思考の踏み込み

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ねこ

2014-03-04 08:40:01 | 
この世の中には二種類の人間しかいないと言われる。

そう "イヌ派" と "ネコ派" である(笑)


これらは本来、野生の生き物である。
それが人間社会との関わりの中で、あるものは家畜化され、あるものはペットという存在位地に至り、鑑賞の対象になるか、ある種家族の一員にさえなっている。

家畜の定義を調べると、人間の生活に役立てる為に遺伝的に改良された動物を指すらしい。

従ってこの点で、鵜飼いの川鵜は家畜とは呼ばないし、鷹狩りの鷹も、東南アジアで労役に務めるアジアゾウもまた家畜とは言わない。

では犬はどうか?

狩猟を手伝う為に飼育されていた古代の犬たちは鷹狩りの鷹にきわめて近い。
だが、イヌの起源は現代分子系統学などによれば、明らかにオオカミからの遺伝子改良であると結論付けられている。

人間とイヌの歴史、というかその関係性は家畜というカテゴリーに含めるにはちょっと特殊過ぎる。
まるで犬という個体種は人間のために生まれたのではないかと昔から感じていたが、同じ家畜でもこういう例は "馬" を除いて他にはいない。

(これらを家畜の中でも特に "伴侶動物" というそうだが、まさしくそのくらいの密接な関係にあるのがこの二種ではないか?)

では私は "イヌ派" か、というとどうしようもない位に "ネコ派" である。

イヌはイヌで接してみると、賢くて可愛いし、人の心にも敏感で、イヌ好きなものが家族同然に扱うのもよくわかる。

だがそれは "ネコ派" の求める所とはやはり少し違う。
このあたりに今回は踏み込んでみたい。というか、ほぼネコの何が良いのかに触れて行くだけになりそうで、しかもあくまでも "ネコ派" の偏見に終始するかもしれないし、偏見を修正しようともしないかもしれない。

"イヌ派" の方々には是非、実際犬が猫に対するとき多くの場合で寛大なように、"ネコ派" の勝手な意見をご高覧頂ければと思います。







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