4月15日(日曜日)
さすがにもうサクラは終わりですね。
昨日の疲れが取れないけど、いつもの時間に目が覚めてしまうこの年頃。
家に着いたのが遅かったからロッドもリールもそのまんま。
リールを手にして外を見ると・・・、いい天気!(^◇^)
sammyさんに電話。
「昨日イワナ釣ってなーい。イワナ釣りに行こ。」
玄関までお迎えに行って出発!
日曜日の「笑っていいとも!総集編 創刊号 増刊号」が始まろうとする時間に
のこのこ出かけて釣れるほど渓流は甘くないはずなんですがね。^^;
コンビニで遊魚券買って、いつもお世話になってるティペットも購入。
50m巻き ¥400- 去年の渓流はずっとこれでした。
川の横を走るとどうしてもそちらに目が行っちゃって前をあんまり見てない。
助手席のsammyさんが、「今の交差点赤信号だったよ。」って言われたって
通過した後で思わず後ろを振り向く私。生きててよかったね。
しかし、予想通りどこも釣り人と思われる車だらけ。
やっと止めれたと思って川を覗くと釣り上がって来る人がいたり。
しかたがない。秘密の支流へ。ちゃんと漁協のマップにも載ってるけどね。
上手い具合に堰堤上流へ入れた。
ここは4年くらい前に入ったことがあるけど、
釣れなかったってことはsammyさんには黙っておこう。
でも、イワナの渓であることは間違いない。 (・・・・たぶん。)
まずは先行させてもらって魚の反応をみますか。
ほんの10mくらい行ったところで、ピシャっと出ました。
ニャハハ。(^^♪
今シーズン初イワナです。こんないいとこ誰も入ってなかったのかなー。
一人だけいい思いしちゃ申し訳ないのでsammyさんを待ちます。
待ちます。待ちます。待ちます。待ちます。
来ないじゃん。ほんの10m位の距離だよ。
こりゃ滑落したか、熊に襲われたな。
しかたがない。第一発見者になりますか。
入渓したとこに戻ってもいない。あれっ?
実は入渓したところは堰堤から10mくらい上流だったんです。
sammyさんはそこまで下りて釣りしてたんです。しかも釣っちゃってるし。<`ヘ´>
まっ、これでお互い「ボ」は逃れたんで気楽に上流を目指します。
腰タオルもつけずに前かがみで構えるsammyさん。
なかなかお目にかかれませんぜー。こんな姿。
貴重な一枚でした。
虫が凄いです。カゲロウ、カワゲラが飛び交ってます。
始めは物珍しそうに、ダンだのスピナーだのと言ってたんですが
岩陰に凄い塊を発見。(グロ注意)
ちょっと鳥肌が出ます。
フックサイズだと#8~#6 くらいの大型です。
そんなフライ持ってないです。でもライズらしいものもありませんから
あんまり関係してないのかも。
とりあえず#14のそれらしい色のパラシュートを結んで。
間違いなく「イワナの渓」であることが判明したので、それらしいポイントを。
教科書通りの巻き返しで出ました。
二人で交互に竿を出すんですが、小さい渓ですので相手のフライも
一緒に追えるんで自分も釣ってる気分になります。
極小サイズも遊びに来ます。
流れと流れの間の鏡になったところにフライを置くとスーッと寄ってきて
フライを ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
いつものアマゴのタイミングで合わしちゃいました。
丸見えなんだもん。我慢できなかったんだもん。
それを横で見ていたsammyさんがニヤリ。
すかさず同じポイントで釣っちゃいました。イワナは掛け損なっても二回目がある。
だんだん調子が上がってきたと思ったら前方に人影。
しょうがないですね。 退渓!
来た道を戻っても人だらけだからもっと上流を目指して車を進めます。
かなり流れが細くなってきたし、釣り人の気配もなくなってきたので入渓。
上流へ来たはずなのに何故か流れが単調になってきました。
川底が大きな岩盤状になってるんで、石が少ないんです。
それでも岩盤が溝のようにえぐれていたりして魚の隠れる場所はありそうなので
そんなポイントを流します。
しばらくしてやっと反応が。
犯人はかわいいアマゴでした。写真はピンボケでしたので遠慮しますが
まぎれもないパーマークと朱点のきれいなアマゴでした。
sammyさん曰く 「憂鬱になっちゃうね」
淵でもう少し大きな魚を発見したsammyさんが狙いますが、
もう少しのところでフッキングせず。 退渓!
時間がもう少しあるので、帰り道で入れる場所が空いてたら入りましょうと
少しずつ山を下ります。
多分さんざん叩かれたところでしょうが、往生際の悪い釣り人は川に向かいます。
やっぱり反応はありませんね。集中力が切れます。
でも、良さそうなポイントがあるとひょっとしたらなどとスケベ根性丸出しで
足を進めちゃうんですね。罠があるとも知らず。
ズルっと行っちゃいました。いつもの私ならクルっと回って着地できるんですが
二日連荘の疲れですね。川底と平行になりました。
幸いにも右腕だけ水没ですみましたが、まだ冷たかったです。(ToT)
もうヤダ!帰ろー。 退渓点に向かいます。
最後に、去年いい思いをしたところに出ちゃいました。
過去にすがる男は見苦しいぜ!
でも、ひょっとしたら・・・・。キャストしてる自分が悲しい。
「パシャ」
後方に舞うフライライン。やっちゃった。早合わせ。
sammyさん、そんな哀れんだような目で俺を見るなっ!
濡れた袖が冷たい。
これからは着替え持って来よう。
でもさー、最後に出た魚 でかかったよねー。