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【87.8%が偏差値10以上アップ】少人数クラスで「授業を受ける」→「問題を解く」→「間違いを直す」→「わけを説明」

愛知の私立大学群「愛愛名中」はもう古い!?今は「南名中愛+外」と「愛愛愛」?

2024年06月12日 | ニュース・記事
早慶上智、G-MARCH、関関同立など、全国には大学群と呼ばれるものが存在します。

メディアがつくった虚像という反面、入試難易度を表す指標として利用されている面もあります。

この大学群、愛知の私大はどうなっているのかというと、

南中名愛=南山、中京、名城、愛知
(南愛名中と呼ぶ人もいる)

とか、南山大を別格扱いして、

愛愛名中=愛知、愛知学院、名城、中京

という名称を使う人もいます。

中には、

愛淑名中工=愛知学院、愛知淑徳、名古屋学院、中部、愛知工業

なんてものもありました。

実際のところはどうなのか、河合塾の全統模試のデータを元に、推薦・一般選抜の割合も加味して総合的に考えてみたいと思います。

参考にするのは、こちら。



河合塾のデータをもとに、募集定員の最も多い入試方式の偏差値を参考にまとめてみました。
(ただし、例えば看護学部など学部のちがいによって、若干の上ブレ・下ブレがあるのでその辺は加味してあります)

また、共通テストのみや少数科目受験の方式も除外しています。

まず、南山大が別格かというと、少なくともこの数年はそんなことはないようです。

おおむね、偏差値帯57.5強~47.5強に収まっており、中京大57.5強~47.5、名城大57.5~47.5と3大学は結構拮抗していることがわかります。

南中名を一つのグループと考えるのに無理はないと思います。

次に、愛知大ですが、偏差値帯が55.0~45.0と、他の3大学に比べれば若干やさしめです。

しかし、愛知工業大や愛知淑徳大、愛知学院大などと比べて同じくらいの難易度かといわれるとこれも微妙です。

よって、ひとまず、南中名+愛とするのが妥当かもしません。

ここで、学生数の関係もありますが、この手の大学群に多くの外語大が含まれていません。

名古屋外語大もその一つですが、偏差値帯は57.5~50.0とそこそこポジションにいます。

そうなると、南中名愛よりは南中名外+愛となるかもしれません。

ただし、ここで問題になるのが、これはあくまで一般選抜での難易度の話。

推薦型選抜まで含めた、入試難易度となると話は別です。

というのも、例えば、中京大は大学入学者の「推薦:一般」の比率がだいたい6:4で、推薦での入学者(推薦組)が多くなっています。

この割合、全国区の大学の中では、上智大、関西学院大と同等の2番目の高さです。

大学に推薦で入ってくる受験生の学力問題については、さまざまなところで懸念材料となっています。

ただ、一般的には偏差値の高い大学ではそれほど問題になっていないのですが、
(場合によっては推薦組の方が一般組よりも学業成績がよいケースもある)

偏差値帯が低くなればなるほど、推薦組の学力は疑問視されています。
(これは実際に大学の先生からヒヤリングしたので一般的な傾向としてあてはまります)

名古屋外語大は推薦と一般の内訳を公表していないのでわかりませんが、恐らく推薦組が多いと思われます。

推薦組の学力が高くないとは一概に言えませんが、

一般選抜ではとうてい受からない子(E判定レベル)が推薦なら受かる

という逆転現象も多く見られることを考えると、推薦組が多い大学・学部の入試難易度はややかさ上げされていると言っても過言ではないでしょう。

これをどう解釈するかは人それぞれですが、

中京大の場合、一般で学力ガチ勝負で入るよりは、指定校や公募、附属高校の中京大中京高校からの推薦で入る方が入りやすいのは確かです。

一方、名城大の場合は、附属から推薦で入るには一定以上の成績を取っている必要があるため、中京大と名城大がほぼ同じ難易度かと言われると、やや疑問が残ります。

以上をまとめると、南愛名中というよりは、「南名中+愛」、あるいは「南名中愛+外」とするのが、実情に近いと考えられます。

ちなみに、SSKと称される女子校御三家(=淑徳、椙山、金城)の系列大学は、

愛知淑徳の偏差値帯が52.5~42.5、椙山女学園大が50.0~40.0、金城学院大が47.5強~37.5強、

また、一般選抜での入学者割合が愛知淑徳大の約44%に対して、椙山女学園大、金城学院大の未公表ということを考えると、

愛知淑徳が頭一つ抜きに出ていると言えるでしょう。

その他では、愛知工業大52.5~45.0、愛知学院大50.0~40.0強を加味すると、
(ただし、愛知工業大の場合、工学部と経営学部で推薦:一般の比率に大きな開きがある)

愛愛愛=愛知工業大、愛知淑徳大、愛知学院大

という名称も考えられるかもしれません。

なお、この大学群、大学の序列を表しているものではありません。

あくまでも、受験対策として「どの大学群を目指すのかによって勉強の内容やレベルを変える」という意図で使っているのでご了承下さい。

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定期試験を廃止した麹町中が「単元テスト、やっぱり止めます!」

2024年06月11日 | ニュース・記事
ま、そうなるよね

改革で知られた東京・麴町中学校が方針転換 「規制強化」の声も 6/11(火)朝日新聞

この辺りでは、北部中が単元テストを導入してますが

学力はガタ落ちです

ある中学校はそれをわからなくするために

統一テストの平均点を非公表にするという姑息なことを、、、

・宿題廃止
・定期テスト廃止
・一斉授業廃止(自由進度学習、学び合いetc)

むろん、どれも一長一短あります。

でも、大半がうまくいかない。

それはなぜか?

申し訳ないが、

多くの学校の先生が学習理論というものをわかってないから。

管理職の手柄のためだけに

生け贄にされた子どもはかわいそうだし、

多くの保護者は「カンカン(怒)」ですよ。

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6/10月:学校のワークをチェックしないのは大半の学校で、塾でも多くて半分くらい

2024年06月10日 | 今日のネクサス
毎年、この時期、私の手先は紫色のペンで汚れます

理由は、全塾生の学校のワークをチェックするからです。

「やってない」

というのは論外ですが、次いで多いのが

・やってあるけど答え合わせをしていない
・やってあるけど(途中式とか書いてないのに)全問正解
・やってるけど間違っている問題にも丸がつけてある

この3パターンです。

どれもペケです。

まず、やりっぱなしで答え合わせをやってない

ってのは、せっかくやっても効果が半減どころか、

全く期待できないからです。

ワークを解く→自分がわかってない問題がわかる→それをとき直す

これが勉強です。

答え合わせをやってないってことは、

根本的になんでワークをやるのかがわかってない証拠です。

この調子では、いつまでたっても成績は上がりませんし、

主体的に学ぶなんて、可能性はゼロどころか「マイナス100%」です。

次に、やってあるけど全問正解は、

95%の確率でチートです。

つまり、答えを丸写しておしまいというパターンです。

期日までに間に合わないから、とりあえず答えを写して

「全部丸でいいや」

という昔ながらのいかさまです。

当然、成績なんか上がるわけがありません。

ちなみに、残りの5%、

つまり、学校のワークがほぼ奇跡的に一問誤答がないような子は

1ケタ順位とれる子のはずです(笑)

学校のワークが全問正解なのに、

テストは40点とか50点とか絶対ありえないですよ。

最後のパターンは、

真面目にやっているけど、、、

という可能性はあるかもしれません。

むしろ、こういうのを細かくチェックしてフィードバックするのが教師の仕事です。

ところが、私の知る限りでは、

学校のワークを細かくチェックして、特に

・まちがっているのに丸をつけていないか

まで細かくチェックしている学校の先生は皆無です。

その証拠に、お子さんの学校のワークを見てみましょう。

一番最初の例のように、

途中の式が書かれていない

あるいは、

英語でもつづりのミスやコンマ、ピリオド、クウェスチョンマークの欠落など、

といった具合に明らかに適当にやっているのに

・検印
・見ました

とか、学校の先生の検印が押されてませんか?

そう、学校の先生はワークなんか全然チェックしてないんですよ!

そのくせ、丸つけをしてないとノート点は下がります。

つまり、内申点を減点するための材料くらいにしか思ってない。

これじゃ、子どもが主体的に学べるようになるわけないですよね。

っで、残念ながらこれは多くの塾も似たり寄ったり、

半分くらいの塾がちゃんとやっているか

学校のワークの中身まではチェックしていません。

これでは自分で考えて勉強することができないので

多くの子が高校に入ってつまずきます。

え?ネクサスはどうなのかって?

全生徒のワークをくまなくチェックして、

不備があったら紫ペンでダメだししてあります。

しかし、ここを丁寧にやれば、自分で勉強する力が身につきます。

その結果、内申点、学年順位、偏差値がアップするわけです。

ここが正念場ですね。

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6/9日:国語の読解問題に必要な論理は「=」「⇔」「⇆」の3つ?

2024年06月09日 | 今日のネクサス
今日は国語特講の2回目

国語の読解問題でよく問われるのが、言いかえ(例示)、対比、因果です。



それを記号で表すと

「=」言いかえ(例示)
「⇔」対比
「⇆」因果
*機種依存文字の場合は見られません

ってなるなって、ふと思いました。

論理もだいたいこの3つに集約されます。

っで、

今日の特講は、この3つを意識して問題を解いてもらいました(正確には今日「も」ですが)。

題材は、「ひこにゃん」や「うどん県」の生みの親、

殿村美樹「ブームをつくる 人がみずから動く仕組み」から。

数学でもそうなのですが、

国語でも

A→B

は正しくても

逆:B→A

は必ずしも正しくありません。

例えば、

A:現代のブランドの価値に必要なのは、本物のストーリーにある「信頼」である

B:本物のストーリーにある「信頼」は、現代のブランド価値に必要である

この2つの文章、全く同じに見えますがそうではありません。

本文では、

現代のブランド価値に必要なのは「信頼」と「共感」の2つである

といった主旨が述べられています。

そういう意味では、AもBも説明としては不十分かもしれません。

しかし、この2つが選択肢にあった場合は話は別です。

まず、

A:現代のブランドの価値に必要なのは、本物のストーリーにある「信頼」である・・・△

だと、もう一つの条件である「共感」が含まれないので、少なくとも「正」とは言えません。

一方、

B:本物のストーリーにある「信頼」は、現代のブランド価値に必要である・・・○

は、こちらも内容的には十分ではないですが、論理的には間違っていないので、「誤」とするわけにはいきません。


もう一つ、このような正誤判断問題の選択肢でこんなのがあります。

A:企業は商品の世界観を伝えるため動画を作成する。このような消費形態を「物語消費」と言う。
(改編して引用:ルールズ現代文)

このような書き方になっていると、本文の内容につられて多くの受験生が「正」とまちがえてしまいます。

細部を読まず、なんとなく雰囲気で読んでいるからです。

「たぶん正しい」



「正しい」

とでは、雲泥の差があります。

内容的には、一見「正しい」ように見えますが、

実は日本語がおかしいってことに気がつきましたか?

「物語消費」は消費なので、主語は消費者です。

ところが、この選択肢では、

動画を作成する主体は企業なのに、2文目では「このような消費形態」となっています。

これだと、消費形態の「消費」が何を指しているのかわかりません。

「動画を作成する=消費」ではないからです。

国語の問題をなんとなーく読んでいる子は、こういうトリッキーな書き方に見事にひっかかります。

国語の論説文では、「言いかえ」がほとんどと言っても過言ではありません。

本文中では間違った言いかえは「ない」のですが、

選択肢中には、このような「誤答に導くための言いかえ」が巧妙にちりばめられています。

国語で点数が伸びない子は、十中八九

このようななんとなく読みをしています。

では、どういう風に言いかえられていたら正解なのか。

例えば、

B:企業は商品の世界観を伝える動画を作成することで「物語消費」を促している。

とあるなら、これは「正」でしょう。

まあ、それが国語力なのか?って異論はありますが、

少なくとも「正しく読めている」かどうかの判定はできます。

国語の読解問題で点数を伸ばすには、こういう「正しく読む」という練習が必要です。

ただ、残念ながら学校では教えてもらえないですね。

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6/7金:続・自由進度学習では主体性は育たない

2024年06月07日 | 今日のネクサス
テスト勉強用に

何をやるべきかテスト対策を一覧にまとめるという

要はToDoリストを書いてもらっています。

それで、こんな用紙



を渡しているのですが、、、

これがヒドイ

・全く書いてない
・まだテスト範囲がわからないので書けない
・まだ書いている途中
・書いたけど持ってきてない

え?来週からテストなんですけど。

テスト範囲がわからなくても、

学校の授業でやったところから出るのは確実なので

少なくともそこの部分だけでもワークなり教科書なりできるはずですが、

なぜ、前倒ししてやらないのか?

3年生が「書いてない」とかホント論外ですが、

せっかく書いても

「持ってこない」

「持ち歩かない」

大事にお家にしまっておくってことは

使いこなす気、ナッシングです。

要はこの手の計画表って

中学生にとっては書いて埋めることが目的で、

テスト勉強に生かすという発想が全くないんです。

だから、

自由進度学習で子どもたちに計画を立てさせても

それ主体的にやってるわけじゃないですからね。

要は、学校も子どもたちに主体性を育もうなんて気はナッシングで、

校長や教育委員会、文部科学省から「やれ」って言われているからやっているだけで、

自由進度学習という名の放置授業をやるのが目的になってしまっています。

っで、子どもたちは

計画表を埋めるために、

教師からの圧に負けて(空気読んで)自主的にやってるだけで、

・何を
・いつまでに
・どいうやって
・どのレベルまで

やるとかは、一切考えてないわけ。

・ワークは何ページ~何ページまでやる
・確認テストは何番~何番までやる
・漢字はワークの該当箇所をやって、最後に「テスト」をしてみる
・(化学式が出るなら)化学式を覚える

とか、

今度のテストまでに予定・計画を立てて

それがどれくらい進んで・終わったか

その把握なくしてテスト対策なんてありえないワケですよ。


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