ニューハウスブログ

家づくりの参考書として70年余ご愛読いただいている月刊ニューハウスですが、このたび、ブログを開設することになりました。

一体ワークトップでキッチンをダイニングにする!

2008-10-31 14:30:44 | Weblog
トーヨーキッチンさんの商品アイデアは、まるで泉のようにとめどなく湧き出してくるようです―――先週に続き、今日も新商品発表会に招かれました。

会場に入ると、端から端まで継ぎ目のない長いワークトップ(カウンター)が一体となった美しいキッチンが鎮座していました。ステンレスのワークトップは厚さ13mmという超薄型。新しいレイアウトスタイルを実現する「イノ ディー・ランド」というキッチンです。

ワークトップをプランに応じて延長できるので、コンパクトながらキッチンそのものがダイニングとしても使えます。調理のそばで食事をし、家族や友人とコミュニケーションできる日本古来の囲炉裏をイメージしたそうで、同社の提唱する“キッチンに住む。”が、またひとつ具現化したことになります

今までこの長い一体型ワークトップが実現しなかったのは、ステンレスの精度と強度の問題から。今回それを技術的にクリアし、歪みやたわみがほとんどない美しいワークトップが誕生したのです

今回の展示の扉色は「ブラック」基調。ニュートラルな色で映り込みもやさしい。

セットで展示されていた漆黒のハンドメイド家具「ダークサイド」。長野・安曇野のクラフツマン、小野寺俊一氏とのデザインコラボにより誕生。入念に仕上た装飾や扉や引き出し枠にステンレスを用いた斬新さに心惹かれました

これら、写真ではなかなか色等が再現しにくいので、トーヨーキッチン&リビング スタジオ南青山など各地ショールームで現物を見てみてください。(M)