北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

写万部山 (127山目)

2022年01月31日 23時02分32秒 | 山登り 桧山・渡島

 

 

登山日:2015/5/2

山名:写万部山
標高:499m
場所:長万部
コース:共立コース
標高差:358m

ガイド標準時間:登り1時間20分 下り40分 計2時間
ガイド評点:35点 初級

札幌発:5:30
登山口着:9:20
出発:9:30
山頂:10:25
所要時間:0:55
駐車場着:11:30
登山時間:2:00


2015年の山始めがやってきた
これまで1~3月は滝に特化して見に行っていたが雪も綺麗に溶けて山の季節だね。

ゴールデンウィークですよ
いよいよ夏山シーズンです!

雪のないところといえば道南の太平洋側だけど
日頃の運動不足のためいきなりキツイ山は避けて、今金町の美利河丸山に決定!

しかーし
もう少しのところでゲートが閉まっていたのです
信じられない・・・



で、気持ちを切り替えて
昨年登った写万部山に変更!

なにしろ昨年は 登山口真っ青の空 → 山頂ガスで真っ白 → 下山後真っ青の空と
お山に小ばかにされた感たっぷりだったから
リベンジも含めてね!

さて今年も登山口は真っ青の好天だぞ
それなのに9時過ぎなのに、だ~れもいない


まー静かな山でいいやと
出発!
シバザクラとエゾヤマザクラが綺麗でした。

 

登り始めてすぐにフイリミヤマスレミが咲いていました。

 

所要時間の長い山じゃないけどずっと登りが続く山。
林間をてくてくと・・・

実に気持ちが良い

 

 

低い山でも登るにつれて植生も変わる。
この黄色いスミレを見るとホント、にっこりしてしまう。
フギレオオバキスミレ。

 

 

もはや山頂が見えてきた。

すっきりと良く見えるね
同じくらいの場所から写した写真を2枚
まず今年の山頂付近と


2枚目は昨年の写真で。

 

これはもう完璧にリベンジ達成だねぇ

 

この辺はカタクリロードでもありキスミレとの混合は色鮮やかで映えるね

 

 

もうひとつフギレオオバキスミレを
なんかいいね!

 

これは大きな花をつけて一部群生していた
キクザキイチゲ。

 

 

やっと西側の山々が見え出した。
モヤで霞み肉眼ほど良く見えないが
雪を纏うカニカン岳、長万部岳、大平山、黒松内岳は大平山の手前で雪が少ない。

 

太平洋は常に見えるよ

 

ポコを超えて

 

あと少し、あと少し

 

 

きつくはないが
ほとんど登り一辺倒でやっと山頂に。

奥に観測点、奥の山は幌内山かな??

 

 

誰もいない山頂でランチタイム!
やっぱカミサンのサケのおにぎりだよなぁ

 

 

山頂からの眺めで
幌内山の左横の雪山連山はニセコ連山。
まだまだ雪が融けないのは目君内岳と雷電山

それにしてももっと綺麗に見たいものだ・・・

 

さらに左側に眼を向けると見えるのは
観音山あたりだろうか
あの山も夏道はない。

 

長万部の町と礼文華方面を見る。
スッキリと晴れていたら綺麗な海岸線に見えるんだろな

 

山頂は風が強いが座るとそうでもない
ゆったりと時間が過ぎていく。

手前の黒松内岳もいい山だったな~
後ろの大平山にはぜひ登りたい。

 

長万部岳が残雪で綺麗だった

 

そろそろ下山しようかと身支度をしていたときにやっと男女の登山者が到着。
なんとマウンテンバイクでだった!

そういう競技があるんだねぇ
そういえばトレイルランニングも知ったばかりだった。

少しこの辺の山の話をして下山に。

登りの連続だったので降りるのは早い
でも花たちが素通りを許さなくて
またタイムロス

スミレサイシンに

 

こっちはミヤマスミレ




2合目くらいまで降りたときにやっと山容が見えた。
登山口が近い

 

結局、9:30出発~10:25山頂~休憩~11:30登山口
所要時間2時間のお手軽ハイキング登山でした

ああ楽しかった

 

少し車で離れた場所から
桜と牛と長万部岳。

5月2日 訪問

 

今回のアフタースィーツは壮瞥町の名店「パティスリーヴィオレット」にて

 

 

 


黒松内岳 (104山目)

2021年12月25日 23時09分24秒 | 山登り 桧山・渡島

 

登山日:2014/5/25

山名:黒松内岳
標高:740m
場所:道南
コース:黒松内川コース
標高差:549m

ガイド標準時間:2時間10分 下り1時間20分 合計3時間30分
ガイド評点:40点 初級

札幌発:4:50
登山口着:7:45
出発:8:00
山頂:9:10
所要時間:1:10
駐車場着:10:40
登山時間:2:40

 
去年登るために早朝出発したが雨のため途中で断念。
行ってもいないリベンジでとw

登山口はすごくいい天気なのに山頂のほうはガスで見えないな・・・

でも天気予報はこれから晴れに
信じ念じてさぁ出発!

 

 

いきなりの登りからスタート。

すぐの足元にはタチツボスミレがたくさん咲いており
これからの行程に期待がもてるね

 

 

黒松内といえば 日本のブナの北限。

お山にもきれいな新緑のブナ林がある

見事なくらい綺麗だなぁ
これも青空があるからなんだよな!



いい天気、爽やかな風で気分も最高。

 

 

お!途中で昨年登った長万部岳が見えた。



あちらは標高が高いだけにまだ雪があるね~
残雪に虫に苦労した登山を思い出しますよ。

 

 

 

ノウゴウイチゴ

 

シラネアオイ

 

ツルシキミ

爽やかな気温の中で登ってきたけど汗は結構かいた。

やっと本峰が見える位置まで来たぞ
すると山頂を覆っていたガスがはれて来た
なんとか綺麗な山頂に着きたい。

 

 

ここから本峰までのコルが植生が変わる。

花が増えてきた

ハクサンチドリは咲き始めくらいかな

 

崖の上にエゾカンゾウ

 

これも咲き始め。

この時期から賑やかになるね

トカチフウロ

 

日本海側ではこのスミレがレギュラーで有名だね

とにかく鮮やかな黄色だ

フギレオオバキスミレ

 

遠くに羊蹄山と昆布岳

 

 

歩いてきた道のりを

尾根上を登ってきたので明確に

だいたい山はこんな感じで登るよね

 

 

この山のハイライトはこのロープ場。



のぼりはさほどではないが下りがね
この時は雨がずっと降っていないので地面もより乾燥してすべりやすく

まぁゆっくり降りればなんてことない!

 

 

ほどなくして山頂へ。



降りる人とは何組かすれ違ったが登りはなしで
山頂独り占め!

ちょい虫が邪魔だったけど撮影には問題なし。

遠くは羊蹄山、昆布岳、ニセコ連山まで
ちょっとモヤがあったけどいい天気で気分上々。

 

 

ちょっとだけ先に進むと残雪の長万部岳がくっきりと

そしてベストはヤマザクラと大平山のコラボだった

一番近い高山ですごく綺麗だった

 

 

 

太平洋

 

 

なにより山頂のガスがすっかり晴れて
最高の青空のお山だった。

 



登り易く、ブナが綺麗で花もある
下へ降りると徒歩圏内に滝もある

標高が低い分、早い時期に登れて他の山の残雪風景が見れると
いいことづくめの黒松内岳だった。

 

重滝


ニセコのビューポイントから羊蹄山




5月25日 訪問。

 


写万部山 (102山目)

2021年12月22日 22時28分21秒 | 山登り 桧山・渡島

 

 

登山日:2014/5/10

山名:写万部山
標高:499m
場所:長万部
コース:共立コース
標高差:358m

ガイド標準時間:1時間20分
ガイド評点:35点 初級

札幌発:4:50
登山口着:7:50
出発:8:00
山頂:8:43
所要時間:0:43
駐車場着:9:45
登山時間:1:45


道南の写万部山に行ってきた。

昨年も春先は南の山からで結構行ったけど
残っていたのがこの山と室蘭のカムイヌプリくらいかな

まぁ足慣らしならこっちかなと
山開きが来週と聞いたのでかぶらないようにとね!

登山口ではいい天気だった・・・

 

 

道は綺麗に刈り分けされたままですごく歩きやすい

早速フイリミヤマスミレ

 

キクザクイチゲなどが顔を出す

 



この時期に目立った花はこのフギレオオバキスミレ
上に行くほど多く咲いていたけど満開はもう少し後だったかな

 

 

ここは1合ごとに標識がありとても親切だね



でも・・・5合目すぎくらいからガスがどんどん降りてきた・・・

 

 

あと花といえばシラネアオイかな
目立つ2種だった。 カタクリと2ショット



キスミレとともに登山道を飾るカタクリはすでに散り際で
ほんの数株のみ花をつけていた。

 

シラネアオイロード


ツボスミレ


タチツボスミレ

 

 

9合目あと100メートル!

だけど上はガスで何も見えず・・・



ゆっくり撮影しながら登ったつもりだけど、ガスは晴れない

出発が早かったか?
そういえば天気予報はくもりのち晴れ
晴れは昼からだったが出発は8時前


うん早いw

 

 

やはりあっけなく山頂にたどりつく。

見えるものは何もなく
冷たい風だけが通り過ぎる

悔しいけどこればっかりはね
まぁまた来れるさ!

 

一瞬だけどポツっと来たのですぐに下山にかかる
そういえばザックには折り畳み傘が入っているんだ

でも途中から下界は晴れていて
振り返ると山頂のガスは薄くなってきた。

 

 

 

 

登山口に到着するとこれから上り始めるグループがいた



いいなタイミングばっちりだ。

でも天気予報どおりなんだよな
とても羨ましい!

少ししたら山頂は綺麗に晴れていたね
残念無念・・・

 

 

低い山でもそこそこ楽しめた。

この辺の山は札幌から日帰り圏内で充分だし
足慣らしにもちょうどよい
定番コースになりそうだね


登山口から少し下った場所から
残雪の長万部岳が見える場所がある

しかも時期柄、桜の木が重なり絵葉書のような。
腕が良ければもっと綺麗に撮れたな~

 

こんなのも



5月10日訪問

 

 


恵山 (101山目)

2021年12月20日 22時30分49秒 | 山登り 桧山・渡島

 

 

登山日:2014/5/6

山名:恵山
標高:618m
場所:函館
コース:賽の河原コース
標高差:

ガイド標準時間:
ガイド評点:

札幌発:
登山口着:5:00
出発:5:15
山頂:6:07
所要時間:0:52
駐車場着:7:06
登山時間:1:51


函館1泊2日の旅、2日目は恵山登山から。

前日の夜は道の駅えさんで初めての車中泊だった
体勢的に全然寝れないと思った車中泊だが前日の寝不足のためか
思ったより寝ることができた。


だが寒さで目が覚めて早々に顔を洗い道の駅から出発する。

目指すは駐車場の賽の河原で
天気は快晴なのにだだっ広い駐車場に車は1台だけ。



風が強い・・・寒い・・・行きたくなくなってきた

でもここまで来たのだ
さあ、あの山目指して出発!!

 

山に取り付くと場所によって風はなくなる
火山ではあるが最初は階段が取り付けてありそんなに難儀しない

太陽がまぶしい・・・
早く暖かくなって欲しいなぁ


海向山方面

 

 

 

 

上がるに連れて硫黄のにおいも強くなり
吹き出し口が間近に見える。

海岸線が綺麗だな~海沿いにある山の楽しみだ。

 

 

7合目あたりで引き返してきた単独男性と出会う。

撮影がメインであり蒸気もすごいので引き返してきたとのこと。

何でも昨晩は途中の展望台で車中泊したと⁈
よくあんなところに一人で……怖くないのかなぁ

でも綺麗な星空が撮影できたと聞いて納得した

結構登った気がしたが
山頂までは足慣らし程度で行けたね。

 

山頂でようやく花を見ることが出来た。

早い時期に咲くならこれ
コメバツガザクラ。

 

この花が見れるとは思わなかったし、恵山で見たたった2種の花であった

ミネズオウ。



やっぱりツツジやサラサドウダンの時期だろうな
この山は・・・

 

山頂付近は意外なほど平坦であった。

もっと花が咲くといい場所なんだろうなぁ
まぁ時期的なものは仕方ない
晴天に感謝だ。

 

下山に入る

ところどころで蒸気が噴出しており
ここまで近くでこれほどの噴出を見れる場所は?
本州でもそうはないのではないか

 

 

 



眼下にホテル?を見る。

 

途中で見た岩壁を見て驚いた

要塞のような岩
ただそれだけw

 

無事に下山する。

活火山は足元が火山灰や岩石が多いため高い低いにかかわらず注意が必要だ。

もう少し経つとこの辺も花がびっしりなんだろうな



今回はお向かいの海向山には登らなかった
イワカガミでも咲いていればねぇ

2山目寒かったけど
楽しいお山登りだったぞ!

さあ札幌に帰ろう。

 

 

 


函館山 (100山目)

2021年12月18日 16時27分11秒 | 山登り 桧山・渡島

 

 

登山日:2014/5/5

山名:函館山
標高:334m
場所:函館
コース:七曲がりコース
標高差:

ガイド標準時間:
ガイド評点:

札幌発:3:07
登山口着:11:20
出発:11:28
山頂:12:55
所要時間:1:27
駐車場着:14:20
登山時間:2:52

 

2014年の登山が始まった!

すでに1月から滝見へは行っていたが
登山はここからがスタート。


この春に長らく山道や林道を走破してくれたマイカーが力尽き、修理すると中古車1台分になるとのこと…
泣く泣く手放すしかなかったなぁ


そして4月に新しい相棒を購入した
その初めての長距離となる。

100山目の記念とするのに
函館方面へ1泊(車中泊)の計画を立てた。
まずは滅多に行かない後志南部から道南の滝見をしながら南下し
目的地の立待岬の駐車場へ到着。

札幌を3時に出ているので、ここまで結構な時間がかかったよ


だが立待岬駐車場から函館山七曲コースへ出発したのが11時30分。
山頂までの時間を考えても余裕であった。

さあ~花の山へスタート!

 

 

入り口の標識廻りにはすでに目に付きまくりで
コジマエンレイソウが今が盛り。



札幌では確か星置緑地でしか見られないかな?

ここでは普通に見られる!
さすが地元。

 

 

コジマエンレイソウとともに出迎えてくれたのが
スミレの仲間 スミレサイシン。

 

キクザキイチゲと



たくさん咲いていたね

 

 

函館山はスミレの種類が豊富な山でもある。

特にこの七曲コースは高さによって咲く種類が明確だ

 

下の方ではタチツボスミレが多い

キバナアマナと




初見のスミレなのに、あまりにたくさん咲いているため感覚がおかしくなった(笑)
このヒカゲスミレが群生していた。

 

 

さすが道南だね
まだまだGW真っ只中なのにここは花の春だ

昨年にポロト湖で見て以来のヒナスミレもたくさん咲いていた。
比じゃないくらいに…


葉も特徴あり




 

おっと一株だけ!

うれしい初見の2種目はシロバナタチツボスミレ。



本当にスミレの種類が濃いなぁ
ほかにもタチツボスミレ、ミヤマスミレ、ツボスミレなどなど

黄色いスミレがなかったのがちょっとだけ残念だけど
この白いスミレがすっかり癒してくれた。

 

エゾエンゴサク

 

シラネアオイはさすがに道南 開花が早い

 

ニリンソウ

 

ヤマハタザオ

 

キジムシロ

 

ツボスミレ

 

 

過去にロープウェーと車で山頂まで行ったけど、自分の足で登るのは初めてで
今年最初の足慣らし登山になった。

何より花が多いため撮影でゆっくりと登ることになり、疲れはほとんどない。

まずはお山の神様へ

今年もよろしくお願いします。

 

まだ遠いなぁ

 

戦争遺跡

 

稜線的に歩き多少のアップダウンもあったけど
まぁ楽勝だよね

 

港と山

 

やはり市街地より奥の山が気になる

 

駒ヶ岳はさすがにデカイ

 

せっかくだからベタなところで
おなじみのカットを・・・



山頂標識のある場所は観光客がわんさかなのでちょっと外れた場所から。

 

もう一枚山頂からズームで



おなじみの教会も観光客の姿が見えるね~

 

ムラサキケマン

 

ミヤマスミレ

 

山頂にて
図書館で借りた函館山の本を見直すと
スミレの中で最も目当ての花が七曲コースにある。

しかし登りでは見れ無かったが下山で見つけることはよくあることだ
下山時にガイドに従いその曲がり箇所で花を探したが見当たらない・・・

あきらめて降りようとしたときに

明らかに他のスミレと違う色のスミレが!

 



しかも一株だけ
そして特徴である葉が丸まっている


間違いない アケボノスミレ。



綺麗な色だねぇ

これだけでここへ来たかいがあった!

 

 

まずは初日の滝見から登山、花見まで満足に終わった

この後は温泉につかり汗を流してから道の駅で車中泊です。

 

 


長万部岳(82山目)

2021年11月18日 11時18分17秒 | 山登り 桧山・渡島

 

 

登山日:2013/6/9

山名:長万部岳
標高:972m 
場所:渡島
コース:鉱山跡コース
標高差:742m

ガイド標準時間:登り2時間30分 下り2時間30分 計5時間
ガイド評点:45点(初級)

札幌発:4:00
登山口着:6:45
出発:6:55
山頂:10:00
所要時間:3:05
駐車場着:13:55
登山時間:7:00

 

室蘭岳の後、6月1日から知床に1泊旅行をし、さて登山シーズンだ。

まだまだ雪が多いと思い、道南方面の山に行ってきた
長万部岳は姿の中々いい山で登る意欲がわくねぇ。

標高は1000メートルに満たないのでちょっと軽く見たけど
後半はまずまずの登りごたえのある山だった。


最高の天気の中でスタート
先行者は1名のみ

 

この山は途中(以前、山小屋があった)までがいわゆる林道歩きで1合目は遠い
それでもさすがは道南で6月初旬ともあれば登山口でも花がある

 



 

 

5合目で土場がありかつてはここに鉱山の事務所があったそうだ
スキーヤーが鳴らす?鐘もあるがベンチもあり一服にちょうどいい
斜めのベンチを直してくれたらさらに嬉しい


 

 

この5合目を過ぎてから雪道になり夏道は雪に覆われてわからない。

初めて登る山でもありかいもく見当がつかないが
なんとか先行者の足跡をたどりながら肩の箇所まで登りつく。

ここは広い台地のようなところで残雪が綺麗で
さらに羊蹄山など景色が素晴らしい。

ここから山頂までがひと汗絞られそうな急登になる。


これは冬スキー用の標識なので夏は参考にできない

 

 

本来は夏道がしっかりとついているようだが先行者にならって残雪斜面を直登していく。

夏靴では滑落が怖い
ゆっくりとつま先でステップを踏んで登る。

そのためか雪面を登りきったら異常に疲れてしまった

少しの夏道にはハクサンチドリが咲き始め、これからもっと花が多くなりそうだ。

登りきり奥へ進むと山頂になる。

 

 

疲れ果てた山頂だけど
あまりにも周りの景色、特に山々が見事なので列挙してみる。




遠くに遊楽部岳
残雪期の山は本当に綺麗だ。

 

すぐ眼前の通称、利別岳。
この山の雪渓模様が最高に綺麗だなぁ。

奥に右、狩場山と
左にメップ、カスベ岳を従えて。

 

この地区の主峰
狩場山。


まさに堂々たる姿だね
この山は登ったので感慨ひとしおだ。

 

 

北側に目を移し
手前に黒松内岳。

ここも登りたい山の一つ
ここから見ると低くみえるよね?


奥にニセコ連山。
アンヌプリがどっしりとしている。

 

 

真打ちの羊蹄山と昆布岳。


羊蹄山はとっておいて
昆布岳は今秋に登る予定。

 

おもしろいよね
カニカン岳。


やっぱりここの山頂で食べるなら
カニ缶でしょう

 

 

ラストは花のお山

大平山。


貴重な山だけに登らせていただく気持ちで
時を選んで行きたいね

 

後行者が登って来たのが見えたのでそろそろ下りよう。


わずかな稜線歩きが気持ちよい


あーヤマザクラが咲いている!

登りでは知らないで登ったこの急登も
帰りは先行者によってもっと楽な夏道を知った・・・

 

夏道の雪が無いところでは花々が

シラネアオイ

 

ヤマツツジ


オオカメノキ




ツバメオモト


 

カタクリ

 

 

 

フギレオオバキスミレ

 

セミも早いね

 

エゾワサビ

 

 

実は情けないことに帰途に迷ってしまって後続の方たちと同行させていただいた。
足跡もわからず、逆に何も考えずに歩き回ったので余計な足跡を作ってしまった
また沢筋を登山道だと思い入っては戻りで、今までの登山で一番焦ったね


それがなきゃ普通のコースタイムだったけど
この景色を見るなら残雪期だろうな~
今年は雪が多いからそれを計算してね。


花も結構見れたしなにしろ天気は最高だった

春のレギュラーコースにしたい
いい山だねぇ

 

帰途にノビネチドリと羊蹄山

 




6月9日訪問。