嗅覚で風の流れを実感！

6月号の第一特集は「光と風を呼び込む間取り」。取材に行った内田さんのお宅で、3階の撮影をしていた時のこと。

カメラマンがはじめに気づきました。「あれ、何か酢の匂いがする」。言われてみると、どこからか酸っぱい香りがする。う～ん、3階にはデッキしかないし、「まさか自分の身体から発せられる匂いか！　カメラマンが遠まわしに訴えてる？　いや、ちゃんと風呂には入っている！」としばし自問自答。

しかし、ちゃんと解決しました。下から声が掛かりお昼をいただくことに。そして、階段を下りてみて、テーブルを見るとそこにはお寿司が。1階の食べ物の匂いが3階まで運ばれてくる、というわけでした。まさに風が家中に流れている家だ、と実感。嗅覚で風を感じられる家ってなかなかないですよね。内田さん、ごちそうさまでしたm(_ _)m＜S＞