2月定例会が開会しました。
冒頭から議長が辞任する異例のスタート。
私たち未来にいがた県議団は、本会議前に議会運営委員会の開催を請求し、議長による説明を求めるとともに、これを機に議長選挙に臨む立候補者の決意表明を提案しました。しかしながら議長は発熱を理由に欠席、議長選挙改革の提案は自民党の反対で実現しませんでした。
本会議では議長選が行われ、自民党の副議長が議長に当選。副議長も自民党から選出されました。
新潟県議会では、議長は1年ごとに自民党の期数順に交代する流れになっています。
第1党が議長を出すことに異論は無いのですが、1年ごとに議長が替わるのは問題と思っています。個人的には、1期4年か少なくとも2年くらいは継続するべきではないかと考えます。
なお、本会議では花角知事から所信の表明と議案の概要説明がありました。
<足元の対策>
・今冬の豪雪についての対応
・県経済の状況と物価高騰対策
・鳥インフルエンザ対策
・新型コロナウイルス対策
<本県の中長期的な成長・発展に向けた取組>
・脱炭素社会への転換
・デジタル改革の実行
・県内産業のデジタル化の推進
・子育てに優しい社会の実現と分散型社会への対応
<本県の主要課題>
1.強靱で安全安心な基盤整備
・一段加速した防災・減災対策の推進
・地域医療の確保と「健康立県」の実現
・原子力防災対策の推進
2.産業構造の転換
・意欲ある企業等への支援による県内産業の活性化
・付加価値の高い持続可能な農林水産業の実現
3.選ばれる地域の創造
・多様な地域資源を活かした交流人口の拡大
・「佐渡島の金山」の世界遺産登録を見据えた交流拡大
・更なる拠点性向上に向けた交通ネットワークの整備
・将来の夢や希望を育みかなえる協育の推進
4.北朝鮮による拉致問題
5.行財政改革
本会議終了後、常任委員会が開かれ4年度補正予算について審査が行われました。
例年、早期発注を目的として先行採決されますが、それなりのボリュームがある補正予算なので、本来は時間をかけて審査したいと思っています。今日は佐渡汽船への支援と国際線の利用促進についてのみ質問しました。
今日の新潟は
のち
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