アマゴ釣りの憂鬱

今年も気持ちのいい釣りをめざします。

幻の魚

2006-09-13 13:00:00 | 渓流

 

  釣り用具を量販店のバーゲンと100円ショップでほとんどそろえてしまう私にも
たまには顔を出すフライショップがあります。
よく行く水系がオーナーと同じなので、買い物もせずに話ばかりしていますが。

オーナー曰く
    「今年はヤマト釣ってないから9月には行きたいな~」


           ぱくっ!


簡単にライズしちゃいました。

仕事と家庭は横に置いといて、平日釣行です。



尋常じゃない雨の音もあって予定時間の30分前に
目覚まし時計を起こして出発!
それにしてもスゴイ雨です。道が渓流になってます。
側溝との境がいい感じのヨレになっていかにものポイントを形成してます。

頭の中は  ヤ・マ・ト・イ・ワ・ナ   しかありません。
道中に見える天竜川が増水・濁流でも
目的の イスカンダル  渓は輝かんばかりのジンクリアの流れのはずなんです。

まずは目的地のふもとの街に到着。
川を覗くと増水・濁流。
それもコーヒー牛乳どころか、ココアか赤だし!

   ”さようなら   ヤマト”

しかし、このまま帰るわけにもいきません。
横に置いとかれた仕事と家庭の立場を考えないとね。
釣りになりそうな渓を探すこと2時間!
増水はしてますが、他のところよりも濁りは少なそうです。

往生際の悪い私は
「ひょっとしてイワナは?」
「完全無欠のアマゴの渓です」
「・・・・。」

小さい渓ですので二人で交互にフライを打ち込みます。
平日ですので多少は期待したんですが、魚が出ません。
忘れた頃に ピチャ っとチビが顔を出す程度です。



しばらくするとなんとかもっていた空からまた雨が落ちてきました。
自然相手の遊びだからこんな日もあるさと 竿をしまいました。



自然相手だから・・・・・
    家にはこの気持ち 通じないんだろうな。