アマゴ釣りの憂鬱

今年も気持ちのいい釣りをめざします。

イワナ

2006-08-28 13:00:00 | 渓流

 

先週 BILLさん のお誘いを断ってしまった
イワナの渓を、sammyさんにガイドしてもらいました。

久しぶりに イワナ  が釣れるとウキウキして入渓。
すぐの流れがいかにも怪しい!
イワナ だぞと言い聞かせてしつこくポイントにフライを入れること数回。
やっぱりって感じで出ましたが、空振り

気分的にはすごく楽になりました。

ガイド役のsammyさんも、あそこの岩の左だの右だの指示してくれます。

しかし、反応はその後ピタっと静まってしまいました。
どうやら、sammyさんのお腹が反応してしまったようです。
ガイド役のドタキャン!
「そのまま釣り上がって」ってことなので
お言葉に甘えてそのままフライを投入します。

ピチャっと出たのは
    ・・・・チビアマゴでした。・・・・
小さいアマゴもいるよって聞いていたんで別に驚きもせずに
こんなもんかなーって。

それにしても魚影が薄い。
やっぱりこの時期の釣りは早起きしなければ無理なんですかね。
昼少し前から釣り始めてるんだから。

sammyさんのこともあるんで、あんまり粘ってもいられず先を急ぎます。

流芯の脇のたるみでフライに忍び寄る影!
すっとフライを吸い込みました。

心地良い魚の感触。

なーぜーじゃ?
すっげーきれいなアマゴじゃん
あそこであの出方でなんでアマゴなんじゃ?

まー  釣れたから良しとします。

またしばらく魚の気配を感じられずに釣りあがります。
すると またいかにものようにゆっくりとフライが吸い込まれます。

こんどこそ

入渓直後の空振りが恨めしく思います。
あれさえちゃんと取っていれば、この魚もきっと イワナ だったはずです。
  などとわけのわからんことを考えながら進みます。

前方に支流の流れ込みが見えました。
退渓点までもう少しです。

先週 BILLさんとsammyさんは ちゃんと釣ってるんですよね。

先日sammyさんに言われた。
   「M'sさんの 憂鬱なブログ」
    ・・・・・・ナイスな表現ですな

ブログのタイトル変えようかな。

退渓点まで支流を上がります。

最後の堰堤。
あんまり魚いそうもないけど、とりあえずキャスト。

護岸の脇でフライが消えて釣れたのが、

やればできる子だったんです。

気分よく車まで戻るとsammyさんが寝てました。
そういえばsammyさん体調悪かったんだっけ。忘れてた!ハハハ・・


 


本流

2006-08-21 11:40:39 | 渓流

 

増水・濁流などの言い訳で今年一度も挑戦してなかった
本流筋へ行ってみました。
本流と行っても所詮は天竜川の支流なんですが・・・

本流と呼べるほどの流れじゃないんですが、
支流のくもの巣と覆いかぶさる枝がない分 キャストは楽です。

もっと上流へ入りたかったんですが、途中の林道が
がけ崩れで通行止めだったんで、しょうがない。

上流は「ヤマトイワナ」の可能性もあるポイントなんですがね。
もちろん釣ったことなんかないから、あくまで う・わ・さ

しかし、難しい
改めて魚釣りの奥深さを感じます。
いつもの一跨ぎできるような渓と違って
   ナチュラルドリフトって問題に突き当たってしまいます。
いつもは50cmも流せば結果が出ますが、ここは少なくとも
            1m は流す必要があるみたいです。
その差の50cm ができないんですよねー
ティペットはいつもの倍はとってるんですけどねー。

たまに魚の反応があっても、ドラッグがかかってるんでしょうね。
フライを咥えてないみたい。当然二度目もない。

過去には自己最大を記録した流れなのに
やっぱりあれは まぐれ だったのか



」を覚悟しました。

先行者らしき足跡を発見したところで諦めました。

 

 

 

 

すみません
支流へ逃避しました。






魚が釣れた後の帰り道はスッゲー気持ちいいです。


夏休み

2006-08-16 11:37:01 | 渓流


静岡県、長野県、愛知県の川を釣り歩いてきました。
と言っても日帰りのお気楽なところです。

でも、川の規模も渓相も違うからそこそこ楽しめました。
共通点は、なかなか釣れないとこですが・・・・

 

別々の支流です。
夏休みなのに釣り人が少ないです。
もっとも自分のように昼頃から竿を出すような
横着者はいないのかもしれませんが
上の写真の中ほどでいいサイズが出たんですが、
合せ切れしちゃいました。
くもの巣でかなりティペットが痛んでたんでしょうね。

がんばってやっと写真に撮れるサイズが出てくれました。
思いっきり流芯から出るんですよね。
肩、脇、落ち込み、たるみ、流芯。
水量やいろいろな要因で何度も来ている渓でも毎回魚の着き場所って
違うから面白いんですよ。

 

ここは、底が岩盤で水量も豊富な本流筋。
深場に見えるのはカワムツっぽい。
白泡の切れ目から肩まで丁寧に流すと

いいですね。
脇の流れはチビちゃんでした。

同行のsammyさんのお気に入りポイントだそうです。
ここに降りるまでの苦労は・・・(いつか仕返ししてやる

細い流れなんですが、くもの巣も少なくいい感じです。
が、チビちゃんばかりでした。
渓相はすばらしいだけに残念

魚が育つにはちょっと水量がさみしいかも


私のフライに飛びつくのは魚ばかりじゃありません。
しっかりADWを食べてたのには驚きました。
あんまり食べられちゃうと見にくくなるのでお帰りいただきましたが
     (腰にタオルをぶら下げてるのは、ご存知sammyさんです)

記事の上のほうから静岡県、長野県、愛知県のアマゴです。
素人目には同じですな。
もちろん放流魚だと思いますので、案外兄弟だったりして。
でもそんなこと考えると寂しいんで、釣り人は自然渓流で釣った魚は
全てネイティブだと信じてます。

大小二匹ともカゲロウです。マッチング ザ ハッチと言う釣りをしたことが
ないので、それ以上はわかりません

ゴキ○リじゃないよ。でも魚が食べれるようなサイズじゃないです。
カワゲラとしかわかりません



逃避

2006-08-07 14:15:29 | 渓流

真夏の土曜日
    事務所でいつものように仕事をしようとPCの電源を入れる。
自動振分けのアミをくぐって入ってきたスパムメールのなかから、必要なものだけ選んでチェック。本日のアポは1件。うまくやれば午後から時間がとれるかな。
  sammyさんとBILLさんは段戸湖へ行ってるらしい。
標高が高いから涼しいんだろうな。 
昼前に連絡を入れてみる。なんとBILLさんが70cmを釣ったそうな。
8月の段戸湖は以前「ボ」を経験したことのある厳しい菅理釣り場。
初挑戦での快挙にsammyさんの悔しがる顔が想像できる。

予定より早く仕事が片付いたので、梅雨明けで期待の持てる渓流へGO!
国道に表示された気温は  38℃!  
       少しでも涼しい所へと 北側斜面の今年初めての渓。

露出した岩が熱い
水量はこれでも平水よりは多め。
このピーカンの真昼間に釣れるかなとポイントにフライを入れると
逃げる魚影発見。なんで逃げるのかは別として魚はいます。

次のポイントでピチャっと

小さい・・・・

まあ本命ポイントはもう少し先。
ここで「脱ボ」できたのはラッキー

谷が深く樹木が覆いかぶさり暗く感じだしたところで、ゴロゴロ。
空を見上げるとなんか怪しい雲が。
暗く感じたのは曇ってきたからだったのか。
山の天気は早い!あっという間に青空は真っ黒い雲に隠されていた。
ゴロゴロが尋常じゃない音になってきたと同時に痛いくらいの大粒の雨。
避難しようにも谷の底。退渓できる高さじゃない。
雷の音にビビリまくって崖にへばりついたり、木の下に隠れたり
うろたえてました
この時期はウェーダーなしで速乾パンツなので頭からつま先まで
びしょ濡れ。流れは泥濁り。


写真じゃ何がなんだかわかりませんよね。
そのくらいパニクッてました。

1時間くらいでしたが、永遠に続くんじゃないかと思うくらい長かった。

もう釣りのできる状況じゃないんで急いで退渓点まで登ります。
あれほど暑かったはずなのに、ずぶ濡れの身では寒い。泥濁りの流れも
思ったより冷たい。

なんとか林道に出ると、山々から水蒸気が上がってました。

もう止めようと街まで降りると道路は乾いてるし、
うだるような暑さの夏が待ってました。

 

 

土曜日の中途半端な気持ちを引きずって、日曜日の早朝。
釣り馬鹿親父は、凝りもせず釣りに行くのです。
  bookさん、SKさん、TNさん、sammyさんとの5名

裾野フィッシングパーク。
真夏でも営業してる湧水の菅理釣り場です。

前日の恐怖体験も笑い話になっちゃうくらいのんきな一日の予感。

しかし、今日は容赦なく照りつける太陽にやられました。
魚よりも日影を求めての釣りでした。
でも釣りたいからロッドは振り続けるんですけどね。



魚はいっぱい釣りました。
sammyさんが横を流れる川に脱走したのがいるよって言うから
狙うとなかなかのサイズのウー君でした。
思わず池の方にリリースしちゃったけど、ごめんなさい。

菅理釣り場では人それぞれのいろんな楽しみ方があるけど、
止水のドライは私にはまだ難しいです。
ただ浮かべておけばいいんでしょうが、我慢できないんですよ。
沈めたサイトは面白いですね。
フライによって全然反応が違うのがよくわかって、あれこれ試してみると
今日はこれだなってのがわかるんですよね。
最終的にはsammyさんのLTMになっちゃうのもすごいんですが。
bookさんの大きな声では言えないフライも1投1尾って感じでした。

時間ギリギリまで粘ってイトウを狙っていたsammyさんは残念ながら
Getならず。昨日といいかなり悔しかったでしょうね。

日焼けでピリピリした首筋をお土産に夢のような二日間が終わりました。