思考の踏み込み

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ルーツ4

2013-12-07 15:18:18 | 
日本人が自意識について曖昧なのは大化の改新以来、変わらないことではないだろうか。

「無事故で起こそう大化の改新」
なんて程度の認識しか我々は持っていないが、無事故どころか、大化の改新とは強烈な革命であったであろうことを考えねばならない。




なぜなら、この"革命"で多くの書物、記録の類は焼かれるか、書き換えられたと見られるからだ。

「神代は文字も定まらずー」などとあるが、これほど記録好き、歌好きの民族にそれはあり得ないだろう。

当時のやんごとなき政治的な諸事情でこの革命の裏側は行われたのだろうが、ともかく古事記、日本書紀のいわゆる「記紀」はその辺の事情を歪めて伝え、日本人のルーツを神話の霞の中へ追いやった。

第二次世界大戦後、松本善之助氏によって発見された 「ホツマツタヱ」という文献は、その意味でも注目すべき価値があるといえるのではないか?
それが敗戦後に世に出たということも偶然ではないかもしれない。




すくなくとも、「ホツマ」を偽書や作り物だと一蹴してしまうことはやや早計ではないだろうか。

あれほどの精緻な内容を持つものが果たして本当にニセモノだろうか?
むしろホツマを読めば「記紀」こそホツマの伝承の拾い集めであるのではないかと思う。

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