意見・要望

委員会審査の採決日。私の市民厚生委員会での発言は以下の通りです。

議案第82号　平成22年度新潟市一般会計補正予算関係部分について。
＜保健年金課＞
　国民健康保険事業会計に対する繰出金については、赤字分を全額一般会計で補てんすべきとの意見と、繰入は他の健康保険加入者に不公平とする意見がありますが、赤字額の半分を目途とした今回の繰入はバランスを取った方針であると判断します。ただ、国保会計の健全化に向け、今後も国に対する補助要望を続けていただきたいと思います。

＜こども未来課＞
(仮称)こども創造センター整備事業について。建設予定地には(仮称)食育・花育センターと(仮称)動物ふれあいファームが隣接する計画です。それぞれの施設についてハード面、ソフト面において重複による無駄が無いよう、しっかりと調整を図っていただきたい。また、本来このような拠点施設は公共交通の利便性が良いまちなかに建設すべきと考えるが、残念ながら現在の予定地ではマイカーによる来場者が大半であると予想されます。計画されている駐車場の台数にはいささか不安を感じますので、この点についても各施設と調整し十分に検討していただきたい。

＜食育・健康づくり推進課＞
地域ＩＣＴ利活用広域連携事業について。いきいき健康づくり支援事業のうち、ライフスタイル型を総務省委託事業として拡大するとのことです。国の制度を活用し事業拡大が図れたことを評価します。市民にもしっかりとＰＲし、モデル事業としての成果を期待します。

議案第87号　平成22年新潟市病院事業会計補正予算。
　特定共同指導による診療報酬の返還について。今回の指摘項目は直接患者の健康状態に影響を及ぼすものではないが、うっかりミスが医療事故につながらないよう、気を引き締めて今後に対応されたい。また、詳細を知らない市民は不安に思うことも予想されるので、返還対象者に対しては丁寧に説明しご理解をいただくよう努められたい。

議案第92号　新潟市火災予防条例の一部改正について。
　追加項目のうち、個室型店舗の避難管理については、施行後一年間の経過措置があるが、対象となる施設に対しては周知徹底を図られたい。

議案第107号　決算の認定について関係部分、平成21年度新潟市病院事業会計決算について。
　延べ患者数は入院・外来ともに予算を下回る結果ではありましたが、それぞれ単価の上昇により医業収益は予算を上回る結果となりました。全体として収支の改善が図られたことを評価します。病床利用率が目標の94.5%に対し90.3%、対前年比でも2.7ポイント下回っています。監査意見では、さらなる経営基盤の強化のため病床利用率の向上も指摘されていますが、緊急時の対応や現場スタッフの多忙化なども鑑み、安心安全な医療サービスを提供する上で、経営とのバランスを図っていただきたいと思います。

また、請願・陳情では私学助成に関する２件を採択しました。


今日の新潟は。