東京JR【御茶ノ水駅】は新海監督の『雀の戸締まり』で登場するシーンがあり、駅前の聖橋は聖地巡礼スポットになっている。
聖橋から
ミミズが出て来るトンネル
芹沢君がオープンカーを停めていた場所
駅前は工事中で今は路駐は出来そうにない。
そして、お茶の水のスポットと言えば、
【ニコライ大聖堂】
東京都千代田区神田駿河台4-1-3
明治時代にロシアから来日したニコライ司祭が建立。関東大震災で倒壊、6年の歳月をかけて復興し、東京復活大聖堂ともいう。
日本有数の ビザンチン建築で、国の重要文化財にも指定されている。
ビザンチン
(約1600年前東ローマ帝国の建築様式)
ハリストス正教会と言い、
カトリックでもプロテスタントでも無い
キリスト教。
ハリストスとはギリシャ語で「キリスト」の事で、正教会
=正統な教えを伝承する教会として、根源が古いキリスト教だ。
ギリシャ正教会には聖アンナの隠遁所もある。プロテスタントや カトリックではアンナの事はあまり耳にしない。
✨聖アンナ=マリア様をお産みになられたキリストの祖母。アンナの名は、
キリストが生まれる前の、ユダヤ教・旧約聖書の時代からの古い伝承を感じる。
「信仰はどこの国でも同じ」と言う事で、各国やエリアごとに
ギリシャ正教会
ロシア正教会
日本正教会があり、
ローマ法王を世界の頂点とするカトリック教とは違い、独立性がある様だ。
見学時間は終わってしまったが、
ちょうどミサをやって行って 見学参加させてもらうことができた。
誰でも参加できるらしい、、
正教会のミサは、
プロテスタントとも
カトリックとも違う、独特さがある😌
他のキリスト教のミサと違い、
椅子に座らず、必ず立って参加しなければならない。老人や体の不自由な方、見学者だけ壁際に用意された椅子に座る。
司祭と信徒さんの聖歌の掛け合いなども、他のミサでは無い。
機会があればまた詳しく投稿してみたい。
†プロテスタント(ゴスペル)
†カトリック(賛美歌)
†正教会(聖歌)
✨✨✨✨✨✨✨✨✨
ご覧頂きありがとうございました。
日本正教会の歴史エピソード追記↓↓
興味のある方はご覧下さい😊
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
【沢辺琢磨】(数馬)
土佐藩郷士。坂本龍馬、板垣退助らの親類で、幕末 江戸三大道場
「鏡心明智流桃井道場」の元師範代
トラブルで危ういところを坂本龍馬らに助けられ、函館まで逃げる。
そして函館のロシア領事館にいた「ニコライ」をロシアの密偵かと思い斬りにゆく。
しかし、「ハリストス正教会について知ってから、 正邪を判断してほしいと」言われ、ニコライの話しを聴くうちに感心し、日本人で最初の信徒となった。
当時神明社の宮司であったため「邪教に改宗したと」迫害を受け、東北へ逃げ布教しながらも捕縛・投獄される。
禁教が解かれ明治政府により出獄。
ニコライは東京で最初の公会を開き、
沢辺琢磨が、日本人初の日本ハリストス正教会の司祭となった。
関東大震災後は、聖堂の復活より信徒救済を優先すべきとニコライと対立するが、工事に反対する右翼への対応を行い、元は幕末の壮士であった沢辺琢磨には右翼らは引いたと言う。
白河ハリストス正教会
生神女(マリア様)聖堂
沢辺琢磨が司祭を務めていた。(福島県重要文化財)
大正2年、
ニコライ大主教が亡くなると、後を追う様に亡くなられた。
😌幕末の動乱、禁教の弾圧を超え
布教と福音に人生をかけた方だ。
求めたものは叶えられることはなかったとしても、 神に最も祝福された人生だったのかもしれない。✨🌿
正教会は、国ごとであり、
日本には日本の正教会がある。
ロシアのニコライと、日本の沢辺琢磨がいての日本ハリストス正教会誕生と思うが、
正教会やニコライの影に隠れてか、日本人初の司祭パウロ沢辺琢磨の事はあまり聴いた事がなかった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます