モーツァルトの音楽の中で一番好きなものを一つ選べといわれたら間違いなくピアノ協奏曲20番を選ぶ。そのなかでも1、2、3楽章すべていいが、一つ選ぶなら3楽章だろう。最初のピアノソロと続く演奏に心がかき乱されるような感じになる。途中、長調に変わり、そこは少しだらけるが、最後のフィナーレは良い。
20番はモーツァルトのなかでも珍しく短調で、どちらかというと雰囲気がベートーベンに似ている。ベートーベンも20番が好きだったようだ。
基本的にモーツァルトのピアノは女性の演奏が好きだ。男性の演奏するものは個人的にあまり好みではない。20番はいろいろ聴いたが、内田光子の演奏がもう断然好きだ。
誰かがyoutubeにアップしてくれていて、映像で見るのははじめてだったので、少し感動した。 どうもありがとう。
Uchida conducts Mozart\'s Piano Concerto #20 - Rondo III