
カワイイ笑
そもそも人間って何がきっかけで新しい分野に興味が沸くか分からないものだしねえ
「自分はこういうものが好きな人間である!」って自分で自分を縛ってる人なんてそんなに居ないと思うんですよ
例えば俺だってこれまでずっと野球に興味なかったのに、母親の母校が甲子園に出始めてからTVで観るようになったしね。。
だから、野上さんだって「やっぱり占いが好きなんだろうな。」って他人からイメージを縛る必要なんてないんですよね。
とはいえ、野上さんと言えば占い~みたいなところがあるから、
どうしても置きに行ってしまう気持ちも正直理解出来ますけどね
それもバカにしている訳ではなく、彼女が喜んでくれるなら~という思い遣りから来た選択でしたから
野上さんも野上さんで元々占い大好きですから正直まんざらでもない気持ちもあるでしょうしね。

でも、今回の湯神くんの発言は圧倒的に正しい。
別に野球好きが落語を好きだって良いし、
城めぐりが好きな人間がボウリングを好きだっていい。
そう、別に“好き”は一つじゃなくたっていいし、そこに順位を付ける必要も本当はないんですよね。
〇〇も好きだけど、〇〇も好き。元来、それが一番正しいし、自然な形なんじゃないかと思う
そもそも、〇〇好きだから~〇〇は嫌いでしょう、とかそういう偏見みたいなものは必要ないんですよ
何だってやったらいいし、何だって好きになっても構わない。自分も周りにも固定観念で縛る必要も権利もなくて。
何より、人間は各々が思ってる以上に多角的で未知数な生き物だったりしますからね
敢えて別分野を掘り下げて新しい自分を発見する・・・って作業も、
湯神くんのDIYよろしく人生を彩って行く為には悪くない選択なんじゃないかな、って思います
野上さんは、別に手芸が嫌いだった訳じゃなく、上手く出来ない現状に苛立ってただけ
そうやって「悔しい」って思う事自体ある意味“好き”の裏返しなんですよね。。

正直、
手芸を好きになってくれてた事に喜ぶちひろちゃんも、
「頑張りたくて」努力してた手芸の出し物に決まって喜ぶ野上さんも、
両方健気で可愛くていじらしかったなあ・・・と素直に感動してしまいました
ちひろちゃんも自分の想いが報われて嬉しかっただろうし、
野上さんも自分に遠慮しないちひろちゃんを見て嬉しかったでしょう
なんか上手い具合にwin-winっていうか、
本当きれいに収まったなあ・・・と思えて今回もまた秀逸な話数でありましたね。
個人的には、ちひろちゃんの野上さんを想って色々四苦八苦する気持ちも、
野上さんのちひろちゃんを傷付けまいと気を遣ってしまう不器用さも、
どっちも凄く人間味溢れる感情だなあ、、、って思って、
そういうちょっとしたリアリティがまた良い味出してて素敵だったなあ。。と思いました
勿論、影の功労者である湯神くんのさり気ない気遣いもまた粋で素晴らしかったと感じましたね。
なんだか読んでて終始ほっこりしてしまう話数で肌寒くなって来たこの季節にも似合うようなお話でした。
でも、本当、自分も多趣味な方だから自信持って言えますけど、
好きなものが色々あるのって本当に楽しいですよ。
今日はこれ、明日はこれっていう風に、
切り替える度に別の自分になれるような感覚があって、まだ知らない自分を掘り下げる作業も案外悪いもんではないです。
「自分はこういう人間だ~」って自分自身で決め付けてしまうほど勿体無い事もないので、是非新発見をおススメします。

ところで、
今回はCカラーでした。
今回はかなり若さと勢いに満ちていて、こういうのも結構好きです(笑
湯神くんいいケツしてんなー←
あと、門田を放置してるのは、結構オチの通りの思惑でもあるんじゃないか?って思ってたり。
また湯神くんが解決してたんじゃ「いなくなったらどうすんの」って感じですもんねえ。
個人的には城戸さんと門田くんのエピなんかも懇願したいところです(期待)。