アマゴ釣りの憂鬱

今年も気持ちのいい釣りをめざします。

脱「ボ」

2008-08-18 12:00:00 | 渓流

 

8月14日(木曜日)

短い大人の夏休み。
気分だけでも、と 少し遠征。渓流王国の長野へ。

と言っても、広い長野県の南の端をちょっこっとだけ。

NG君と、NG君の仕事仲間のSTOさんをガイドに三人での釣行でした。

 

出発時間が遅かったから、着いた時はもう気温も水温もピークでした。

魚は見えるんだけど、水面には出てきません。
時々ピチャっと出るのは、チビらしくフッキングもせず。

ルアーで探るSTOさんも追ってはくるようですが、チビばかりのようです。

流れは抜群なんですが、時期が悪かったようです。

日差しに人間が負けました。
昼食ついでに日陰のある支流へ移動。

 

 

水量、OK。濁りナシ。魚影、チビ多数。

ついついチビ相手に遊んじゃいました。
アマゴメインの渓のようですね。(-_-;)

しばらくは三人で交互に釣り上りましたが、チビの反応のみ。

ちょっと抜け駆けで先行させてもらったところで、やっと竿が曲がるサイズが。

久しぶりなんでちょっと焦りましたが、なんとかランディング。

体高のある立派なアマゴでした。

その後は・・・・。

 

いつもの水系と比べたら抜群の渓相なんですが、やっぱりこの時期は厳しいようです。

帰りの道中にもう一本、別の川で竿を出してみましたが、
ここもチビアマゴが突付くだけでした。

 

「夏ヤマメ、一里一尾。」アマゴも同じですね。

 

遠いからと敬遠していた水系ですが、数人で来れば充分日帰り可能ですね。

これに懲りず、またガイドお願いします。STOさん。大堰堤越えも是非!
NG君、例のあの人が復活する前にもう一度チャレンジしてみましょう。


限界です。

2008-08-11 13:00:00 | 渓流

 

8月10日(日曜日)

オリンピック、盛り上がってますね。
でも時差がほとんどない国での開催は昼間の時間の使い方が難しいです。

この日も夕方からのサッカーの試合があったので、チョットだけ竿を出して来ました。

 

渇水がひどいですね。
魚いるのでしょうか?

 

 

河原には秋の花が咲いてます。

 

水温は予想してたほど上がってはないです。

ほんの2時間くらいやってみました。

チビが鉤にかかって後ろへ飛んでいきました。
幸い川の中でしたので、ナチュラルリリース。

 

 後は何事もありませんでした。

 

もうネタもありませんので、「ボ」は止めにしたいと思います。

・・・・・

・・・・・できたらね。(^^)

 


標高1000M

2008-08-04 13:00:00 | 渓流

 

8月3日(日曜日)

真夏の恒例(?)となりつつある、“峠越え”の釣りをしてきました。

同行は、残り少ないひと時の独身を満喫しまくっているsammyさんと、
情報収集担当を上司のsammyさんより任命されたNG君。

去年の真夏釣行では、人生の悲哀を痛感させられた“峠越え”ですが
今回はNG君が信頼できる筋から確かな情報を仕入れたそうなので
釣果は約束されてるようなもの。

この日の為に、sammyさんへの貢物であるドライフライを夜鍋して巻き
NG君には“天然オイカワの生態”という学術的なDVDの製作に貴重な時間を割き
私的には、万全を期したわけです。

去年と同じ店で遊魚券を購入し、山道を進みます。

ここまで来て、やっとNG君が情報を話してくれました。
広げた地図には観光用のマップに秘密のルートが手書きで書かれてます。

そのあたりまで行けばきっと道が見つかるはず。

ところが、今回車を出してくれたsammyさんの車のナビがおかしい。
モニターがホワイトアウト。

このあたりでおかしいと気が付くべきでしたが、釣欲が勝ってたんでしょうね。
秘密の情報ってヤツはそんなに詳細に教えてはくれないだろうと、全く疑うことを知りませんでした。

目的地附近でNG君が
「この辺ですよ。鼠なんとかって」
「鼠????。先輩か???ポッポッポ???」
「・・・・・」
「・・・・鼠じゃなくて○○○だろーっ!」
「そうかも知れません。」
「じゃーここだ。で、どっから入るの?」
「もう少し行くと、左に入る道があるはずです。」

・・・・・・

ついに左に入る道は現れず、最終の車止めまで来ちゃいました。

そこでNG君が例の観光マップを取り出して、
「この先に○○沢ってのがあるから、そこ行ってみましょう。」

そこに地元民と思われるおっさんが遊魚券の確認にきたので
「この先の○○沢に入ろうと思うんですけど。」
「そんなとこ魚いねーよ。このすぐ下から入れ。でっけーのがいっぱいいるぞ!」

その言葉に即効でsammyさんが反応。
テキパキと支度を済ませ斜面を降りていきます。
熱中症対策で、500cc×2本+2リットルのスポーツドリンクを肩からぶら下げた姿は
一般的なイメージのジェントルなフライフィッシャーとは対極な人です。

 

なにはともあれ、ここでこうして竿を出せるのもNG君のおかげですので
NG君に先行してもらいます。
去年のこともありますので、もちろんsammyさんは最後尾。

 

水温は

これならベストと言ってもいいでしょう。

しかし、魚の反応はありません。

しばらく釣り上がると、自分の対岸側に流れ込む沢がありました。
対岸を釣り上がってるNG君は本流を進みます。
その後ろを行くsammyさんが、その沢に吸い込まれるように消えました。

いやーな予感。

しばらく待ちましたが、なかなか上がって来ません。
ここで予感は確信に変わりました。

またやられた~っ!

しばしNG君を説教。
「手付かずの沢にsammyさんを入れちゃーダメじゃんかっ!」

 

 

精神統一

この青空とキレイな緑に免じて、あの二人を許してください。

 

その後・・・・・。

足を滑らせて半沈しました。
はずみで岩に頭を強打。できたタンコブを二人に思いっきり笑われました。
用心のために付けていた熊鈴を失くしました。

 

 

歴史は繰り返すと言いますが、去年と全く同じ展開に情けなくなってます。

そう

 

でした。

 

もう8月の第一週の“峠越え”は止めます。