思考の踏み込み

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ルーツ3

2013-12-07 14:46:30 | 
特に興味深いのは、日本語を構成する48音 (今は50でも75でもどちらでもよい) の一つ一つの音がなぜこれほどに、整然と独立しているのか、ということであろう。

調べてゆけば答えは出ると思うがそれは学者の方々にお任せする。

個人的な想像をいうと、おそらく日本語の成立における根本にして原初の段階で、すでにある種の思想が「音」に関して存在し、それを整理し、体系化するという"行為"が行われていたのではないだろうか?

フトマニ図。



そう想像してしまうほど、世界的にみてもこれほど一音づつが独立している言語など存在しない。

(日本人は英語がヘタだと言われ続けて何十年たつことか。
それは母国語の発音が強固な証である。ヘタで当然、今後も日本語そのものを捨てない限り、器用で耳の良い者以外はうまくなることはないだろう)


仮にこの想像とは違う仮説を立てても、日本語 (大和言葉) を成立させた存在と仕組みを追ってゆけば、それがいつどこで行われて、どれほどの文明性を持っている人々であったのか、そこにはどういう宗教性を備えていたのかまで見えてくるのではないかと思う。



ひいては日本人のルーツ、日本人はどこからきたのかということも見えてくるかもしれない。

グローバリズムという、多くの人々にとって何の必要性もない現象が進められている現代社会においては何よりも大事なことは、アイディンティティの保持だが、この点は日本人はなんだかんだいっても島国単一民族、海外生活の経験のある者でなければやはり曖昧である。


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