下から山頂まで1時間45分で行ける!

まずはロープウェー乗り場に到着・・・ガスがひどいや・・・

 

山麓駅から7時40分発に乗る。

乗車は他に1組2人だけで登山者ではない
寂しいなー


さて山頂が一切見えないまま上の駅に到着。

ちょっと青空が見えてきたぞテンション上がる! 

 

 

最初は樹林帯を歩くが薄暗くいかにもランとかが好きそうな雰囲気に登山道脇に目をこらす。

おっと あったあった。



家でサイトなどで見ると
オオバノトンボソウのように見えるが・・・

 

 

続いては アリドオシランだ。



これは結構見てきたけど、いつ見てもこの小さな花は愛嬌があるね

 

 

これはホソバノキソチドリかなぁ



どうもこの辺は区別てか勉強が足らないから、よくわからない

 

 

エゾスズランも咲いていたね



ちょっとこの株は終わりごろだけどランたちはまだまだこれから

 

 

ラストはコイチヨウラン。



これは登山道脇にたくさん咲いていたねー
でも小さすぎてピントが合わない!

呼吸を整えて撮影しないのがダメなんよね
つい急いでしまいがち・・・

 

分岐を左に分ける

 

8月になったとはいえ、ラン以外の花もたくさん咲いていて良かった
おかげで撮影タイムが多くなる

ヨツバヒヨドリ

 

ツルアリドオシ

 

オオカラマツソウ

 

クルマユリ

 

エゾトリカブト 触るのもダメ

 

終わりがけのチシマノキンバイソウ

 

ミヤマホツツジ

 

ヤマブキショウマ

 

エゾマルバシモツケ

 

ハイオトギリ

 

前コブが見えてきた
ここまで1時間30分

時間がかかりすぎなんですけどね


実は甘く見すぎて・・・
まず朝露がこれまでに経験したことがないほどで
なんら防水をしていないズボンから靴の中までビショビショで

途中のリフト駅でソックスを絞ったら水がしたたり・・・
ズボンは乾いたけど靴は最後までぐっしょりだわ

 

 

ガスは晴れたり曇ったりで状態は良くないな
やっと岩塊上の山頂が見えてきたけどかすんでしか見えないや・・・

 

やっとのことで山頂
体力的な疲れじゃなくて濡れ疲れ

まずまずのアップダウンもあるしラン以外の花もあり
もう少し早ければ種類は多いかもね

結局、上の駅から山頂まで1時間50分でした。



山頂はひとりぼっち
景色はガスで見えない残念!


来た道を振り返る

 

山頂に黄色い花
貴重種のフタマタタンポポのようだが?

 

うーん 下山を始めると下界は晴れている・・・
まぁこんなもんさ

 

 

これは同じ夕張山地の布部岳 登山道はなし



ここから見る十勝連山の山頂は終始、雲の中であった。
富良野西岳同じだよな


と慰める。


帰途に撮影した花

ウメバチソウ

 

チシマフウロ

 

ナガバキタアザミとテントウムシ

 

青空と白い雲、そして白樺の木

やっと好きな被写体に出会えた気分だ。

 

 

おっと 登りでは咲いていなかった?
モイワシャジンかな
ここに2株くらいだけ咲いていた。



いやいやこういう花が見れただけでもヨシとしなきゃ!

 

 

リフト終点を過ぎてやっとロープウェー駅が見えてきた。

ここに1株目立つマメ科の花



下には新富良野プリンスホテル
この頃になると下りも乗っちゃおうかなと軽く考えてしまう・・・

 

分岐点少し手前で見慣れぬ花が・・・

おおツルニンジンじゃないか
これは嬉しい初見の花。



帰途も目立つのはラン系の花だったが初見の花はやっぱ倍うれしいね

 

 

結局・・・やはり・・・ロープウェーで下ってしまった(苦笑)
楽で良かった!



でもねぇ次回は好天気でのリベンジがあるから
絶対に沢コースで登ろう
なんといっても気持ちいいもんね。


8月2日 訪問

 


旭岳(109山目) 間宮岳(110山目)

2022年01月08日 17時25分31秒 | 山登り 上川

 

登山日:2014/7/26

山名:旭岳・間宮岳
標高:2,290m
場所:表大雪
コース:旭岳温泉コース
標高差:690m(姿見駅から)

ガイド標準時間:登り2時間 下り(参考記録なし)
ガイド評点:55点(中級)

札幌発:3:00
登山口着:5:40
出発:6:15
山頂:8:20
所要時間:1:55 
駐車場着:13:10
登山時間:7:00

 

やっと北海道の最高峰、旭岳に登る気になった
別に残しても意味がないし花があるうちに行ってしまおうと思ったけど・・・

前日の金曜日には札幌にもPM2.5が来襲し午後3時にはもやもや状態。
まー大雪は大丈夫だろうと・・・

ロープウェーで姿見の池駅まで 不安が的中




全然大丈夫じゃない!

でもこのモヤがPM2.5の影響なのかもよくわからずに出発~



せっかくの姿見の池がぁ

 

 

ここは頂上めがけ一直線に登るだけだからね

ロープウェー駅にあった花々はすでに無く一部の根強い花だけとなった。

ヒメイワタデ



ちょっと登って振り返れば駅に池に石室に
もやがなけりゃ下界が見えてるんだろなぁ

 

この辺まで登ると岩礫の中を好きなルートで登って行く。

ある場所は直登である箇所はジグを切りながら登る

左の地獄谷を覗くと噴煙が勢い良く噴出している

 

 

ふうふう言いながら小ピークをいくつか越えて

結構登ってきたら前方に特異な金庫岩が見えてきた。

あそこまで登れば山頂は目の前だ


がんばろーっと。

 

 

高度が上がってくると咲く花にニューフェースが

チシマクモマグサがこれもたくさん咲いていた。

以前に赤岳や白雲非難小屋で群生を見たが
この花が礫地に咲いているとは思わなかったね。

 

 

この花も大雪山系で良く見る

エゾイワツメクサはこれからがピークかな

 

 

金庫岩を過ぎて最後のひと登り

下に見えるニセ金庫岩を本物と見間違い
手前の沢形を下って遭難した事例が多々あるそうだ



今はロープを張っているがガスが強くなると
岩場は道筋がはっきりしないだけに注意だ。

 

山頂すぐ手前より地獄谷を覗き込む。

噴煙は見えるんだけどなー その下は全然見えない 泣

 

 

そしてほぼ予定時間通りに山頂到着。

北海道の最高峰だが景色が見えないだけに喜びも半減・・・
でもお鉢平周りの山々は良く見えるぞ
登山者は多いが予想よりは少ない

やはりPM2.5のせい??

 

ではPM2.5?で霞む周りの山々を

右から北鎮岳~鋸岳~比布岳~安足間岳

 

 

 

山頂には花もある

メアカンキンバイ

 

イワブクロ

 

コマクサ

 

予想通り山頂は風が強くさえぎる場所はない
また常にモヤのかかっている状態で、次に進む

裏側へ下っていく


この砂礫は滑るので少し注意した。


途中にイワヒゲの群落

 

正面に熊ケ岳 ここは登ることはできない


後旭岳と奥に白雲岳

 

滑る火山灰地の斜面を慎重に下り
後旭岳キャンプ地目指しては雪渓がまだまだ!

尻すべりを楽しむ登山者もあり
楽しそうだなぁ

 

降りきった底には沢がありチングルマがここは盛りだった。

もっと低い場所ではすでに穂になっていたけど
まぁ元気なチングルマはいいね!

 

今日の大雪での初見のエゾコザクラと
裏側から見上げる最高峰

 

 

ウスユキトウヒレン

 

ここから熊ヶ岳へ向けて軽い登りだ

いよいよお鉢平への対面

その前に鮮やかなヨツバシオガマはこの株しか見なかったが何故か一輪だけ今が盛り

 

これもラストの一株かぁ?

タカネスミレは群生するスミレ。

もはや周りの株はすべて花はない
一輪でも撮影できてラッキーだったよ

 

この花は今年初見だった

でもこの花も一輪しか見なかったなぁ

エゾウサギギク。

 

お鉢平を右に見ながら間宮岳を目指す。

この花は多く咲いていたな

クモマユキノシタ。

 

イワギキョウにエゾイワツメクサ

 

熊ケ岳の特徴ある雪渓

 


相変わらずモヤはとれず消化不良だ!

平坦な場所にある間宮岳。



ここから中岳分岐~裾合平へ降りながら進み帰途に着くコースへ

折り返し地点のようなものだな。

 

間宮岳から中岳分岐へ降りる途中にお鉢平を見る。

霞みながらも左から北鎮~稜雲~桂月~黒~そして烏帽子の頭が見えた。

それにしても底は異様な雰囲気だ。


ここは立入禁止地帯
有毒ガスがあるとのことだ。


正面に比布~安足間岳、写真は切れているが右に中岳~北鎮岳方面へゆるく下る

 

裾合平へ向かう。

 

ここにもクモマユキノシタとチシマクモマグサ

 

ミヤマリンドウ

 

 

時間的に北鎮岳の往復は厳しく
中岳分岐から裾合平へ向けて下っていく。

途中で沢が一気に落ち込む箇所がある
これは滝じゃないのかなぁ?

 

右側から降りていく
途中にイソツツジ

 




降りてきて目の前の温泉、中岳温泉に足湯に浸かりたく石に腰掛て足を浸す

ちょうど良い熱さの温泉に疲れた足が癒され最高の気分だ。

 

 

予想外の足湯に時間がかかりすぎ
結果的にはここでのロスタイムは大きかった・・・


周りには時期はずれのエゾノリュウキンカ
平地では春先の花だがここでは今頃に咲いている。



改めて高地であることを再認識した。

岩場にジムカデもあり

 

ウコンウツギを見ながら裾合平に入る。

有名なチングルマの大群生はすでに8割終っており
かわりとゆうかエゾコザクラはまだ大丈夫であった。

それにしてもちょっと残念だな

 

 

整備された木道の脇に大きな花。

バイケイソウが咲いていたので思わず撮影。

 

このころから雨が本降りになって来た・・・
ちょっと温泉でのんびりしすぎたかな

右手に愛山渓から登る山、当麻岳から安足間岳の稜線が
当麻岳の下部に当麻乗越しがありそこから沼の平を経由し別ルートでも下山できる。


もちろん今回は旭岳ロープウェー駅が最終地点だ。

 

地図で見ると楽そうなトラバースの裾合平だがロープウェー駅に
近づくほどアップダウンや軽い登りが出てくる。

今回は少しだけ遅かったか、花の季節には素晴らしい絶景になる場所だろう

それにしても強いというほどまでは行かないが雨が降り続く
ついに折り畳み傘を使用した。



やっと夫婦池まで来た!

あと少しのところで雨脚も強くなる。

観光客も傘をさして見に来ているがかわいそうだなぁ
またいい時に山に来てよ

 

 

もはや撮影もままならず、とにかく早足で駅に向かう



やっと着いて一安心。
下山もロープウェーを使うので登山はこれにて終了。


PM2.5に雨に散々な登山のようだが

お鉢の山々は見れたし花もあった

そして最高峰の旭岳には次回こそ最高の景色を見るために

毎回同じだけどリベンジの誓いを立てたのであった。。



7月26日 訪問

 

 


赤岳・白雲岳・小泉岳 (87~89山目)

2021年11月25日 20時26分43秒 | 山登り 上川

 

 

登山日:2013/7/20

山名:赤岳・白雲岳・小泉岳
標高:2,078m・2,229m・2,158m
場所:表大雪
コース:銀泉台コース
標高差:781m

ガイド標準時間:登り4時間10分 下り3時間 計7時間10分
ガイド評点:60点(中級)

札幌発:2:48
登山口着:6:22
出発:6:50
山頂:12:51
所要時間:6:01 
駐車場着:15:29
登山時間:8:39


6月後半のピセナイ山から伏見岳~富良野岳~南暑寒岳
そして今回の登山で5週間連続で山に行っている

その仕上げじゃあないけど、よくご一緒する登山仲間と1泊して表大雪に登る計画を立てた。

先方の希望で銀泉台からまず赤岳に登り、白雲岳を最終目的で
下山し層雲峡で1泊し調子が良ければ簡単な山を一つ登って札幌に帰る予定。

最近は花見に凝っており、このコースは北海道でも有数の花銀座だから
異論があるはずもない。

 

さて、その初日
銀泉台のこの青空はどうだ!

去年まで3年連続で来ている赤岳~白雲岳
こんなに車が少ない時に着いたのは、はじめてだった。

 

登り始めて第一花園の雪渓を超えたところで
駐車場を見下ろすと・・・



おっと
あっという間に満車状態に!
さすが人気のコースですな

 

 

東側には東大雪の山並みが。
中央凹んだ左側にユニ石狩岳、右に雲に隠れた音更山~石狩岳

そして右端に鋭峰ニペソツ
今年の標高年2013m



いつ行こうか。

 

花の撮影スタートは小さなリンネ草から

 

コマクサ平に上がってきたぞ
ここから高山植物が次から次と登場する

 



まずはイワブクロも満開。

 

なんと言っても
コマクサですよ。



だってこの花が見れないならこのルートここへ来る意味がないのだ!

 

 

この花もなに気に好きだなぁ
でもここでは時期が合わず中々見れなかったけど
今回は至るところで満開だった。

かわいい花だね

チシマツガザクラ。

 

メアカンキンバイもコマクサ平に多い花

 

ここは花の山
もう少しお付き合いを


この花は二つの名前があって、どちらも素敵な名前だねぇ

チシマキンレイカ
タカネオミナエシ。

 

大雪以外ではまだ見たことがない
ジンヨウキスミレ

 

いつでもどこでもこの花を見ると気持ちがウキウキするなぁ

やっぱ大好きな花
エゾコザクラ。

 

キバナシャクナゲもあり

 

左奥のニペソツをバックに
これでコマクサ平とはいったんお別れだ。

それにしても
コマクサの復活はうれしい限りだねぇ
二度と盗掘などしないで欲しいものです

 

 

さて登りのハイライト

第三雪渓

今回のルートはいったん右端に行きトラバースして左上のルート。


雪が無ければ左端の直登だね
コケたら下まで滑り落ちるが

さして問題なく通過~

振り返ると平らな平山と右端にニセイカウシュッペ山

 

こんな岩山も

 

 

第三雪渓を登って平坦地へ出る。

春先なら小川が流れているが川は干からびていた。
ここではイワウメとメアカンキンバイの共演を見る。

 

イワギキョウ

 

ウスユキトウヒレン

 

この花もお気に入り
チシマクモマグサ。



ここよりは白雲避難小屋から川へ下ったところでたくさん見たなー
緑岳から行くルートだね。

 

エゾノツガザクラ

 

チングルマ

 

エゾノハクサンイチゲ

 

共演だ チングルマ エゾコザクラ

 

キバナシャクナゲ ジンヨウキスミレ エゾコザクラ

 

ヨツバシオガマ

 

エゾヒメクワガタ

 

気温は暑くもなく寒くもなく丁度いい感じで赤岳は楽々到達。
やっと表大雪の山々も見え出して来た。

 



 

山頂標識近くの岩場にはエゾイワツメクサが

 

ほかにもイワヒゲ

 

チシマキンレイカ

 

イワタデ

 

エゾタカネスミレとエゾツツジ

 

 

左からさすが北海道第二位の高峰。残雪が綺麗な北鎮岳~凌雲岳~手前に烏帽子岳~右奥に黒岳。

 

 

赤岳から小泉岳~白雲岳のルート上では希少な高山植物がいくつも見られる。

砂礫の中、黄色が目立つキバナシオガマ。

 

なんとか
なんとか2輪だけ咲き残りで間に合った!

チョウノスケソウ。

 

エゾオヤマノエンドウは大雪だけ

 

ここで見れて嬉しい リシリリンドウ

 

ホソバウルップソウ

 

 

エゾミヤマツメクサ

 

見ていたらほとんどの人が通りがかりに撮影をしていったエゾツツジ。

確かに艶やかだね

 

たくさんの花の中、次は白雲岳を目指す。

白雲分岐では数人の登山者がザックをデポしているが
何事も訓練訓練で重いザックを背負ったまま向う。


幻の湖火口クレーターまで来ると
エゾコザクラ、ミヤマキンポウゲ、エゾツガザクラ
アオノツガザクラが見事な群生を作っている



さあここから最後の岩場登り。

北海道第三位の白雲岳山頂から雪渓を
ここへ来たならこれを見ないと意味がない

旭岳がちょっとガスがかかっているが
ここはいつもこの流れが変わるのでこんなもんだろう。

やはり今年は雪が多いかないずれにしても見れて良かった!

 

白雲山頂から降りて帰途の途中にやっと今までガスがかりの山が見えた

やはりトムラウシ山は拝みたいよ
でもこれも数分でまたガスの中。
ラッキー!

 

下山で注意は白雲からの下り(今年死亡事故が発生している)
それと急な第三雪渓の下りだ。

前を歩いていた人が転んでドキっとしたが
その場で大丈夫だった ふぅ

白雲岳の花は山頂直下の斜面とクレーター廻りに集中

 

 

 

 

 

 

次に小泉岳は赤、白雲、緑岳への中継点で何もない平坦な砂礫にある
しかし花の多さは見事だ

 

 

 

クモマユキノシタ

 

マルバシモツケ

 

イブキトラノオ

 

ヨツバシオガマを上から

 

ジムカデ

 

帰りも花を見て撮って

ジンヨウキスミレは今が盛り。



同じ黄色のエゾタカネスミレはちょっと早かったかな

 

 

シマリスはいつも愛嬌を振りまいてくれるね
エゾリスも観たいが逃げ足が早い。



やっぱシマリスだよ

 

 

水場の「神の田圃」では定番のワタスゲ

 

 

下山中にまた青空が広がった

いっときは雨が一粒二粒落ちたが一過性でほっとしたなぁ

無事に下山!

 

 

今夜のお宿
ペンションには16時前に入ることが出来て黒岳の湯に入り同じ棟のイタリアン(層雲峡)で夕食。


ビールがめちゃくちゃ美味かったね!!

ゆっくり休めて休みすぎて余裕があれば翌日も登山するはずだったが

寝すぎた



気持ちの良い朝を迎え大雪ダムまで足を伸ばし
ユニ石狩岳と音更山を撮影し帰途に着いた。

 


いろんな面で楽しい楽しい山登りでした。

 

三国峠から右にニペソツ山、左にウペペサンケ山

 

さあニペソツにはいつか?




7月20日 訪問

 

 

 


富良野岳 (85山目)

2021年11月23日 22時34分42秒 | 山登り 上川

 

 

登山日:2013/7/7

山名:富良野岳
標高:1,912m
場所:十勝連峰
コース:十勝岳温泉コース
標高差:642m

ガイド標準時間:登り3時間20分 下り2時間 計5時間20分
ガイド評点:55点(中級)

札幌発:3:50
登山口着:6:48
出発:7:06
山頂:10:30
所要時間:3:24 
駐車場着:13:54
登山時間:6:48


3度目の富良野岳です。

でも
残雪と朝もやの富良野岳

すでに山頂からの景色はあきらめぎみ
しかし
今日の目的は花にあり。

過去の登頂は8月以降で花のシーズンは終わっていたので
高名な山に花を目指して登ってみた。

雨が降らなきゃいいかくらいの気持ちで。

 

 

この山での雪渓は初めて。

人気の山ゆえ多人数の踏み跡がありがたい
雪渓を渡るときは風がひんやりと心地良い。

 

そろそろ花が現れる


おなじみのチングルマとエゾツガザクラ
どちらも良く見る高山植物だ。

 

黄色いスミレが本当に好きなんだよね
これを見れるとテンションがあがる。

キバナコマノツメ


チシマノキンバイソウ

 

エゾノハクサンイチゲ

 

エゾノツガザクラが綺麗に咲いている

 

 

ここは富良野岳の肩、三峰山への分岐点。

コマクサはここに咲くが今年はまだ少し早かったかぁ

 

コケモモ


ミヤマキンバイ?

 

イワヒゲ


エゾヒメクワガタ

 

やがて斜面にお花畑が広がる。

やはりチングルマだね

 

斜面の谷側にはチングルマやエゾノハクサンイチゲの群落が
ピンク色が混ざっていると思ったらエゾツツジも

 

さらにトカチフウロとホソバベンケイソウ

 

 

登山道の山側はエゾコザクラやコイワカガミが多かった


見事だなぁ

 

 

おっと 久しぶりの

ウズラバハクサンチドリ



実はペンケヌーシ岳でしか見たことが
なかったので嬉しいね~


ミヤマアズマギク

 

そういえばこの花のことすっかり忘れていた。
でも見つけたときはうれしかったね
予想よりたくさん咲いていたし

コイワカガミ。

 

 

カラフトイソツツジ

 

そうそう富良野岳といえばこの花だ

まだ一度も見たことがなく
時期的にも残雪の様子から見て早いだろうなと・・・

他の登山者から
ほら、ここにつぼみがと教えてもらった。

うーん やはりまだか・・・!

ロープの外
ちょっと離れたところに青い色が目に入った。

おお咲いていたよー
ひと株だけだし
あっちゃ向いているしww

だけど立派な開花で、ズームでピントが合わなかったが
なんとかねこれで満足さ

エゾルリソウ

 

三峰山分岐の登りから山頂までの斜面
聞きしに勝る素晴らしいお花畑だった。
花の種類も多い!



そして前回同様360度周りが何も見えない山頂へ到達。



撮影しながらのゆっくり登山
もともと苦しい山ではないが時間さえあればもっとゆっくりでいい

 

下山も花を楽しみながら撮影しながら降りるものだから
時間ばかりかかってしまう。
振り返えるがガス中の山頂は見えない

 


しかし、年に2度も来る予定はないのでこれらのお花を目にしては
撮影しないで帰るわけにはいかないねぇ

 

アイオノツガザクラ





途中にロープの向こう側に
荒地の黄色い花が点在
エゾタカネスミレの群生地だった。



大雪より先にここでお目にかかれた。

 

ピンクの花が共演!



エゾコザクラ
コイワカガミ
エゾノツガザクラ
一つ一つは小さいけれど
立派な主役たる花たちを一枚に収める。

 

おお

やっと霧が晴れて下界が見えてきた!
チングルマ、エゾノハクサンイチゲの群落の向こうに原始ヶ原が。




また、滝コース
行きたくなったよな

 

三峰山の下部をトラバース中
やっとこちら側も霧が一瞬だが晴れた

右に上ふらの岳、中央にドーンと上ホロカメットク山だ

 

ハクセンナズナ

 

 

 

最初の渡渉場所まで帰ってきた。

ここまで来たら下山も終わりのようなもの
前回はここから雨に降られ濡れながら駐車場まで小走りに降りたが
今日は心配なし
いつもより水量豊富な沢をひと跨ぎし最後の一服。

 

だらだらと歩いて駐車場へ いつもの光景だった
降りて来た時は必ず駐車場は満車状態で路肩へ停めている車も多数。

紅葉もいいのだけれど
観光客も多くて・・・



やはり、富良野岳は素晴らしい

今回は霧のため、十勝岳も夕張連山も見ることは出来なかったがあれだけの花を見ればね

もう大満足でいい山行でした。


また来年

7月7日訪問

 

 


黒岳 (76山目)

2021年11月08日 17時49分15秒 | 山登り 上川

 

登山日:2012/10/7

山名:黒岳
標高:1,984m 
場所:表大雪
コース:七合目コース
標高差:364m

ガイド標準時間:登り1時間 下り40分 計1時間40分
ガイド評点:45点(初級)

札幌発:前日に層雲峡入り
登山口着:
出発:8:40
山頂:10:50
所要時間:2:10
駐車場着:12:50
登山時間:4:10

 

表大雪の代表的な黒岳に行ってきました
今回は知人と二人 黒岳の紅葉目当てで登山は昔数回あったくらいの人です
前日に層雲峡入りし、朝食を食べてからロープウェー乗り場へ。


前日は雨
しかし当日は天気予報通りの晴天。

朝8時ころではこのシーズン、ロープウェーは沢山の客で行列になっていたねぇ

ただ100人乗りのロープウェーで運行も頻繁だから待った感じはしない
わずか数分で5合目まで、続いてリフトで7合目まで

層雲峡温泉から登山道を登る人は極少数でしょう。

 

 

それでは登山のスタート。

登り一辺倒ではあるがそれでもガイドブックでは1時間程度の登り
リフトで上がってきた観光客(外人さん)他も軽装でどんどん登って行く。
登山スタイルではない登山者を見るのはひさしぶりだ。

 

 

 

 

さて前方のマネキ岩が近づくと山頂はもう少し

正面に見えるはずのニセイカウシュッペ山や平山は雲の中で見えず残念!
銀泉台~赤岳方面の紅葉が鮮やかだ。

この山はもう少し?このまま終わる?

 

 

 

さてゆっくり登って山頂へ
ここの山頂はいきなり現れるからいいね!
こういうドラマティックな山頂が好きだ。

もうびっくりの人人人!
おそらく今までの登山の中で最も賑わった山であろう。

 

 

 

 

此の辺が一番紅葉が綺麗だった場所。
烏帽子岳方面になるかな 山頂直下でした。

右端真ん中の白い色は滝です
あそこまで行けたらなぁ・・・

 

 

 

以前登ったユニ石狩岳~真ん中高いのが音更岳~右端にギリ写っているのが石狩岳


桂月岳 この山は山頂まで行ける

 

写真は石室へ続く道
今回は同行者もいたので無理せず山頂でゆっくりコーヒーを

もう風は冷たく風除けの場所を取るのにも一苦労。

 

それでは下山しよう 7合目のリフト乗り場へ

 

 

 

近いうちに縦走したいね
入門用にピッタリだし、やっぱり大雪は最高に楽しい。

下山はリフトとロープウェーで
徒歩で降りたら白花のエゾオヤマノリンドウを撮影出来たなぁ・・・(リフトで足下に咲いていた)

ロープウェーはやはり大賑わい
ちょっと手前の展望台から黒岳とお別れ


かっこいい山だね!

 

 

表大雪はこれで

銀泉台 赤岳~小泉岳~白雲岳

高原温泉 緑岳~白雲避難小屋

愛山渓温泉 永山岳~比布岳~安足間岳~当麻岳

そして
層雲峡 黒岳


残るは旭岳温泉からの 旭岳~北海岳や北鎮岳

それからトムラウシ山か・・・


旭岳は来年で確定ね
トムラウシは・・・ww



5合目ロープウェー駅近くにてまさにラスト1輪でした!!


10月6日 訪問

 

 

 

 

 


永山岳(72山目)比布岳(73山目)安足間岳(74山目)当麻岳(75山目)

2021年10月31日 23時04分52秒 | 山登り 上川

 

 

登山日:2012/9/2

山名:永山岳、比布岳、安足間岳、当麻岳
標高:2,046m 2,197m 2,200m 1,967m 
場所:表大雪
コース:愛山渓温泉コース
標高差:1,187m

ガイド標準時間:登り4時間30分 下り3時間10分 計7時間40分
ガイド評点:65点(中級)比布岳までの場合

札幌発:2:20
登山口着:5:13
出発:5:40
山頂:8:50(永山岳)9:40(比布岳)10:30(安足間岳)11:10(当麻岳)
所要時間:4:00(比布岳) 
駐車場着:14:30
登山時間:8:50

 

ニペソツ山に8/15に登り、次はどこへ行こうかと考えたときに
滝があって、プチでもいいから縦走をしたいなと思った
それならやはり大雪山系がベストだなと。

半月ほど間隔が開いたので体調も充分
下調べをして計画を立てた今回のルートは高速道央道を行った場合
札幌からもっとも近い大雪の登山口にした。

 

札幌~道央道~愛山渓温泉~永山岳~(愛別岳)~比布岳~安足間岳~当麻岳~沼の平~愛山渓温泉

このうち愛別岳は行けたら行こうと
また比布岳を頂点として調子が良ければ安足間岳方面へと
イマイチならピストンで来た道を降りると決めた。

 

 

愛山系温泉から入るのはいつも層雲峡を超えて別の山へ行っていたから
非常に近くに感じるね
登山口まで道路もしっかりしているし


今日も長丁場
じっくり準備体操をして出発!

 

 

 

ニペソツほど最初から急な登りがないので楽だ
早朝の林間は涼しくいい感じで進む




やがて沼の平の分岐をまっすぐ登っていくと
やっと正面に稜線が見えた。

 



沢も苔むした岩が綺麗だね

 

 

約40分で久々の滝、昇天の滝へ



どうしても遠目の逆光
うまく撮影出来ない・・・

汗かき登る登山道から見える滝は気持ちを涼しくしてくれるね

 

 

続いて二つ目の滝の村雨の滝



こちらのほうが豪快で登山道はこの向って右側を
登り超えて行く。

木々が無くなれば直下まで行けそうだがこの時期は藪が多くて無理そうだ

 

 

超える途中に横側から



少し滑状に2段になっているのがわかる
最後はロープもあるが困難なく超えて行く。

そういえばこの坂道が凍結したときに登った人が滑落した
登りか降りか忘れたが可哀そうな事故だったなぁ。

 

 

登り終わるとここに出る
絶好の休憩場だ



このあと左から尾根に取り付くので
その前に一服ね

 

 

 

おおお すごい!

尾根に乗り樹林限界を超えるとこの景色だ




沼の平と雲海が見事だね

 

 

遊歩道のある沼付近をアップで



雲海がなんとも言えませんな

高原の台地上に点在する沼
とても好きな光景になった。 この頃が最初の登り疲れのピーク 小休止の回数が増える。

 

登山口の愛山渓温泉がちいさく見えた

 

あ モミジカラマツ 久々の花だけどもう今期の花は大雪では終わりだねぇ

 

さらに高度をあげて山々を

まずは北側の独立峰
天塩岳

この山を見たのはこの時が初めてだったろうか

 

続いて南西方面に十勝連山



この山並みはキレイだね


左に夕張岳と右に芦別岳の夕張山地


忠別湖は旭岳と天人峡温泉への入口

 

 

山頂が開けた銀名水あたりから
水は枯れていたね

左がまず目指す永山岳
中央のとんがりが国立峰、奥に安足間岳方面か



まだまだずっと登りが続く


このベンチは道中だったかなぁ 忘れた💧

 

なんとか残りの一株レベルが続く
エゾノツガザクラ

 

イワキキョウ

 

 

 

ふぅ 見た目近いのになかなか着かないんだなぁこれが

お メアカンキンバイの蕾だよ

 

 

そして永山岳に到達~~

3時間5分くらいかな
思ったより時間がかかったのは体力不足による
休憩の摂り過ぎだよ はぁ


格別に美味かったぞ

 

 

永山岳山頂から谷を挟んで

愛別岳 かっこいいね!




この山も見るのがいい山だねぇ
せっかくだから、この後に行ってみるかい

 

来た道を振り返る
沼の平も見れたし最悪は、ここからピストンで下山もありえた。

 

 

もう少し大雪の花を

おそらくこの後に咲く花はないであろう
時期的にはキキョウやリンドウが咲いていたが
なんとか残っていた種類から

イワウメ



これはこのひと花しか見れなかった。
春先の花だけどね

 

 

 

二つ目の山頂を目指す。

まずは安足間分岐から愛別・比布岳方面を見る
稜線の右側をトラバースぎみに歩くが
もちろん左側は落ちたら危険
右側も思ったより滑落に注意して進む。

 

 

もとより愛別岳に登る予定はないが
この稜線からの降口には高所恐怖症の
自分はびびった・・・



完全にパス!www



そして少しで比布岳に到着


山頂は平坦でベンチもありゆったり出来る
どの山もそうだがこの山も360度の展望が素晴らしい
時間さえあれば目の前の北鎮岳まで足を伸ばしたいね

画像バックは旭岳

 

 

来た道を振り返ると安足間岳が残念ながら山頂標識がなく?
通過点としてあっという間に過ぎていった

 




戻りのほうがトラバースは楽であったね

 

 

比布岳からの展望も素晴らしい

左に二度登った、白雲岳
右に遠目でニペソツ山だ



よく見るとニペソツの奥にウペペサンケ山も見えるね

 

比布岳で再び大休止して下山のために休む
他に2組いたけどどちらもゆっくり休んでいるね

さて、ここからは先へ進み北鎮岳に登るか

来た道をそのまま下山するか
当麻岳から沼の平を経て下山するかの3択

北鎮岳まで登る余裕はないのと、ピストンじゃつまらないので当麻岳経由で下山にする。

 


下山中、振り返り比布岳山頂

 

 

安足間岳から当麻岳へ向けて適当に下る
踏み跡が見つけれなかった 

安足間岳には山頂標識が無かったので果たして本当に山頂を踏んだかは?だねぇ
これだと思うけど…


当麻岳はかなり下に見えるが

 




当麻岳との間が初夏にはいかにもの花園
チングルマの大群落だっただろう

 


旭岳をバックにチングルマの穂

 



季節の花で コガネギク
この時期、黄色の花があるとうれしい気分♪

 

 

 

ここがおそらく当麻岳だろうと

標識の名残りが・・・






ここまでずっと下りだがこの山は左へ巻きながら進む

 

タカネトウウチソウがあった!

 

当麻岳山頂下より当麻乗越しと沼ノ平
沼はまだまだたくさんみえます
遠くに忠別湖も見える

 




これはキバナシャクナゲか
春から夏の花じゃあないか



当麻岳~当麻乗っ越し~沼の平までの時間が上から見るのと実際に歩いてみるのと違い
随分と時間がかかった気がする

それというのもいつもの右膝が悲鳴を上げてきた・・・
沼の平で休憩するも時間は刻々と過ぎて行き
ゆったりすることも出来ず


全行程で当麻岳から当麻乗越しまでの下りが一番難儀したかも
まぁそれまでに随分歩いたしね


ふう小休止 現在12時ちょうど 出発から6時間20分経った。




沼の平はガスが増えた 登山者も少なく静かだ

 

当麻岳もガスで隠れてしまった。

 

 

 

 

湿原にも花が咲いていた ワタスゲは定番だね


ウメバチソウはたくさんあり

 

シラタマ




それから分岐に到着 ここから登山口の愛山渓温泉まで2通りあり

最後の下りはキツイと書いてあったが
時間短縮のコースを選ぶ

膝はもつのか・・・

 

 

 

 

結局、とにかく下り下りの道だが
騙し騙しなんとか無事に帰ることが出来て

ひと安心。

最後の最後に初見の花を見れた! エゾクロクモソウ





あとで行程図を見てみると18キロもあった
平地の徒歩と違いアップダウンなので
弱い膝が悲鳴を上げるのも止むをえない

どうやらこれはもっと短い距離でも辛そう
やはり運動不足がすべてか

ウォーキング、ジョギングなど山登りを
するために鍛えなければならないかも知れない
今回のようなロングランは今年は諦めた。


来年も縦走はしたいなぁ

ならば
努力をしなければならない。




9月2日訪問

 

 

 


赤岳(66山目) 小泉岳(67山目)

2021年10月25日 12時34分55秒 | 山登り 上川

 

 

登山日:2012/7/8

山名:赤岳、小泉岳
標高:2,078m 2,158m 
場所:表大雪
コース:銀泉台コース
標高差:580m

ガイド標準時間:登り3時間20分 下り2時間10分 計5時間30分
ガイド評点:45点(初級)赤岳までの場合

札幌発:2:15
登山口着:6:10
出発:6:20
山頂:8:30(赤岳) 9:30(小泉岳)
所要時間:3:10 
駐車場着:12:20
登山時間:6:00


すっかり定番になりつつあるこのコースも
もう3年連続。

登山も4年目になると複数回登る山が増えてくるね


この銀泉台から登る赤岳は、きつい箇所は少ないのに
次から次へと多種多用な花が溢れる最高のコースだ
また少し時期が違うと咲く花も変わる

前回の夕張岳登山から約1週間後
珍しい高山植物を見に連続で花の山です。


最高の天気の中
大勢の人たちと出発。

 

 

まずは看板からの登り 



1950年代~60年代にかけて層雲峡から赤岳山頂~裾合平へ至る大雪縦貫道路建設の計画があり
銀泉台まで開通した。
その後、自然保護の観点から休止されたが、一部は銀泉台から赤岳へ向けて残っている
そんな名残りを登ったり見ながら少しづつ登っていく。

 

さてさすがは花の山だけあってすでにいくつかを撮影した

ハクサンチドリ

 

エゾイシツツジ

 

ピンクのイワツツジと白いゴゼンタチバナ

 

チングルマ

 

ツマトリソウ

 

エゾツツジ

 

登山道はすでに岩場を含む登りになっていて
ツアー客らしい年配女性が、もはや根を上げていた…

 

さらに ジンヨウキスミレ 名前は葉が腎臓に似ているからとのこと

 

キバナシャクナゲ

 

アオノツガザクラ

 

チシマヒョウタンボク

 

ミヤマキンバイ


いやいや どれだけ花を見るのだろう
ここでやっと第一花園なのに


雪渓歩きをちょっと注意して下を見ると駐車場が見える場所だ



第一花園をやりすごし
コマクサ平へ

まずイワヒゲが出迎え

 




去年は6月末であり早すぎたが今年はドンピシャだ


コマクサを撮らなきゃね

 

タカネオミナエシ(チシマキンレイカ)どっちの名前も素敵だ

 

メアカンキンバイ

 

コマクサ平を抜けてちょっとコルまで降ると
ジンヨウキスミレが咲いている

この花は第一雪渓にもあるが
山、全体で見れるものではないね

そして一番キツイかな?
第三雪渓だ



過去はすべて雪中を登ったが
やはり雪解けだろうハジの登山道?がすっかり見えて皆、そこを登って行く


青空とチングルマとエゾコザクラ

 

エゾノツガザクラ

 

イワウメ

 

エゾノハクサンイチゲ

 

左の山は登山道の無い東岳 大雪では登山道の無い山には登ってはいけない

 

最後の登り
第四雪渓



ここを登りつめると赤岳山頂はもうすぐそこだ

 

 

そして山頂へ



もうすでに沢山の人がくつろいでいる
この後、次へ進む人が多いのでちょうど良い休憩場所だろうね

 

 

途中の山々の風景を

右から黒岳、烏帽子岳、凌雲岳
このうち山頂まで登れるのは黒岳だけで
他は道がないので登ってはいけないね

 
 
赤岳山頂から小泉岳の間に北海道でもここだけの花がある
また花畑などたくさんの花が咲いている場所だ。

まずはキバナシオガマ
この花が見れるのはうれしい
赤岳~小泉岳~白雲分岐までの間かな