北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

ソウベツ川沢登り

2021年11月06日 20時36分45秒 | 山登り 胆振

 

ひさしぶりです。

沢登りです。 (これは2012年9月の記録です)


2年前の9月以来
お相手には過去2回誘っていただいたKさん。

次に行こうと言っていたソウベツ川へ誘ってくれました
めちゃ嬉しいですね^^
自分1人では行けないので・・・


洞爺湖に注ぐソウベツ川の遡行は
山に登る沢ではなくて最終地は大滝とする人がほとんどのようです。


さて一度は雨のため流れましたが
今回、見事な晴天。

「魚留の滝」看板前で待ち合わせが
現地へ行ってびっくり!

 

落石のため通行禁止・・・


すぐKさんも到着し
歩いて入渓地点まで行くことに
(本来なら駐車スペースから少しで入渓出来た)

30分くらいの距離か
それにしてもこの通行止めは今年?
周りは草ぼうぼうで車の通った痕跡がない


やっとついた看板前の駐車スペースも
数年前に訪問したときに比べ草ぼうぼうだ。

 

砂防ダムをひとつ巻くだけで一つめの滝
F1(魚留の滝)につく
前回も今回もここは暗い。



滝自体の感じがいいので明るい時も見てみたいが谷間はやむを得ずか

ここは左岸上部に巻き道があるが
ロープの練習でKさんが準備をしてくれて
左岸側を登って行った。

 

 

登って見ると川原に花が・・・

ダイモンジソウが終わりかけだが咲いていた。


沢で見る花も清涼剤だね.

 

 

 

次に明確な滝 F2が見えて来た



3メートルはないだろうが釜を持っている。
練習であれば左岸をへつって行くのだろうが
せっかく右岸から簡単に超えて行けるので
そちらから笑

 

 

そして二股をまずは左側へ
本流は右側だがこちら側にも滝がある


通称 「牧場の沢」と言うらしい
まずは3メートル弱の滑滝からスタート
右岸を難なく超える。

 

 

続いてこれも3メートルほど
同じく右岸を超えて行く



沢自体は細い流れではある
この上部あたりからちょっと沢が荒れてきて倒木が目立つ。

 

 

この上部がまた二股になっている。

まずは左へ進むと水量の少ない大滝があった。
やはり水が少ないと迫力がないか



直線にすると15~20メートルくらい

左岸から登って行けそうだがこの先には
もう滝はないらしいのでここで終了。

 

 

戻って今度は右側へ

すぐに顕著な大滝が目に入る。
沢の本には「修行の滝」と書いてあったが



なるほど、最下部に立つと水を頭から受けることができそうだ
もちろんやらないけどww



これは20メートルくらいの高さか
細い落ち口から綺麗に落ちる中々見事な滝だ

 

 

さて本流へ戻りいよいよ2つの大滝を目指す


その前にまだ滝はある
この連続の滝は右岸から簡単に超えて行けるが
練習をするなら左岸をへつって行くのだろう




ちなみにこの前後か忘れたが
一箇所、Kさんにロープを張ってもらい、へつりの練習をした。


なんとかロープに頼らず
超えることが出来たが落ちたら水が冷たさそうだ

 

 

いよいよ一つ目の大滝へ



予想より?は小ぶりだったかも知れない
10~15メートルくらいか?


それでも久々の初見の大滝はうれしい!



下部には日があたり虹が出来ていた



ここでちょっと休憩
場所により飛沫をたっぷり浴びてしまう

 

 

休憩後は今日一番の高巻きだ

細い稜線のようなところを手足を使い登っていく
しかしここへ来た人は誰もが登っていくのだろう
途中までは明確なルートが出来ていた。

とにかく足元注意、手元注意で落ちないように…



Kさんに先行してもらい
降りるルートをチョイスし無事に滝口へ




この降り口は実に高く感じた
近寄りすぎに注意注意とね

 

さて
いよいよ最後の大滝だ。

どこかのサイトで見てもこの大滝が一番見事とのこと。



カーブを曲がってドーンと出現


おお


これはいいぞ!!

 

見事だね!


30メートルはどうだろうか
そこまではない気がするが・・・

 

最後のどんづまりにこんな素晴らしい滝が見れて感激だ


とにかくここは僅かな距離に滝がひしめいており
沢自体も初心者レベルで行ける。


座って休憩ししばしKさんと談笑


ここでソウベツ川の沢登りは終了だ。
その後は左岸にちょっと戻ったところに残置ロープが
あるが朽ちていた…


この崖を上がるのがもしかして一番難儀したかも
登ったあとは藪を漕いで、ちょっと迷いながらも無事林道へたどり着く



めちゃくちゃ楽しい沢旅でした!

 

 

そして林道を歩いて戻るが途中にあるのが早月の滝


ここはもう何度も訪問しているが林道が通行禁止になっているため
降りる道が草ぼうぼうで・・・


しかもあの立派な滝看板が朽ちていた
残念!

これは2008年5月撮影 立派な看板だった




滝はいつもと変わりなく
綺麗に落ちていた。

 



本体が変わっていなければ看板も道もいつかは新しくなるでしょう

 

 

 

続いては同じ洞爺湖近くのキムンドの滝へ
ここへは4年前に来て以来。

その時の標識ほか

この案内看板はもはや無いようだ?

 

 



川床の赤い岩盤は変わっていないね^^

 

 

特異な滝ゆえ記憶にしっかり残っている
このキムンドの滝は本当に珍しい滝だ。

 

 




この向こうはどうなっているか気になる
ところだが・・・



 


ソウベツ川の滝群とお馴染みの観光滝

実に充実した一日でした!
Kさんありがとうでした。


2012年9月23日訪問


*キムンドの滝は現在、遊歩道が崩壊のため
通行禁止のようです。(2018年でも 閉鎖中のレポートあり)



*魚留の滝、駐車場までも年内は車両通行止めのようです。

いずれも2012年時の状況

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿