アマゴ釣りの憂鬱

今年も気持ちのいい釣りをめざします。

「イワナが釣りた~い!」

2007-04-16 19:00:00 | 渓流

 

4月15日(日曜日)

さすがにもうサクラは終わりですね。

 

昨日の疲れが取れないけど、いつもの時間に目が覚めてしまうこの年頃。
家に着いたのが遅かったからロッドもリールもそのまんま。
リールを手にして外を見ると・・・、いい天気!(^◇^)

sammyさんに電話。

「昨日イワナ釣ってなーい。イワナ釣りに行こ。」

玄関までお迎えに行って出発!

日曜日の「笑っていいとも!総集編 創刊号 増刊号」が始まろうとする時間に
のこのこ出かけて釣れるほど渓流は甘くないはずなんですがね。^^;

コンビニで遊魚券買って、いつもお世話になってるティペットも購入。
50m巻き ¥400- 去年の渓流はずっとこれでした。

川の横を走るとどうしてもそちらに目が行っちゃって前をあんまり見てない。
助手席のsammyさんが、「今の交差点赤信号だったよ。」って言われたって
通過した後で思わず後ろを振り向く私。生きててよかったね。

しかし、予想通りどこも釣り人と思われる車だらけ。
やっと止めれたと思って川を覗くと釣り上がって来る人がいたり。

しかたがない。秘密の支流へ。ちゃんと漁協のマップにも載ってるけどね。

上手い具合に堰堤上流へ入れた。
ここは4年くらい前に入ったことがあるけど、
釣れなかったってことはsammyさんには黙っておこう。
でも、イワナの渓であることは間違いない。 (・・・・たぶん。)

まずは先行させてもらって魚の反応をみますか。

ほんの10mくらい行ったところで、ピシャっと出ました。

ニャハハ。(^^♪
今シーズン初イワナです。こんないいとこ誰も入ってなかったのかなー。

一人だけいい思いしちゃ申し訳ないのでsammyさんを待ちます。
待ちます。待ちます。待ちます。待ちます。

来ないじゃん。ほんの10m位の距離だよ。
こりゃ滑落したか、熊に襲われたな。
しかたがない。第一発見者になりますか。
入渓したとこに戻ってもいない。あれっ?

実は入渓したところは堰堤から10mくらい上流だったんです。
sammyさんはそこまで下りて釣りしてたんです。しかも釣っちゃってるし。<`ヘ´>

まっ、これでお互い「ボ」は逃れたんで気楽に上流を目指します。

腰タオルもつけずに前かがみで構えるsammyさん。
なかなかお目にかかれませんぜー。こんな姿。
貴重な一枚でした。

 

虫が凄いです。カゲロウ、カワゲラが飛び交ってます。

始めは物珍しそうに、ダンだのスピナーだのと言ってたんですが
岩陰に凄い塊を発見。(グロ注意)

 

ちょっと鳥肌が出ます。
フックサイズだと#8~#6 くらいの大型です。
そんなフライ持ってないです。でもライズらしいものもありませんから
あんまり関係してないのかも。

とりあえず#14のそれらしい色のパラシュートを結んで。
間違いなく「イワナの渓」であることが判明したので、それらしいポイントを。

教科書通りの巻き返しで出ました。

二人で交互に竿を出すんですが、小さい渓ですので相手のフライも
一緒に追えるんで自分も釣ってる気分になります。
極小サイズも遊びに来ます。

流れと流れの間の鏡になったところにフライを置くとスーッと寄ってきて
フライを ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
いつものアマゴのタイミングで合わしちゃいました。
丸見えなんだもん。我慢できなかったんだもん。

それを横で見ていたsammyさんがニヤリ。
すかさず同じポイントで釣っちゃいました。イワナは掛け損なっても二回目がある。

だんだん調子が上がってきたと思ったら前方に人影。
しょうがないですね。  退渓!

来た道を戻っても人だらけだからもっと上流を目指して車を進めます。
かなり流れが細くなってきたし、釣り人の気配もなくなってきたので入渓。

上流へ来たはずなのに何故か流れが単調になってきました。
川底が大きな岩盤状になってるんで、石が少ないんです。
それでも岩盤が溝のようにえぐれていたりして魚の隠れる場所はありそうなので
そんなポイントを流します。

しばらくしてやっと反応が。
犯人はかわいいアマゴでした。写真はピンボケでしたので遠慮しますが
まぎれもないパーマークと朱点のきれいなアマゴでした。
sammyさん曰く 「憂鬱になっちゃうね」

淵でもう少し大きな魚を発見したsammyさんが狙いますが、
もう少しのところでフッキングせず。   退渓!

時間がもう少しあるので、帰り道で入れる場所が空いてたら入りましょうと
少しずつ山を下ります。

多分さんざん叩かれたところでしょうが、往生際の悪い釣り人は川に向かいます。
やっぱり反応はありませんね。集中力が切れます。

でも、良さそうなポイントがあるとひょっとしたらなどとスケベ根性丸出しで
足を進めちゃうんですね。罠があるとも知らず。
ズルっと行っちゃいました。いつもの私ならクルっと回って着地できるんですが
二日連荘の疲れですね。川底と平行になりました。
幸いにも右腕だけ水没ですみましたが、まだ冷たかったです。(ToT)

もうヤダ!帰ろー。  退渓点に向かいます。
最後に、去年いい思いをしたところに出ちゃいました。
過去にすがる男は見苦しいぜ!
でも、ひょっとしたら・・・・。キャストしてる自分が悲しい。

「パシャ」

後方に舞うフライライン。やっちゃった。早合わせ。
sammyさん、そんな哀れんだような目で俺を見るなっ!

濡れた袖が冷たい。
これからは着替え持って来よう。

でもさー、最後に出た魚 でかかったよねー。


忍野

2007-04-16 12:00:00 | 忍野

 

4月14日(土曜日)

今シーズン二度目の忍野です。
同行は、Sさん、bookさん、sammyさんです。

いい天気で流れの中まで丸見え!
ってわけにも行かず、昨夜の雨の影響か少し濁ってました。

朝一はまず、bookさんがsammyさんからフライを奪ってる横で
こっそり拝借したLTMで様子見。


 

さすが本家LTM!反応が違います。すーっと寄ってきてパクッ!
なーんだ。簡単じゃんか。

気が楽になったところで冒険にでます。

NG君のありがたい情報で手に入れたハックルを使ったフライです。
上流ではbookさんがミッジなんぞを使ってるのに、私は#14です。

しかし、今日の忍野のヤマメは活性が高い。
あっさり出ました。
・・・・が、ホンの少しずれてスレががりでした。
でもフライには反応したからOKです。

でもドライフライは浮かせる為にいろいろと手間がかかってめんどくさい。

そこで、水面下から中層のヤマメ狙いに。

で、恥ずかしいフライの進化したパターン!

前回のがラーバ、これはピューパです。!誰がなんと言おうと!

結果、ヤマメがたくさんだまされてくれました。浅い流れにいるニジマスも
素直に咥えてくれます。

釣りまくりのsammyさんには遠く及びませんが満足の午前中でした。

お昼は例のごとく焼肉でカンパーイっ!  (ビールは私だけ ・ ・ ・ )

午後の部は酔い覚ましの散歩のような釣りです。

前回よりも緑が増えて少し春らしいですね。
   ↑ 中央の白い洋服がbookさん、その右側がSさんです。

 

何やら怪しいもの釣っちゃったようで、
周りの人に覗き込まれているsammyさん。  木の陰からコッソリ盗み撮り。

S字ポイントまで行って見ましたが、人が多くて入れそうもないので戻ります。

空色に染まった忍野の流れ。

3時を少しまわった頃から、少し風が出てきました。
4月といえどもここは忍野。冷えてきました。

上流に戻る途中でも数尾の魚に遊んでもらいながら駐車場に到着。
しかし、まだ誰も戻って来ていません。
上流のbookさんとSさんの所へ行くと、まだまだって感じで竿を出していました。

相変わらずヤマメのライズがあるようです。
しょうがないなーっていいながらティペットにフライを結んでる自分が怖い!

しかも#18だし ・ ・ ・ ・。

でもダメでした。さんざんbookさんに狙われた魚ですもん。
木に引っ掛けてフライをロストして「終了」。

車に戻ってDVDで映画鑑賞。
暗くなってフライが見えなくなっても心眼で釣りをする人を待ちます。

しばらくすると、暑い暑いといいながら戻ってきました。
更年期障害だと思います。お大事に!

帰り道は疲れを知らない親父たちの、罵り合いと貶し合いの騒がしい車内でした。 


統一地方選記念釣行

2007-04-09 12:00:00 | 渓流

 

4月8日(日曜日)

今年のサクラは長持ちしますね。散ったサクラが車に降り積もってます。

選挙を済ませ、車を北へ走らせます。
今日は、bookさんと今シーズン初釣行です。(天竜は除く)

待ち合わせ場所には先にbookさんが来ていました。
いそいそと荷物を車に積み込み出発。

30分で到着!さすがに近い!というより待ち合わせ場所の方が遠い^^;。

まずは「ボ」逃れで、放流ポイントへ。
解禁から1ヶ月経ったからもういないかな?

bookさんにやってもらいますが、魚の反応が・・・・。

自分も対岸へ渡ってポイントを叩きます。
すると、ライズらしきものがチラっと。
少し強引ですが、いきなり本命へキャスト!

小さくて、いかにも放流っぽい雰囲気ですが、一発で出てくれたんで満足。!(^^)!
後はbookさんに釣ってもらうだけですから、のんびり周りを眺めながら進みます。

しばらく行くと、なにやら獣臭がしてきました。
春先にはよくあるんですけど、崖から落ちたのか冬に餌がなくて餓死したのか
鹿とかの死体が流されてる所に遭遇するんです。そんな臭い。

見たくないけどついつい探しちゃう。
そしたらいきなり目の前に生きてる鹿が川にダイブ!
あちらも慌てふためいてバシャバシャ荒らして山へ一目散!
こちらは、何も出来ずにただ 唖然。
熊に出会っても間違いなく、何も出来ずに殺されるタイプですね。

先行しているbookさんは何も知らずに釣りに専念してました。
少ないけど魚の反応はあるようですが乗りません。(;_;)

場所移動。
車を走らせ、本流筋へ。
確実に魚を釣るなら支流の方が堅いんですが、気持ちよく釣りするなら
やっぱり河原が広くて流れが太い本流の方がいいだろうと言う判断。

今日は珍しく釣り人が多いですね。
途中の入渓点にはことごとく車が止まってます。

空いてる所に車を止めて第二ラウンドの開始です。
支度をのろのろしてたらいきなりbookさんが「魚いた~」
そこそこのサイズだったみたいです。なんで釣らなかったのか問い詰めると
「帰っちゃったんだもんしょうがないじゃん。」
ほとんど子供の会話ですね。

しかし、反応はそれっきり。いかにもって流れにも魚の気配がありません。
だんだん集中力が切れかかったところで。

巨大堰堤。

道路に上がりトボトボと戻ります。
が、釣り人なら当然入渓して魚の反応があったところはもう一度やりますよね。
発見者の責任でbookさんにやっていただきます。

チョット隠し撮り。
鹿を撮れなかったからbookさんのダイブを撮ろうとしてたのに・・・。チッ!

で、しっかりキャッチしてくれました。キレイなアマゴです。
こちらも「ホッ」です。

山を下る途中、簡単に入れるポイントもやってみましたが・・・・。


少し物足りなかったけど、疲れたんで終了!
と思ったんですが、
先月からbookさんが入れ込んでる流れでライズを取ろう
という提案を満場一致で可決し、一気に南下。

確かにライズしてます。
bookさんが狙うと、出ますが乗りません。こりゃー熱くなりますね。

私も支度を済ませ、目いっぱいのキャスト。

出たーっ!


今日一番竿が曲がったでしょう。何喰ってんのか腹パンパンです。

入れ食い状態が続きました・・・・。(ToT)/~~~

 


政令指定都市移行記念釣行

2007-04-02 12:00:00 | 渓流

 

4月1日(日曜日)

ずっと週末は雨予報だった気象庁も私の晴れ男伝説には敬意を表したのか
昨夜からの雨も上がり絶好の釣り日和!

我が家の道を隔てた公園のサクラは八分といったところか。

今日はちょっと試したい所があったんだけど、一人じゃ心細いので
犠牲者を拉致してやろうと電話したら出やせん!<`ヘ´>
しかたなく車を走らせる。

まずは「ボ」逃れに確実な支流へ。

 

げっ!増水してんじゃん。
濁りは入ってなさそうだけど「ボ」逃れはチトきびしいかも。

増水で遡行しづらいうえに、新芽についた水滴が冷たい。
流れがきついので、ポイントが絞りづらいけどなんとか出てくれた一尾。

毎度のことながらサイズは気にしちゃいけません。^^;

もう少し小さいのは流れの脇のゆるいたるみを流すと、
ピチャっと遊びにきます。

ここで体力を消耗させるわけにはいきませんから、
そこそこで切り上げて移動です。峠を一つ越えて目的の支流へ。

ここは下流も上流も入ったことはあるんですが、中間だけ道が離れちゃって
今まで躊躇してたんです。でも地図で見る限り堰堤も滝もなさそうなんで
時間さえ掛ければ上流まで行けそう。

小さい渓なんでリーダーを短くしてピンポイント戦略です。
入渓してすぐに2m程度の岩登り。必死に岩にしがみついてなんとかクリア。
まだ見ぬパラダイス目指してワクワクしてたのに、
すでに ハーハー!ゼーゼー!

呼吸を整えてキャスト!

いましたねー。(^。^)
まだサビが残ってて痩せてますが、きれいな魚体です。

ポイントごとに岩を乗り越えないといけないような渓相ですので
ついついアプローチとプレゼンテーションが雑になっちゃいます。
しかし、スレてないんでしょうね。
イルカのように全身を出してフライに飛びついてきます。
フライにドラッグがかかっちゃっての空振りがかなりありましたから、

魚も25cmくらいまでのサイズは見ました。釣れませんでしたけどね。(^_^;)

後1ヵ月もすると木が茂って釣りにくくなると思いますが、
もう一度来てみたいと思える渓でした。