旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

青春18きっぷ 人生のそばから

2023-04-22 | 日記・エッセイ・コラム

青春18きっぷに四つ目の入鋏印を受け、この日も高崎線・上越線を乗り継いで、ここは新潟県の小出駅。
昨秋、豪雨災害による不通から11年を経て復旧した全国有数の秘境路線・只見線を旅したいと思っている。
会津若松まで抜ければ、延長7,270キロ、JR東日本全路線の呑み潰しを晴れて達成することになるのだ。

430Dの出発まではちょうど2時間、雪解け水溢れる魚野川を渡って、こじんまりとした小出の市街地へ。
ふらりと寄ったそば処は、広々とした石のカウンターが流れて、なかなかどうして良い感じのお店だ。

椅子ひとつ開けてご常連がお銚子を傾けている。ならば遠慮なくとここ小出の酒 “緑川” をガラスの酒器で。
突き出しは “こごみおひたし”、春の苦味を淡麗辛口の純米酒と愉しむ。ちょっと贅沢な時間になりそうだ。 

蕎麦前の “栃尾あぶらげ” は納豆を挟んだ一品、中味はジューシー食感はサクサク、これは美味しいね。
足りなくなっちゃったね、お酒。こんどは六日町の酒 “八海山” 、これもまた新潟らしい淡麗辛口なのだ。

頃合いで “へぎ蕎麦” を注文、五合(二人前)からだけど、布海苔つなぎにした魚沼の蕎麦をいただきたい。
先ずは蕎麦ちょこを揚げ玉を浮かべて、手繰りの四つ五つをマイルドに楽しむ。なかなかいいぞ。
蕎麦つゆを入れ替えたら、わさびを溶いて布海苔のツルツルとした喉越しを楽しむ。こっれ美味しい。

足早に小雨降る小出駅に戻ったら、4番線の会津若松行きは2両編成に乗客を満たして発車5分前。
なんだか面倒になってきたね。雨は降ってるしほろ酔いだし。東京方面に戻ろう。奥只見の旅はまたいずれ。

<40年前に街で流れたJ-POP>
感度は良好 / 門あさ美 1983



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8 コメント

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Unknown (ZUYA)
2023-04-22 12:46:26
あらら...

呑み人さんにしては、珍しい展開でしたね。まぁ2両編成で満員だと...💦

しかしよくお飲みになられる~😅
Unknown (popra)
2023-04-23 00:01:17
只見線、私はずーっと前から目をつけていたんです‼️最近なんだか有名ですよね😃いつか乗りに行けるといいなぁ🎵

只見線の記事、お待ちしていますね☺️
酒を飲みたい (ひでちゃん)
2023-04-23 08:47:21
最近、節酒に励み始めたところです。
僕の分まで、美味しいものと美味しい酒を飲んでください。
Unknown (古都)
2023-04-23 09:42:49
ご訪問ありがとうございます♪
Unknown (呑み人)
2023-04-23 11:18:48
ZUYA さん、コメントありがとうございます。
只見線、まだまだ混んでますね。
米どころ酒どころですから、ご挨拶代わりの一杯です。
Unknown (呑み人)
2023-04-23 11:22:46
popra 様、こんにちは。
只見線、popraさんもお出掛けになりますか。
今度は新緑の季節か、やはり紅葉の季節か、
そう遠くないうちにレポートしますね。
Unknown (呑み人)
2023-04-23 11:28:15
ひでちゃん様、コメントありがとうございます。
節酒は勉強のためでしょうか。
とっても強い意志なのですね。
私も見習うべきなのですが・・・
Unknown (呑み人)
2023-04-23 11:32:34
古都 様、こんにちは。
こちらこそお訪ねいただきありがとうございます。

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