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サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

私的スポーツ漫画の金字塔「モンキーターン」を語る~ページをめくらせる多数のポイント

2014-11-28 | 漫画特集







2日前ぐらいに、ふと「モンキーターン読みたいな」って思ってパッと1巻から読んでたんですけど
最初の内は「ふんふん、そういえばそうだったなあ。」くらいの軽い気持ちでボチボチ読んでたんですが
昨日の夕方から今日の早朝にかけて読めば読むほどページを捲る手が止まんなくて、まあ完徹しちゃいまして
今日も夕方帰って来てから物凄いスピードで読み耽ってしまい数日で全30巻を読破してしまいました
ちょっと禁断症状になるくらいに「早く次の巻読みたい」っていう気持ちになってた自分に驚いたんですが
良い機会なので学生時代に熱中していた今作の魅力、素晴らしさを語っておきたいという気持ちに読み終えてから(衝動的に)なりました
あと私がどれだけ青島優子が大好きなのか、って事も全然書いて来た記憶がないのでその意味でも悪くないかな、と。


学生時代にハマってたスポーツ漫画・・・と言えば多分大抵某J誌か或いは某M誌、いや、はっきり言えばジャンプマガジンが人気でしょうけど、
私はといえばむしろスポーツ漫画に関してはサンデーのスポーツ漫画のが正直好きでした
その中でも河合克敏の描くスポーツ漫画が大好きで学校に毎日持参して読み耽るレベルでしたね
デビュー作である「帯をギュッとね!」も大名作で手に汗握りながらコミックスを読んでた記憶がありますが
「モンキーターン」に関してはコミックス派から追いついて、毎週続きを読みたくて本誌買ってた理由の一つでもあったので
多分クオリティに関して言えば五分五分とは思いつつ最終的な思い入れは「モンキーターン」のが強いとは感じます
ぶっちゃけて書くと少年誌のスポーツ漫画で一番面白いのは「モンキーターン」だと思ってるくらいです
ただ、その面白さに関して説明出来る自信がなかったので記述はしてこなかったんですが
今回一種の薬物みたいに中毒状態になってみて「これは少し語れるかな」、と
そんな風に感じたので幾つかのポイントに分けて書く事にしました。

いや・・・もっと正直に書けば「なんで自分はこの数日間ここまでモンキーターンを求めてしまったんだろう?」ってのを
自分なりに解明したいだけでしょうね(笑)。









①そもそもお話のピークポイントが後半に行けば行くほどある

まず、パッと思ったのがこれですね
「モンキーターン」は1巻からある程度面白いっちゃあ面白いんですけど
例えば20巻台中盤~後半と初期を比べると面白さの度合いも意味合いも比べ物になりません
それも、主人公の波多野が割とトントン拍子ではなく右往左往四苦八苦波乱万丈な競艇生活を送ってる事に起因するんですが
普通少年誌のスポーツ漫画の主人公って最初から無敵か或いは強いか、遅くても10巻以内には強豪のレギュラーだったりするけども
「モンキーターン」の場合波多野が本当の意味で競艇界をブイブイいわせるようになるのって後半も後半からで
読み進めれば読み進めるほど“強くなっていく”感覚を追体験出来るという素晴らしい作りの漫画になっているんですよね
急激に展開が進む事もなければ段階を飛ばす事もほぼない、一歩一歩堅実に競艇選手としての道のりを歩いてく
正に私が大好きな、
「堅実さを重視したスポーツ漫画」の理想形とも言えるフォルムの作品に仕上がってるからこそ気持ち良く読み進める事が出来たのかもしれません
様々な複線が後半になってきれいに一本の線で繋がる様とか実に考えて作られてるなあ、と思います

また、大きなトピックが来そうでも意外と上手くいかないからこそ、早くその瞬間を味わう為に続きが読みたくて仕方なくなる節もあったり
そういう構成力にもまた長けている漫画だなあ、と改めて感じました
全30巻なのにペース配分が凄く上手いっていうか。

序盤に派手な掴みを~、とか、もっと強い敵を~みたいなやり方じゃ到底辿りつけない地平に立っている漫画ですね
そういう漫画では決して得られないカタルシスが詰まっている作品です(別にそういう作品を否定してる訳じゃないですよ)
読めば読むほど主人公の確かな成長だったり、「あの頃」とは変わったなあ・・・ってしみじみする場面がどんどん増えていくので、
そういう主人公の“成長の複線”の積み重ねのような作品なんですよね
だから間違っても「試合の中で成長してやがる~」っていう展開は生まれません
試合の中で犯したミスを、犯した後によく考えて自分なりに答えを出して、それが後々成長の手ごたえとして伝わって来る・・・っていう
常に先々の展開を見据えた構成にしてて、しかもそれが抜群のタイミングできちっとハマる瞬間はとても美しくて最高です
下積み時代が長いからこそ、試行錯誤の描写が多いからこそ、後々の展開にも説得力が出てくるのは流石だなあ、と思いますね。



②主人公のレベルは1から、余裕で勝ち切れるようになるのは本当後半くらい

微妙に①と被ってる気がしないでもないですが、まあその通りです
それも後述の要素によって完全安定はしませんけど、本当に終わり際になって波多野の実力も作中ではピークを迎えるんです
これがどういう事かと言うと、後半の数巻だけそういう状態になるって事は裏を返せば「波多野、勝って当たり前だな。もっと強い敵出す?」って
そういう引き延ばし的な展開に持っていく必要性が全くなくなるんで最高の状態のまま物語が終わるって事です
事実最後に波多野が競り合う相手も序盤~中盤で出て来たキャラばっかりですから、余計な付け足し要素もなければ
「主人公ばっかり勝ってつまらない。波乱が必要だな。」っていう展開を用意する必要もない
最後の最後に“実力で”ナンバーワンクラスになる訳ですから読者としてもホントに気持ち良い状態でゴールテープを切ってくれる感覚があります
或いはラストに主人公が番狂わせを行うようなミラクルじゃなく、本当の意味でトップクラスに仕上がって終わる訳ですから
これすっげえ綺麗な形で終わってるって事なんですよね。絶妙だと思います。



③主人公補正が効かない、主人公「だけ」がピンチにならない

これめちゃくちゃ読んでて感心してしまったんですが
物凄い大事なステージ、いかにも「これから波多野がかますぞっ!」って試合でなんとミスによる欠場をかましたり
「これ勝ったら大金星だ!」って試合で負けたりするので所謂“主人公補正”ってやつをあんまり感じません
また、こういうスポーツ漫画・或いは試合を描く漫画の場合やたら主人公サイドにミスやケガ、所謂ハンデが生まれますが
この漫画の場合例えそれがあっても、それがやたら主人公サイドに集中するなんて事もなく普通に敵にミスやハンデが生じます
つまり敵にとってラッキーな展開が生まれると同時に主人公サイドにとってもラッキーな展開も生まれる訳で
その与えられるハンデの量は五分五分、つまりは公平な感覚が凄くあるんですよね

それは強烈なリアリティを生むのと、更には試合の展開が単調じゃなくなり
例え主人公格であってもみすみす敵にラッキーな勝利を献上するパターンもありますよ。っていう
本当にページを捲らなきゃレースの勝敗が分からないドキドキ感・・・ちゅうか確認したくなる気持ちを煽って来るんですな
めちゃくちゃ上がり調子の主人公だったとしても、それで勝ち続けられるなんて甘い事はなくつまらんミスでチャンスを不意にしたりする
でもそれが最高に生々しくて漫画と言えどちょっとドキュメント的な面白さも含んでたりもする
波多野より普通に実力が下の奴がまるで主人公みたいな強運とタイミングで勝っちゃったりするんで
本当に主人公補正が効かない、だからこそ人一倍努力して少しでもミスの可能性を減らし勝ちあがってく姿が感動的にも映るっていう
そういう部分が強いからこそ分からない勝敗にハラハラしてページをめくりたくなったのかもしれません
なんというか、「主人公だけが主人公じゃないよ。」って作中から伝わって来るみたいでしたね。



④同期の仲間の存在

波多野は競艇の養成所時代に一緒の班、もしくは縁深く過ごした同期の仲間たちがいますが
この人らの近況がたまにクローズアップされるんです
波多野は努力家だし負けん気の強い性格なんで持ち前の江戸っ子気質も味方して一歩ずつ強くなっていきますが
当然誰もが誰も波多野みたいにはなれない訳で、闇落ちしてたり、辞めるか辞めないかの瀬戸際に立たされてたり、波多野がとっくに手にした称号を
物語の後半になってやっと手にするような同期がいたりと、波多野の堅実な成長っぷりでリアルな成り上がり疑似体験を出来ると同時に
そういう彼とは違った歩み方をする人達の心情に触れる事が出来たりドラマを味わえるのもまたこの漫画の面白い部分ですね
また彼彼女らのエピソードが良い具合に物語の潤滑油になっていてそれもまた飽きずにツルっと読める要因ですし
何よりも波多野みたいな生き方だけがすべてじゃないよ。って水面下のメッセージ性みたいなものが感じられるんです
それが凄く奥深いっちゅうか、確かに漫画に於いて主人公の存在は絶対ですけど、
でもそれも数ある選択肢の中の一つであって存在以外の部分は絶対でもないんですよね

あと、最高レベルのレースの強敵たちとの争いも燃えますけど、
最初期に出て来たメンバーがそれぞれのやり方で生き方で頑張ってるのを見ると
養成所時代に6巻分も費やしてるだけあってあの頃あんなだったあの人がねえ・・・って感じで感慨深くもあります
また養成所時代の出来事が後々に大きな複線になる事も結構あったのでその意味でも養成所時代の同期が出てくるとワクワクするものがありました

ただ、前述のようにリアリティ主義ですので
同期の縁深いメンバーが全員めちゃくちゃ出世出来た訳ではありません
でも、めちゃくちゃ出世出来なくとも懸命に頑張ってる姿には心うたれます
そういう波多野の視点からは全く別のドラマも味わえるのも面白い要因だと思いますし
波多野がお世話になっている先輩方も先輩方でドラマがあったり、波多野だけでなくその先輩たちを立てるレースもあったり
本当に“キャラ想い”の漫画です 実はそれこそが一番面白くて好きだったんじゃないかな、、、なんて思ったりもします


例えばいかにもな悪役顔でいやみったらしいセリフで牽制してきた和久井さんってキャラがいますが
その後ひょんなことから協力関係を結ぶ事になったりと分かりやすい悪役、使い捨てのキャラが全然いない事も特徴であり利点でもあります
そんないやみったらしいヒールから始まったはずの和久井さんが後々読み手を感動させるレースをしてくれた時は本当河合先生凄いなって思いました。
今まで噛ませ役だったキャラが終盤ようやくスポットライトを浴びたりとキャラに対する誠実さこそ「モンキーターン」一番のストロングポイントなのかも。
繰り返しますが、決して主人公だけが主人公じゃないっていう。



⑤青島優子

ある意味裏の主人公である青島さん、
学生時代に特に惚れ込んでいたヒロインの一人であり
また未だに思い出すと切なくなるキャラクターの一人でもあります
本誌で読んでて彼女が出る度に喜んでた記憶があり、だからこそ最後はとても辛かったんですが
彼女の存在もまた裏で着々と“ストーリー”を進行させていた続きを読みたくなる要因に大きく関わったキャラクターだったかと
初期からでっかいでっかい複線として存在していた彼女はそれを全力で回収するかのように後半になればなるほど出番も動きも増えていきますけど
そんな彼女の健気で、でも負けん気だって強い、
逞しくもある姿に感情移入し続けていた事もまた確実にその先に期待を掛けるには十分な役割を果たしたと思います

29巻の某展開は色々な意味で反響を呼びましたが、正直あれはリアルタイムで読んで興奮したクチですね私は(笑)。
なんというか、そこはかとない背徳感というか、まるでラブコメみたいなドキドキ感があって最高だったんですが
同時にいまいち決め手のなかった澄との最後の進展を後押ししたキャラだったとも言える
逆に言えばその為に利用されてしまった形にはなりましたが、
主人公の行為の是非はあれど確実に「面白い」展開だったのも事実
その展開に至る前のキュンキュンする感じとか、至った後の甘酸っぱくもほろ苦い感触といい、
間違いなく「モンキーターン」をめちゃくちゃ面白くしてくれたキャラクターの一人だったと思います

正直未だに「くっ付いてれば・・・」って人道に反しつつも思っちゃう自分もいたりしますが、
最終的に彼女が出した答えがラブコメ的には最も切ない答えの一つで今でも鳥肌が立つレベルではあるので
それ考えたら、あれはあれで絶対に忘れられない結末だったのかなあ、って思ったりもします
事実あれで更に青島さんの事が好きになったしね。
作者一番のお気に入りキャラであり、ある意味波多野以上に贔屓されたキャラではありますが、今でも自分は大好きで堪らないヒロインの一人、です。
巻数が進むにつれて上手い具合に出番が増え始めるのでそれもあってページを捲る手が止まらなかったんじゃ、と。
それにくらい魅力的であり革新的だったヒロインって事ですね。
なんかもー、「幸せになって!」って感じです。















その他にも「ワンレース毎にテーマ、トピックがあって飽きない」とか
「試合の勝因がいつも理論的で根性論や気合い、ミラクルで勝たない」とか
96年に始まった連載なのに絵がシャープなので全然古臭くないから、とか
あげていけばキリがないので今回はここまで
もうひとつ、読んでいて号泣してしまったワンエピソードがあったので次はそれを語りたいです

ちなみに30巻分を数日でぶっ通しで読破しても「この続きも読みたい!」ってなっちゃうのが一番凄いと思います(笑
つまりは長さを感じない面白さ、クオリティってことです!



ヤングジャンプ 2014年52号 感想(リクドウ30話、ボクガール44話ほか)

2014-11-27 | ヤングジャンプ感想








次号、また「リクドウ」が巻頭カラーでめっちゃ嬉しいです。2巻も当然購入しますぜ。












☆有害都市/筒井哲也(読切)

うわ、こんなん読まされたらいずれ出るであろうコミックス買いたくなるじゃないですか(笑

まあ・・・この手の所謂表現規制的な題材は正直迂闊(うかつ)な事は書けないですし
色々な意味で簡単に解決出来る問題でもないですから難しい所ではあるんですけどね
ただ一つ書けるのは何に救われるか、何に気持ち助けられるのかはその人の感性次第であって
決して他人に決められたり選択肢を用意してもらうようなもんじゃないって話ですね
その選択肢が狭まれば狭まるほどはっきり言って窮屈に感じますし
必要としていて、かつ分別が付く人間がいる限り供給をストップさせるのはそれこそ“暴力”だと思うんですが
正直誰もが誰もクリーンで爽やかな人間かっていうとそれもまた違うと思いますしねえ(笑
むしろ現実では決して体験し得ないスリルや背徳を味わえるのも漫画のストロングポイントな訳で
それがある種の捌け口になっている部分も否めないと感じてるんですけどね。

凄く暴力的な事を書けば誰にだって“悪”の部分はあり、誰にだって強い“欲望”も存在する
そういうある種ブラックな部分に蓋をして常にさわやかに健全に~って繕った正義を提示されても「何だかなぁ」ってなっちゃうのもまた本音かと
逆に言えばそうやってきれいな「だけ」の振りをする人間こそ裏でコソコソやってたりするのが世の常なんだとは思います。
だとしたら、やっぱりそういう捌け口も必要なんじゃないかな、って個人的には思います
そもそもエンタメっていうのはその名の通り基本的には「娯楽」ですからね。
そこまで現実に強く結びつける必要性は感じてはいません。


しかしまあ、王道のホラー作品だったのが一気にファンタジーにすり替えられちゃうとはね
こういう風に所謂「編集部の意向」ってやつで潰されたであろう作品はそれこそ星の数ほどあるんでしょうな
作品っていうのは作家本人そのものを映し出す鏡だとも思ってるので他者にねじまげられた作品などその人自身が伝わって来ないから辛いですよね
だって前提として他人の血が大きく混ざってる訳ですからね
違和感を受けないはずがないっていう。ちょっとドキュメント的な側面も強く感じられて非常に面白かったです。

まあ個人的な見解ですと誰にだって醜い感情や汚ない部分が当然あって、そういう部分を隠す方向に動くことこそ逆に“不健全”なんじゃないかな、と。



☆リクドウ 第30話「向いてない」

リクは急所を避けてのカウンターは大得意ですが
言ってしまえばその一芸に頼ってここまで来たようなものですからねえ
ここらでもう一皮剥ける必要性があるってことかな
避ける才能はあれど、
受け切る才能は未知数・・・
苗代ちゃんの「向いてない」発言はそういうリクの甘さ・優しさを見抜いての事だったんですかね

ただ、所沢さんと似てるって事はその分傾向を知ってたり研究せず実質研究出来ている事でもありますよね
まずは所沢さん的には俺の量産型であるこいつを越えてみろ。って事でもあったのかな
それこそが彼がリクに与えた新しいメッセージでもあるのか・・・
いずれにせよリクが勝てる可能性もまだあるんじゃないかと
非常に苦しい戦いになってますが、
これがリクの成長を大きく促すようなものになれば結果的にはいいのかな、と。


それはそれとして、
一方で苗代ちゃんは苗代ちゃんで別の意味でクライマックスを迎えていました。
リクが限界に挑んでる最中に苗代ちゃんはそのリクを対象としてソロで快楽の限界に挑んでたわけですね。
なるほど、似てるなあ・・・って、「ボクガール」とか「ガールズノート」とかこの雑誌は女性のソロ活動の描写大好きか!(笑
こうもちょくちょく色々な漫画でこういうシーンが出てくると改めてヤンジャン素晴らしいね。って思わざるを得ない。

それはただ単にそういう描写が好きだから。って訳でもなくてある種そういう描写って「普通」だと思ってるからです
みんな恥ずかしがって破廉恥な事だと思って口にしないけど、水面下では誰でも行ってる筈なんです
そしてそれを描くのっておかしな事でも何でもなく私にとっては至極「まっとう」な事なんですね
だからこそ今週の苗代ちゃんの“あの描写”には全力で絶賛させて頂きたいですね
だってこれ以上人間くさい行動もないでしょう?
むしろとても可愛かったですね。
リクを想って・・・。

やっぱ苗代ちゃんは最高のヒロインでした。益々この漫画が大好きになったタイミングで巻頭カラーとか最高過ぎます!




☆ボクガール #44 ボクの注文

ヤバい、どんどん瑞樹の女の子化が進行してる・・・(笑)。
この調子だったらいつか猛と(流れ的に)デートする機会とかあったら完全にそういう雰囲気になっちゃいそうだな
なんちゅうか、すっかりキュンキュンモードに入ってますが瑞樹自身もまたまんざらでもなさそうなのが実にイイですね
ワンスイッチさえ入れば一気にバーニングしそうな関係性にまでなっちゃいそうな気もしてますが
藤原さんも藤原さんで複雑な心境を抱えてそうで、そっちもまた掘り下げてくれそうで楽しみです
っていうか藤原さんもっと瑞樹の事も意識してくれればなあ・・・(泣)。

そんな藤原さんとの久々の絡みも冒頭にあってとても楽しかったです
ああいういかにも「女の子同士!」って感じのシーンとっても大好きだなあ、と
藤原さんの恋慕の感情が伝わって来るカットもありましたし久々に藤原さん成分補給出来て良かったです
勿論瑞樹が最高なのは変わりありませんが個人的には藤原さんは藤原さんでめっちゃ可愛いとも思ってるのでね。


しかし瑞樹は「これからどう振舞うのか」って選択に於いて迷いが生じているようです
端的に書くと「女の子も女の子で悪くない」と瑞樹自身感じちゃってるような節があります
ある意味分岐点に立たされてると言っても過言ではない気もしてますが、
その辺どう折り合いを付けていくのかにも注目・・・ですね

それにしてもスイーツを美味しそうに食べる瑞樹の可愛さは半端ないものがありました
本当に女の子そのものなカットの数々に観惚れてしまったんですが
なんかもう初期のイケメン臭が完全に消え去ってるなと(笑
このままどんどん女の子モードに突入していっても面白いとは思うけど、一方で藤原さんの扱いも気になる訳で
益々見逃せない連載になって来ましたね。

しかし山田はホントにキモいなあ(笑 
間違ってもこんなヤツ格好良いとは思えねえよ。思う必要もないけどね。









◆もぐささん

グラビアは・・・
いや、それはそれとして、確かに角砂糖一気食いとかにもなるとちょっと女子としては恥ずかしいかもしれないですね
男子だったらちょっとした武勇伝レベルなんですけどね(笑

しかしまあ、小口とイジられそうで中々イジられるまでいかないね
このじれったさこそがこの漫画の魅力なんでしょうけどね。
ちょっとドキドキしつつも、
色気を指摘されて紅潮していた百草さんが今週も可愛かったのでした。あと小口よく頑張った。



◆しらたまくん

初期はどっちかっていうと白玉くんに気を遣う漫画だったのに
今やすっかり白玉くんをイジり倒す漫画に変化してるな
でも、
それこそが「仲良くなって来た」って証拠なのかもしれないですけどね
にしても白玉くん葵は人間の女なのにやたら反応しちゃうんだな。
こりゃ珍しい猫ラブコメになれるかな?(笑

紅潮する白玉くん可愛いッス。



◆極黒のブリュンヒルデ

初菜・・・(合掌)。













シンマン賞での高橋ツトム先生の語り口が今週も印象的でした
「読者は違う体験がしたい」、これはその通りで全部が全部現実的だったらわざわざ漫画の世界に入り込む理由なんてないですもんね。
そこにすとんと納得出来る理由づけだったり背景を埋め込むことこそ重要なのかもしれないですね。

次号、「ゴールデンカムイ」が2週間ぶりに読めるのも楽しみです!



天体のメソッド 第8話「彼女の信じること」 感想

2014-11-25 | 天体のメソッド

本当の「再会」・・・。









乃々香は何一つ変わっちゃいなかった
かつて思い出から目を背けようと「逃げた」こともあったけれど
ちゃんとこの場所に戻って来てまた汐音と流星群を観たい。という想いを語り
不器用ながらも心のこもった素晴らしいプラネタリウムで汐音の気持ちに応えようとした
汐音の為に、みんなと一緒に、“約束”を果たす為に一生懸命頑張ってくれた乃々香のキモチ。
それは、それだけは、どんなに彼女の過ちが彼女を責めようと絶対に変わらない真実だし
今も昔も不器用だけど真っ直ぐな乃々香そのものな感情でもある
例えどういう過程を経ようと、
「今」、「ここで」、「乃々香が」、「汐音の為に」、「一緒に星を観よう。」って
揺ぎ無い意志と変わらない気持ちを見せてくれてるのは否定しようのない確かな“誠意”でした
思い出から逃げてしまった乃々香だけれど、今確かにここにある瞬間と気持ちからは逃げなかった乃々香
今回もまた棚ボタでも時間が解決したわけでもない、彼女が彼女の意志で、彼女だけの想いを持って汐音を迎えにいった
「あの頃」の想いも含めて汐音の為に乃々香が出来うる限りの精一杯の行動をした・・・からこそ
物凄く感動的に映りましたし、やっぱり観ててちょっと泣きそうになってしまったんでしょうね
以前にも記述したんですが「泣きそうになった」って毎回のように書いてると少し嘘くさくなるかな、という不安もあったりしつつ
まあ自分に嘘つくよりは全然良いか、と思って、やっぱり今回も本当に泣きそうになりながら観てたのでそう記述しています
本当に毎回のように感情ラインを揺らしてくれる俺好みのアニメに仕上がっていて実に素晴らしいなと(笑

汐音もまた変わってなかったですね
「あの頃」の臆病で乃々香を大好きな汐音のままでした
汐音は本心だとやっぱり乃々香とまた仲良くしたかったんだと思います
でも、自分を忘れていたことで、自分だけが強く想っていたと感じてしまった事で中々それが出来なかった
何よりもまた自分を忘れる、裏切る、変わってしまうんじゃないかと恐れて乃々香を信じる事が出来なかった―
それはきっと、とても汐音「らしい」臆病で繊細な気持ちだったんじゃないかと
本当は信じたいのに心から信じる事が出来ない
だけど、
変わったと思えた乃々香は「あの頃」と同じように自分を想ってくれて、真っ直ぐで、何より“約束”を果たしてくれた
不器用な乃々香なりに自分の為に頑張ってくれた・・・それは「あの頃」の彼女のままで、思い出の中の乃々香のままで。
本当は誰よりも乃々香を好きなはずの汐音が初めて明かした苦悩と本心、そして今の気持ち。
ある意味ラスボス級のキャラだっただけにその美しい和解のシーンはちょっと神々しさすら漂っていてとても素敵でした
振り返れば誰が決定的に悪かった訳でもない、ホントは誰かのせいじゃない、だけど歪んでしまった関係性
それがきれいに一つになる瞬間をじっくりと拝めてとても幸せでした
能動的な主人公、
そして繊細なドラマ・・・
心から素敵だと思えるアニメの一つ、ですね。
また「5人で」集まって話したりしているシーンを観てたらここまで長かったなあ、、、としみじみ感じてしまいました
それはきっと毎週感想書いてたから、ってのもありそうですけどね。でも、それくらい濃密な「ここまで」だったと感じています。

ただ、ノエルのことでまだちょっと問題があるようで。
まあまだ8話ですしね。その辺含めて、また本当の意味で5人で笑えるように
みんなで一緒にいられるように。その顛末に今からワクワクしてます!



話は変わって前半のコメディパートも面白かったです
また破天荒な柚季が良い味出してるなあ(笑 とか思いつつ
お母さんみたいに柚季を制止するこはるもちょっと可愛かったですね
可愛かったと言えば、少しツンツンしながらも照れてる汐音も可愛かった(笑
これからどんどん可愛い一面も出して行ってもらいたい!って思ってます
また5人で集まってあのおまんじゅうを食べたり、
一緒に話したり、
一つの事に取り組んだり・・・
確かに乃々香によってバラバラになった面子だけど、こうやって自らの手で引き寄せたのもまた乃々香であるからして
彼女は色々と責任っちゅうか役割をきちんと果たしているなあ・・・ともまじまじと感じるのでした
むしろ以前よりも結びつきが深くなったかも分からんですね。本当の意味での“親友”。

例えば、今回の前半のそらメソみたいな内容のアニメなら多分いくつもあるんでしょうけど
それらとそらメソは辿って来た過程だったり今ここでこうやって遊べてる、触れ合えてる「歓び」があるので
やってる事は同じでも感触的/情感的には全然違うものに仕上がってると言えます
それがどう、だからどう、って話をする気は一切なく
それが“そらメソのメソッド”でありこのアニメ「ならでは」のオリジナリティなんじゃないかなあ、と改めて思いました
みんなでバカやったり、ただ集まって何気ない話をしてるだけでも、今はとっても嬉しいし多幸感で満たされるっていう。
そういうものを強く感じられた前半のコメディ・日常パートでもありましたね。

ちなみにお金を手にしていやらしい笑顔を浮かべる柚季にクスクス笑ったり、
あとはプラネタリウム調整の時の「フルパワー!!」っていう叫びと爆発のカットは大笑いしてしまいました
初期のナイーブさはどこへやらすっかり豊崎さんがよく演じるようなキャラになってますなあ
それでも汐音の気持ちを後押し?したり気付きの良さは健在ですけどね。
本当にこの5人組全員好きですね。


ノエルは呼んだから来たのか、
それとも・・・?っていう謎もありますが
取り敢えずは今週の水瀬いのりさんの演技がとっても可愛くてお耳にも良かったですね
「にっこり出来ないの!?」とか、言い回しがノエルらしくて素敵だったかと。
彼女もまた複線が多々敷かれてるのでこれからの回収が楽しみですね。
















乃々香の一生懸命さ、愚直さ、そして変わらない“誠実さ”が素晴らしくて、
そして汐音もまた「あの頃」と変わらず少し臆病で、でも優しい気持ちを抱き続けたままで・・・っていう
二つの想いが溶け合って一つになる瞬間がとてもきれいで、尊いと素直に思えた傑作回でした。
上記の画像はその象徴、キラキラ光る美しい情景が正にそんな気持ちそのもののようで今回とみに好きなカットです。





まだ元通り的には「序章」だけど、こうやって5人集まってるのを観ると、凄くイイなぁ、と。





天体のメソッド 第7話「私のなくしたもの」 感想

2014-11-23 | 天体のメソッド
いつもは「素直な良い子」である乃々香が親父だけに見せるツンツンっぷりが好きです(笑









私は“素敵なもの”を見せてくれる作品が好きなんですが、
この回の「天体のメソッド」は正にそんな“素敵なもの”を存分に表現し切ってくれた傑作回だったと思っています
乃々香の胸の内にずっと眠っていた贖罪にも似た想いが深く、情感たっぷりに描かれていてまたもや涙線くすぐられたんですが
お墓の前でしけた顔をせずに、彼女らしく笑って母親の前で元気な姿を見せる事が出来た、そこに強い意義があったんじゃないかと思います
まだ何もかもが戻って来た訳じゃない、総ての溝を埋められたわけじゃないし、そもそも総てが埋まるとも限らないけど
だけどここにある“友情”は本物で、誰が何と言おうと乃々香自身が掴んで離さなかった“今”でもある
色々あって、辛い経験もしたけれど、ただ心から笑い合って認め合える親友が今乃々香の元にいるのも確かな事実
母親の教え通り自分からまた歩み寄って壊れかけていた距離感を修復して、またそんな「乃々香らしい」姿を見せにここに“戻って来た”
その顛末こそが最も感動的で、また「あの頃」のように何の隔たりもなくはしゃぎあう3人の姿が尊くもあった
そういう情感が水面下で漂ってビシビシ伝わって来たのでやっぱ何度観返しても確かな傑作回だったなと
そんな風に思えたのでした。

“忘れる”という行為は正直後ろめたい行為ではあります
本当は自分の事を覚えていて欲しいのに、辛いから忘れる為に苦心した
でもふと気が付けばそれは申し訳なく感じるくらいにやってはいけない事だったと気付いた
それが今となっては辛い事として乃々香の感情ラインにのしかかったわけですが
ただ、乃々香自身はちゃんと反省も出来るし“待たない”強さのある少女である事もまた事実なんですよね
迷いながらもお墓まで来た事自体がそんな乃々香の「誠実さ」の一番の証しだったんだと思う
今までの感想内で記述した通りにやっぱり柚季たちを忘れていたのは母親絡みだったわけですが
忘れても、柚季たちに対する“想い”だけは絶対に忘れる事はなかった
幼さ故の未熟さでさえ、
取り返そうとするくらいに「あの頃」から誠実なままの乃々香は今もここにいるんですよね
記憶はこじれても、乃々香の人間性だけは今も昔も変わらず愚直で真っ直ぐで、そして誰よりも意志が強くて―
そんな乃々香の変わらない姿を見れてお母さんも嬉しかったんじゃないかな・・・とか思いつつ
彼女の人を想う気持ちが直に伝わって来て観終えた後のカタルシスも本当に高かった回でもありました
無事に贖罪を果たしつつある乃々香の物語にすっかり夢中な私ですが
この後にはある意味ラスボス級の汐音が待ち構えています
彼女の想いは相当深さを感じるだけに(恐らくは乃々香が汐音にとって初めての友達だったっぽいし)
この贖罪を、あの日の“約束”を果たすのにはかなり骨が折れる事になりそうですけど
でも最終的にはそんな歪んでしまった汐音の気持ちさえ動かせるぐらいの誠実さを見せてくれると信じています
本当は今でもちょくちょく乃々香を意識するくらいに乃々香の事を想っている(はずの)汐音
その時を楽しみにしつつ、
情感たっぷりで正しく心にグッと来る話数をどうもありがとうございました、と。
なんだか普通にクスクス笑えばいい序盤のコメディパートですら過程を思うと物凄く尊く感じられるような・・・
そう考えると本当脚本の流れ、構成がしっかりしているアニメだなあってまじまじと感じてしまいましたね。

また「あの頃」のように素直に笑って、純粋に楽しんでいる3人の描写がめちゃくちゃ面白かったし、それこそが心にグッと来る回でした。
本当に良いアニメですわ。







それにしても柚季は豊崎さん演じるキャラらしからぬツンツンっぷりが新鮮で可愛いキャラでしたが
ここに来てすっかり豊崎さん演じるキャラらしくなって来たなあ、と思いました(笑
牛を観て「うし!?」ってキラキラしながら牛を眺める姿だったり
相変わらず3人娘の中で一番体力がなかったり、
お店のメニューをただ詰め込んだだけで自分の手柄にしようとする可愛くもある浅はかさがいかにも中学生っぽくて良かったですね(笑
なんか憑きものが落ちたみたいな感覚っていうか・・・。それでいて肝心な時に乃々香を後押ししてくれたりホントに良いキャラですね
凄く人間くさいっちゅうかね。
こはるはこはるでちょっと褒められると恥ずかしがるウブさがいいですね
あと何気にタフっちゅうか確かに肝が据わってる部分は強いのかもしれないです
その分好意に鈍感っていう弱点も抱えてますけどね 逆にその辺は柚季のが敏感っていうのも面白いなあ、と。

それにしても、本来の姿で遊んだりはしゃいだりしている3人を観ていて、
ある意味3話目のリベンジだなあ。っていう風にも個人的には感じました
あの時はまだ真実を知らなかったし、途中でこじれましたからね
しかもあの時よりも素直な笑顔で・・・
そういう変化した、成長した部分も垣間見れたのが余計に大きかったのかもしれません
やっぱりこじれている、いがみあってる過程の末に素直に笑い合うって方向性の話大好きだなあと再確認。
とっても素晴らしい前半のコメディパートの数々だったとはっきりと思いました。


一方でノエルと湊太の絡みも良かったです
今のところ柚季・汐音・湊太と各々とガッツリ絡んでますけど
今回の絡みも微笑ましいものでしたし顛末含めて面白かったな、と
円盤から離れる事が出来ない・・・っていうのも思い出作りの数々も何かの複線だったりするんだろうか・・・と思いつつ
最後にはドラマチックな「何か」が待ってそうで色々と期待もしています
今のところ自分の感じてるままのフィーリングで観れているのでとっても楽しいですね(笑
また、5人みんなで笑い合える時を拝めるのもそう不可能なことでもなさそうです。
そして、その時をいちファンとして待っています。














それにしてもサブタイトルも雰囲気たっぷりでとても良いですね
まあ先週は精神的にずっと落ちてて感想を書くようなモードでなく、この感想も8話の放送直前まで遅れちゃったんですが
でもやっぱ何度も観ててこの回も是非書きたい、と思えるような内容だったのがとても嬉しかったです。
乃々香の深い想いと誇れる今の姿と、あの頃のままの3人の笑顔と絡みと。素敵でした。



SHIROBAKO 第7話「ネコでリテイク」 感想

2014-11-21 | SHIROBAKO
相変わらず密かな顔芸を拝むのが楽しみです(笑 みゃーもりがBBAになっちゃった!









かの松岡修造の格言の一つに
「真剣に考えても、深刻になるな!」というものがあります
私自身凄く好きな言葉だったりもするのですが、確かに「真剣」と「深刻」は似て非なるものです
「真剣」な状態は間違いなく「深刻」ではないし、「深刻」な状態は「真剣」と似てるけど絶対に「真剣」ではない
何故冒頭からそんな事を書き連ねているかというと、今週分のお話を観ていて真っ先に浮かんだのがこの言葉だったからです
つまりは・・・絵麻は「真剣」なようでいて、その実「深刻」になっているだけなんじゃないかと。

「深刻」というのは言っちゃえばある種の“逃げ”であり同時に“自己防衛”でもあります
真面目と形容出来るかと言えば個人的には真面目と形容出来る状態ではないと思う(真面目なようにも見えるんだけどね)
兎角考え過ぎる事によって視野は狭くなっているし、
自分の能力を100%出し切れる状態とは決して言えないですよね
例えば「真剣」であれば自分の能力をフルに出し切れる可能性も高いですけど
「深刻」っつーのはそもそもがハンデを背負ってる状態ですから絶対に健全なモードではない
絵麻がそれに気付ければいいんですけど、でもきっとこういう「深刻」な時間も経験と言えば経験になってくれるんじゃないかなとも感じてます
一番悪いのは何度も経験したのにも関わらずずっと「深刻」で居ちゃう学習能力の無さだから
そこから抜け出せさえ出来ればきっと絵麻は変われるんじゃないか― 
と、個人的に信じています
ちょっと一息置けば、視点を変えれば、きっと人は何度も立ち上がれるはずですし
ここまで立派にそんな「成長」を描いて来てくれた本作ならばこのアンニュイな空気も吹き飛ばしてくれるはず!
・・・と書きつつ、絵麻の“悔しさ”だったり叱られた事による“ショック”の気持ちは痛切に理解出来たりもします
少しでも自信や方法をへし折られると「あれっ?」ってなっちゃうし出来ない自分にも幻滅しちゃうんですよね
また「自分嫌われてるのかな」って考え過ぎちゃう気持ちもかなりよく分かるんですけど(笑
まあ流石に同じ作画監督に何度もリテイク出されたらそう思っても仕方がない
何だか辛い昔の記憶がふと蘇りましたが 笑(自分も仕事で「この人俺の事嫌いなのかな?」って悩んでた時期があったので)
人間関係こそ「仕事」って事柄の上では一番厄介なものですよね。

ただ、瀬川さんは間違いなく絵麻の事を嫌ってる訳じゃない
むしろ元々評価してたのに半ば省略じみた仕事をされたから怒っただけで
実は瀬川さん自身もショックっちゃあショックだったはずなんですよね
その辺は声優さんの演技上手いな、とか思いつつ
ある種すれ違ってもいるので
是非上手い事元鞘に収まって欲しいです 
そんな今すぐに結果を出さなくてもいいし、即座に小笠原さんレベルになれなんてきっと誰も望んでないんだから。
頼れる先輩の元で彼女なりに頑張ってすくすく「真剣」に成長していけばいい。そんな風に思います。


一方で、そんな絵麻を健気に励ますみゃーもりもまた観てて気持ち泣けるねえ
みゃーもりは、彼女自身気付いてないけれど、誰かに誠実に言葉や行為を投げかけて人を動かすパワーを持っている
つまりはリーダー的素質のあるキャラクターだと思ってるんですがみゃーもりは多分まだそこには自覚的ではないですね
でもここまでみゃーもりの将来的観測に於ける「空白」をフィーチャーされてるのできっとそれが見つかる時も訪れるでしょう
今は、絵麻もみゃーもりもまだまだ発展途上、でも、そのポテンシャルと高みを目指す想いがあれば(見つかれば)必ず大きな「何か」を作れると信じています
またこのアニメ2クールあるので十分そこまでの余裕がありそうなのが更にワクワクして来ますね(笑
みゃーもりの誠実に誰かを想って不器用でも「後押ししたい!」って気持ちは絵麻には伝え切れなかったけど
その分視聴者には届いてると思います そんな両者の“現在地”がよく見えてくる、その上で色々と頷ける面白い7話目でした。
来週のみゃーもりと絵麻の行動や立ち位置にも是非注目したいですね。めちゃくちゃ楽しみです!

取り敢えず、絵麻の笑顔が観たい。







ところで今週はみゃーもりのファンとして嬉しいカット満載でしたね
前回(4話)もそうだったんですが酔っぱらったみゃーもりはまた一段と可愛くなるな、と(笑
ほろ酔いバージョンのみゃーもりがたっぷり観れて個人的に眼福も眼福でした
また外見が物凄く美少女然としてるので色っぽさもあるしね
木村珠莉さんの声も元々良かったんですが更に馴染んで色々と可愛さマシマシ状態になりつつあります
特に冒頭の急いで家出るシーンとかウニ缶食べて「おいしいよ~」って感嘆の声を出すところとか本気で可愛かったですね
ねいちゃんが来て(ところでこのねいちゃんって言い方で検索すると福島が出てくるんですがもしかして東北出身なのだろうか)
慌ててるシーンとか山田さんのコンバート情報にいちいち素直に驚いたりやっぱあのルックスで様々な意味合いでウブっていうのはツボですわ
ぶっちゃけモデルとかアイドル目指しててもおかしくないくらい可愛いと思ってるんですけど、
そういうみゃーもりがこういうアニメ関係、それも進行っていう目立たないポジションの仕事してるってのが良いんでしょうね
同時に「進行」って目立たないけど実はもんのすごく重要なんだよ。って事もまじまじと伝わって来ますけど。

また、おねいちゃんとの絡みも良かったですね
良い具合に生活感が出てましたし嘘っぽくなかったと思う
特に「スペシャルな時」云々に関してはみゃーもりの性格の可愛さと
あと今作にしては珍しく下ネタ?が振られててとっても新鮮でしたね
あの反応からすると、みゃーもりはやっぱり処女なんだろうな

そういうみゃーもりとかおりおねいちゃんの放つ生活感、家庭的な感じだったり
日々の溜まってるもんを吐き出しつつあったちょっとした飲み会のパートもまた良かった回でしたね
色々と大変なこと、先延ばしにしてる事もあるけど、取り敢えずは今を取りこぼさないように、頑張れみゃーもり!














あとは何気に高梨と矢野さんのコンビは進行チームに於いてムードメイカー的な役割を果たしてますね
二人の夫婦漫才みたいなボケツッコミの応酬もまた観ててとみに楽しかったです
意外と似合うんじゃ・・・とも思っちゃったのは内緒。
相当な恐妻になる事は否めないが(笑

今週も今週でとてもドラマチックで、キャラの可愛さも楽しめて、今後に対する期待も高まった良い具合の内容になってました
あの絵麻の涙にはきっと自己にも、そしてみゃーもりに向けての申し訳なさもきっと入ってた。はず。
結果的に悩んで大きくなれれば、それでいい。それが、いい。




ポニテも似合うなあ・・・(笑顔)。



SHIROBAKO 第6話「イデポン宮森 発動篇」 感想

2014-11-21 | SHIROBAKO
先週までは(間接的に)いがみ合ってたのに・・・笑









リアルタイムで感想書けなかったんですけど、この話数もすこぶる面白かったので周回遅れですが書きます
このお話の主題としては「手段は違えど目的は同じ」という事に尽きると思います
要するに遠藤さんも下柳さんも結局は“良いアニメを作りたい”それが当初の目的だった筈なのに
いつの間にか自分と違うスタイルの相手を敵視するようになったり所謂「俺が俺が」の状態になりつつあった
でも、初心に帰れば道筋を振り返れば、本当は“対抗”ではなく“一丸”になる為にアニメーターを目指したはず
今みたいにやたら手段の違う相手に意識過剰になったり自分の能力を大手で振りかざす事が“目的”ではなかったはず
それぞれがそれぞれの役割を真剣にこなして苦しい時は支え合って、一つの大きな「何か」を作り上げるのが遠藤さん下柳さん
両者が本来目指していた地平のはずなのに、いつの間にかそこがブレてしまっていたんですよね

例えばバンドだってアイドルだって全員が全員同じ方向性を向いてるとは限らないからどうしても全員が同じ傘に入れるとは限らない
それこそ“対抗”が最終的な目的になってしまい辞めてしまって勢いが落ちるなんて事はザラにありますけど
でもその分“一丸”を目指す事が出来たなら、お互いのスタイルを認め合う事が出来たなら
きっと大きな「何か」を作りあげる事が出来る
それが集団作業というもの

だから、最終的には遠藤さんも下柳さんも自らのスタイルに意固地になり“対抗”が目的と化していた中
しっかりと初心に立ち返って自分の足りない部分を認めて、二人手を取り合って“一丸”になれたエンディングが素晴らしかったんだと思います
それは遠藤さんが結果的に8話の爆発シーンの作画を引き受けたって表面的な事じゃなくて
「よりクオリティの高いもの」を目指す為に遠藤さんは3Dを学ぶ事を決意し下柳さんは手描き作画のセンスを取り入れたいと願ったことです
遠藤さんは5話の感想でも書いた通り3D作画に対してモヤモヤした感情を抱いていて下柳さんは逆に3D作画を認めて欲しい、邪険にされる事を拒んでいた
でも、お互い「本当に良い物を作りたがっている」という“目的”は“手段”は違えど本当は一緒なんだよ。って事が身に沁みて分かった
そんな顛末が兎角素晴らしくてこの話数もまた見終えた後確かな充足感があったのでした
最後の二人の語らいが印象的ですよね
正(まさ)しく「対抗から一丸へ」、余計な荷物を捨てて素直にそれぞれの“手段”を認め合う潔さがあったと思います
なんちゅうか、ある種BLの素材にも使えそうな遠藤さんと下柳さんの笑顔がとっても素敵でしたね。

この「目的が手段になってしまう」という落とし穴は日々そこらじゅうに点在しています
どうしても自分を守る為に意固地になったり他人の手段の否定に溺れたり
でも、それは決して“目的”なんかじゃない
そういう風な事を示唆してくれるようなこれまた良い具合の傑作回だったと思います

5話での感想でも記述した通り、
遅かれ早かれ今回の衝突は100%必要な事だったと思います
単純に後か先か、その違いでしかない。むしろ高梨のやった事は結果的に見ればそんなに悪くなかった・・・っていうのが
ある種上手いなあ、と思うと同時にでもしばかれる必要性もあるなあ、とも思ったり(笑







高梨が有吉的な、明け透けな意見や見られ方をズバズバ言うタイプだとしたら
みゃーもりは正にムツゴロウタイプ、とにかく相手をナデナデしたり餌を与えて動かすタイプですね
それが証拠に遠藤さんの機嫌を直す為に初心に帰らす為にイデポン展のチケットを与えたり、
とにかく相手の元に出向いてフォローだったり謝罪だったりテキパキこなしている
そういうみゃーもりの“誠意”こそ彼女の一番の武器なんじゃないかと
この話数を観てしみじみと感じました
相変わらず面倒見もいいようだし、
彼女が卑下するほど彼女は何も持ってない人では決してない・・・とは思うんだけど
それを自分で気付くのは難しい なんせ人は比較されてなくても勝手に自分で比較する生き物だから
でも、いちファンとしてはそんなみゃーもりの一生懸命悩みながらも頑張ってる姿に感銘を受けるのでした

どんな職種でも、どんな部署でも、どんな“手段”でも矢野さん曰く「厳しさの種類が違うだけ」
そこに優劣は存在しない。ただ、そこに優劣がある、って考え自体が人の成長を妨げてるのかもしれないですね。
自分のやるべき事を、選んだ事を、しっかりと自分の手と足で。
これからもみゃーもりの奮闘に期待しています!



















このお話は、スタイルは違えど、本来見据えてる場所は同じなんだ。っていう自分好みのテーマで随分面白く感じました
遠藤さんが3D作画をじっくり眺めるシーン、下柳さんがチケットを取るシーン等きっちり複線も効いててその意味でも脚本&演出のレベル高いですね
最終的には元気一杯、またみゃーもりらしい素敵な笑顔を見せてくれたみゃーもりもめちゃくちゃ可愛かったですし
またもや満足度の高い好シリーズに仕上がっていたかと。
監督もギリギリの中よく頑張ってました。




あと地味に好きなのがこのカット、
楽しそうなカップルが眼前を通り過ぎてみゃーもりが溜め息を付く完全なる腑抜けカット(笑
でもこういう「はあ~私なにやってんだろ。」ってカットこそ人間味の表現に繋がってて実に好きです。
余談ですが遠藤さんのマンションにみゃーもりみたいな若い子が来てたらちょっと疑われそう、とか思いました(懺悔)。



ヤングジャンプ 2014年51号 感想(ゴールデンカムイ14話、ボクガール43話ほか)

2014-11-20 | ヤングジャンプ感想










一週間も空けてすいませんでした。
というのもあれから一向にメンタル面の不調が治らなくて正直しんどいっちゃあしんどかったんですけど
でもなんか、グダグダ自分に言い訳してる暇があったらみっともなくても足掻いてみろよ!って気分にもなってたので
なんとか私生活もちょっとは頑張りたいな、って気分にもなって来たので連なるようにブログも再開したいと思います
色々な他人(ひと)に完全敗北を喫した事を認めてこれからはもっと謙虚にやって行きたいなと。

ところで今週、「剣光妃」の読切がまさかの休載(!)でしたね
私雑誌を読む時にまず目次からチェックする人間なんですがパッと目に入ったのが予告になかった新人の読切だったんで
「こりゃ誰か落としたな?」と確信したんですがまさかの番外編が休載とは正直ビックリしましたね
毎週スケジュールカツカツの週刊連載ならまだしも実質読切が落ちたわけですからね
一瞬目を疑ったんですけど(笑 いや、なんかもう、うん・・・って感じですが
個人的には前の番外編が官能的な仕上がりだったので正直「読みたかったなあ」っていうのが率直な感想ですね

元々私個人的な趣向として休載しまくりでいつ完結するかも分からない作品には夢中にはなれない、というのがあります
そこから考えるとちょっと今のような現状では正直厳しいですね
興味を失う読者も多いと思うのでもうちょっと危機感持ってやってもらいたいのが本音ですねえ。
有名作品が貯金を元手にふんぞりかえって殿様連載になるの大嫌いですがこれはまだ大きな支持も得てない訳ですからぽしゃる可能性も高い。
ポテンシャルは感じられるだけに是非健闘して欲しいものですよ、ええ。





















☆ゴールデンカムイ 第14話「遠吠え」

杉元のバカ・・・!
お前は将来アシリパさんを嫁にもらわなきゃいけない人間なんだよ!!
フラグも立てたくせに、くせにっ・・・!

とか思いつつ、ただ杉元の気持ちも分からなくもない。
故郷の村で見せた彼女の純真な笑顔、彼はアシリパさんの境遇を詳しくは知らず
無作為にパートナーとしてアシリパさんを選んだわけだけど、ある種それは考えなしの選択とも言えるし
その「背景」を知ってしまったからには故郷の村で“みんな”に囲まれて幸せに暮らすのを願うのも人情としては納得は出来る。

ただ、正直杉元一人だけでは逃れる事の出来なかったピンチがこれまで幾つもあって
男らしいと言えば男らしい行動だけど裏を返せばちょっと現実を分かってない無防備な行動とも言える
一番惜しいなと思うのはやっぱり傍目から見ていても杉元とアシリパさんのコンビは似合ってたし格好良かった
アシリパさん自身もそんな杉元との結婚をアイヌ語で促されて紅潮したくらいには杉元に感情移入してたわけだし
例え純真な笑顔で暮らせる生活を捨てても、危険の中に身を置く事になったとしても、もしかしたら今以上に淋しい状況が待っている可能性もある訳で。
その辺は結構難しい問題でもあるんですけど・・・でも、やっぱりお互いベストパートナーだと思うので是非再びコンビを組んで欲しいですね
杉元も伊達や酔狂でなく色々と想いがあった上での結論だったんだけど、だからこそアシリパさんの反応が早く見たい。

・・・って、来週休載かよっ!
こんないいところで!?と思いつつ、ある種確信犯的なものも感じました(笑)。
ん~早く続きが読みたいです!!


そんなシリアスモード一直線な中、前半のコメディパートがまためちゃくちゃ面白い。
アシリパさんみたいなちっこい美少女キャラが出てくる漫画ってついついそっちがイジられ役に徹しがちなんですが
この漫画の場合アイヌの風習に慣れてない杉元のが逆にイジられ役になっちゃうのがなんともギャップがあって面白いですね
だからかな、年齢的にはアシリパさんのが下なんだけどきっちりと「パートナー」って風格があるんですよね。
そういう「互いがリスペクトし合える関係性」を描けてるから個人的にこの漫画大好きなんだと思う。

しかしちょっと“野生”に慣れてない杉元の不器用さ可愛いですね(笑
カワウソの頭蓋骨をパクっと食べる事が出来なかったり猛獣慣れしてないんでその怖さを出せなかったり
また子供らの反応もシュールで面白くて読んでて爆笑してしまいました
一番笑ったのは頭蓋骨を食い渋ってる表情ですけど(笑)。
普段が結構グロくてシビアな作中観なだけに余計にこういう“笑いのシーン”が活きますね
本気でやってんのにシカトされる杉元のへタレっぷりが素晴らしかった。

でも、やっぱ、そんな風に子供らと楽しそうに、すこぶる純真に遊んで笑顔を見せるアシリパさんの表情が杉元に考えを変えさせた―
ってのはちょっと皮肉が効いてる気もしました 思い切り安らげる時を過ごしたからこその「気付き」がね。
アシリパさんの抱える「寂しさ」の描写も感情移入出来る仕上がりで
今までの完璧なイメージを覆す“隙”を演出出来ててとても良かったと思います


そういう風に振り返ると、コメディバッチリ、バックボーンの掘り下げバッチリ、そしてシリアスもバッチリと
とても一週間分とは思えないくらい内容の濃い、読み応えバッチリの14話だったと思います
んでここまでで字数使い過ぎな事にも書いてて気付きました(笑
やっぱり見たて通りこの漫画かなり面白いです。

そしてそんな風に自分がきっちりと面白いと感じた作品がきっちりと人気を得てくれるヤンジャンが自分には合ってるんじゃないか、
という想いも新たに強まりました。

後、アシリパさんの泣き顔可愛すぎ!




☆ボクガール #43 ボクの恋人!?

ついに猛が嫉妬気味になり始めて益々面白いです
これから自分の想像以上のニヤニヤシーンを拝めそうでワクワクしています
これで藤原さんが瑞樹に対して本気モードになり始めたら更に面白いんですけど(笑
まあ取り敢えずは猛の反応を見てるだけでも今は楽しいからいいっすわ

大川さんが嫌がられる理由に関してはどうやら考え過ぎたようですね(先週のヤンジャン感想参照)
下着を燃やされる、真人間にされるのが辛い、っていう理由からですか
ただまあ雰囲気的にはお似合いな気もしますけどね(笑
体操着姿でムスッとなった顔は可愛かった
「僕は女の子と付き合った事もないんだぞ!」ってプリッとする瑞樹もめっちゃ可愛かったけどね(笑)。

にしても今週もデフォルメが効果的に決まっててコメディカットかなり面白かったです
山田は果たして人間なのかな?とか、
あまりにも漫画的反応だろってカットの数々とか
相変わらず酷い老後の山田の描写も醜くもその分笑える仕上がり
一体何をどうすればあんな兵器みたいな弁当が・・・?とは考えつつ(笑
益々加速する瑞樹の受難具合がまた楽しみですね 密かに藤原さんの反応も可愛かったり。

でも、まさか、山田にときめくなんて展開はないだろうな?(笑)。
あったらあったらで猛の嫉妬が更に明け透けになりそうだけど!
ロキのコミカルで可愛いカットもちょくちょくあってその点でも満足でした。



☆リクドウ 第29話「所沢の影」

今までの積み重ねがたっぷりと効いた試合になっててページ捲るのが楽しかったです
急所狙いに長けてるリクの特徴や、キック経験者だからこその石蕗の利点とか
何よりも所沢さんの影を感じるからこそのリクの動揺だとか色々トピックが多くて面白かったですね
でもまだまだ試合は始まったばかりなので、本当の盛り上がりはこれからだと思います
石蕗には教えたのに、自分には今は教えてくれないという事実
それがどう作用するのか
或いは別の思惑が浮かぶのか
良い意味で展開が予想し辛くて今ワクワクしています
そしてこの試合が終わった後リクはどういう表情をするのか、苗代ちゃんとの絡み(進展)はあるのか・・・。
本当に気になる漫画ですね。

所沢さんが石蕗を強くしたのはリクの糧となるため、、、というのもきっと間違いではない
ただ、素質のない、勝てそうにもない相手を鍛えても何の意味もないわけで
石蕗に素質だったりポテンシャルだったりが備わってるのも間違いないんじゃないかな~とは思いました
確かに糧と言えば糧の役割だけども、自身にそれだけの力量だったりセンスが備わってるのも事実と言えば事実。
それをむしろ逆に活かす形で石蕗のこれからの躍進も読めたらいいなあ、と今感じたりもしています。










◆極黒のブリュンヒルデ

ああ、初菜が・・・。
こりゃ無理そうだなあ、と思いつつ
今振り返るとバックナンバーに於ける初菜の表情や泣き顔がまた更に物悲しく映ってきます
ある意味とっても岡本倫らしい展開ですがここからハートフルに持っていけるのも岡本倫らしい展開ですよね
それを期待してます。



◆もぐささん

メイドもぐささん!!
なんか意外と似合ってて、しかもドジっ子キャラでもあって相当可愛かったです
特にトレイを落とすところなんか「周りに迷惑をギリギリ掛けない程度のドジっ子」っぷりが光ってて最高でした(笑
足をつねって作業中の誘惑に紅潮しながら耐えるシーンとか絶対領域とかほのかに官能の香りも漂ってたのが尚素晴らしかったです
そういう所がただほんわかしてるだけの日常ラブコメと違う、違って読める要因なのかな、なんて感じつつ。

今週はコーヒーを飲んでほっとするカットがオチに。これはこれで情感が伝わって来てよいです。
次週多部ちゃん来襲って事で更なるかき乱し&紅潮に期待。




◆二次元JUMPIN'

「マンガなんか」


まあ正直表現に上も下もないんですけどね
例えばストリップだって突き詰めれば立派な表現ですからね
そういう風に「やたらと何かに優劣を付ける」「見下して自らの価値を高める」みたいな行為は個人的に大嫌いです
別に謙虚さを重視してる訳ではありませんが“自身が鈍く気付けてない”というのを自ら発信するような行為なんじゃないかと。

安倍くん意外と根性あるじゃん(笑)。



◆めいしょう(11)/うきお ごん(読切)

まあ、平たく言えば代原ですが、でもこれは結構面白かったです
悔しいけど少女監督群中々可愛かった(笑
スポーツ愛好家に読ませたら怒られそうな漫画ですけど、まああくまで漫画は漫画って事で。
たまこちゃんの腹グロっぷりとスーザンの子供っぷりがとてもよろしかったです
あと意外と絵に色気があってそこも良かったですね。

それにしても野球ファンの野次って現実でも相当キツいもんがありますよね
自分なんかは正直その雰囲気にちょっと付いていけないんですけど(笑
まあ、ある種の“様式美”でもあるのかもしれないですね。
自分は自分らしく楽しむ派ですが、それはそれでらしいっちゃあらしいのかなと。にしてもおじいさん監督の扱いにはクスクスせざるを得ない(笑)。
結構俺得な作品でした。

あと、ヤンジャンそろそろまた野球漫画連載しましょう!(提案)



◆思春期サァカス

久々の真珠メインの回で楽しかったっす
BLネタも悪くないけど、やっぱこの漫画の肝は真珠とか王子ですよね。
ちょっと子供っぽいけど乙女でもある真珠の気持ちがとても可愛らしかった。
これからラブコメモードが加速するかと思うと色々楽しみだ。














この間の「まんがっ娘」と「スウィートツイート」はかなりお気に入りなので是非連載に
「カミツキさんの恋事情」もさり気に今でもちょくちょく読み返してたり。
読切も度々自分にとって好みな作品が載るんで嬉しいです。
次週は「もぐささん」早くもまたセンターカラーって事でとても楽しみにしてます。他にも気になる展開がいっぱい!



ヤングジャンプ 2014年50号 感想(簡易)

2014-11-13 | ヤングジャンプ感想








ちょっと今日はいつになく私生活でテンションがガタ落ちしてるので簡易的感想になります
明日明後日はなんとか立ち直る(予定)ので、来週分はガッツリ書けると思います。










◆ゴールデンカムイ

完全に若人(わこうど)なアシリパさんが可愛かった
そして未だに続くう○こ論争に笑った。いつか「味噌の旨味」を彼女が体験する日は来るのかな・・・(笑
後半は指食い千切り&造反頭ぶち抜きとこれまた前半のほのぼのが嘘みたいな不穏展開
先週の囚人サイドも強力ですが兵は兵で相当結束が固く苦戦の予感。



◆リクドウ

最後のリクの眼力格好良い
男と男の真剣勝負・・・なのは間違いないんですが
双方とも背負う荷物が大きいだけに今までとは比べ物にならない熱戦になりそう
相手に勝つ=相手の希望を打ち砕くって話ですからね
壮絶な試合に期待。



◆もぐささん

将来は小口食堂を継いで百草さんと一緒に切り盛りだなあ・・・(遠い目)。



◆しらたまくん

白玉くんをペット扱い→白玉くん嫌がる→結局本能に従う、って良い流れのパターンが出来てますね
なんか本質は全然違うけどツンデレに近いような面白味があって正直かなり楽しいです
そして終始純真な葵も可愛いですね。

あと、確かにしゃべる猫がいたら夢中になっちゃう奴も出てくるだろうなあ(笑



◆ボクガール

途中「パープル式部」読んでるのか?と思うくらいリアクション大会になってましたね
山田のジジイ姿があまりにも痛々しくて将来こんなのになるのかよと(笑)。
まだまだ未知数な彼女ですが実はパット入れた男性だったりも・・・?
色々気になるので早く次週分が見たいです。



▼シンマン賞募集のコーナー(審査員:高橋ツトム)

漫画じゃないんですけど、
この新人作家へ向けての漫画製作解説コーナーで

編集「うらやましいギフトですね。」
高橋「・・・。」

の下りで何気に爆笑してしまいました
単なる漫画解説コーナーと思いきや微妙にネタを仕込んでくるのがニクいですねえ。
そもそもリニューアル前からちょっとした読み物としても結構面白かったですよね。
さり気に毎週楽しみなワンコーナーです。













ところで「カイチュー!」の林先生は連載復帰されないのだろうか
あの方のギャグセンスとか意外に熱いシリアスとか大好きだったんですけどね。
来週は前回の番外編がめちゃくちゃ面白かった「剣光妃」がまたも番外編で帰還
無事にコミックスも出るようで良かったです。



負けるということ

2014-11-12 | ブログ関連







この数日間、ずっと負けるということ
そして「自分は負けたんだ」ということを考え続けて来ました。
今までの人生を振り返ると何かに「勝った」という事自体が少ない訳で
何の変哲もドラマもない平凡で皆無だけが拡がる人生を振り返ると逆に笑える、というか
笑ってる場合じゃないというか・・・そういう事を思う訳です

負ける、という事は当り前ですがとても悲しくて惨めな事象です
別に日々の結果だけでもなく普通に他人と自分を比べて「負けてるなあ」なんて思う事は日常茶飯事です
勝っているという自覚のない人にも負けるこの現実が時に自分の精神を大きく蝕んで来てやりきれない気持ちにもなるんですが
何よりも空しいのは動いたら動いた分だけ、頑張ったら頑張った分だけ~なんて単純な行動でその差が埋まるほど世界は優しくはない
むしろ頑張っても頑張っても埋まらない差や違いを眺めてとことん自分自身に失望するパターンのが多い訳で
それに「疲れる」時も100%訪れるよなあ・・・なんて最近はまざまざと実感しています

理屈で分かってても負ける
理屈じゃない部分で負ける
それがどうしようもない“他人との差”ってやつなんでしょうけど
それを意識すると途端に物凄いレベルで空しくなって何もかもがバカらしくもなる
今ここで総てを放棄したい気分にも駆られますけど、
でも実際に放棄するかというと絶対にしない
それはどこかでまだ何かを・・・もっと言えば自分を信じてるから
ただその根拠の無い信頼こそ回り回って自分を追い詰めてるんだなと考えると
結局はいずれからも逃れられないんだなあ、、、とふと物悲しい気分にも陥ったりもします


どうしても越えられない壁がある
どうしても動かせない岩がある
それは知りたかったような、知りたくなかったような、でもやっぱり知りたかったような気もする
でも知ったところでどうしよう?って気持ちも大きいし、結局はただただ空しさが拡がっていくばかりなんですけど

それでも確実に「得たもの」はあって
日々のしがない時の中で“それら”に必死にしがみついてはいるけれど
その大半が今ではもう「失ったもの」でもある
その事実が時に自分を苦しめるけれど
苦しめたとしても“それら”は決して消えずに絶えず自分を何かから守って支えていくもの
それさえあれば少しは気持ちも、心も楽になる感覚が救いと言えば救いですね

もういなくなった誰かと
決して再び交わる事もない誰か
だけど、確かに一時だけでも通じ合った感覚があって
その感覚こそがこれからを生きる糧になるっていう。










何だか考えれば考えるほどやるせない世界なんですけどね(笑
凄く何もかもが(自分にとっては)非効率的でしかない

ただ、毎日コツコツ生きていく事が後々自分を豊かにするのも間違いないんですよね
それを想って生きていくしかないというか、今ここに「負けた」という事実はゴロゴロ転がってますけど
それを拭い去る唯一の方法が長期的なプランで何とか自分を育てて変えていく、これしかない。
それしか残されてないなあ、としみじみ感じるような今日この頃です。




10年来の“友人曲”~つばき「夢のあとさき」

2014-11-11 | お気に入りの楽曲









リリースされた2005年春以来、10年来に渡ってコンスタントに聴き続けている曲があります
つばきのメジャーデビュー・シングルに収録されている「夢のあとさき」という楽曲です。









そもそもこの曲は表題曲が別にあって、
所謂カップリングソングとして収録されてる曲なんですけど
当時も今も「こっちのがシングル向けなのでは?」とずっと感じ続けて来ました
それを象徴するようにNHK-FM「ミュージックスクエア」(当時)でもこっちがOPナンバーとして起用されていて
まあ別にだから何だって話なんですが私個人的にそれくらい当時も今もこの「夢のあとさき」って曲に深い思い入れがあって
あの頃の・・・っていうか、今も燻ってる思いに寄り添ってくれる大切な一曲として聴き続けてきた訳です
最近も本当にコンスタントにこの曲を聴いている自分にふと気付いて、
これはもう確実に“お気に入りの楽曲”だなあと素直に思ったのでここで一度書く事にしました。

正直な話、なんだかんだいっても「カップリングのが好き」ってシングルのが少ないんですけれど
このシングルに関して言えば昔から今までずっとカップリングである「夢のあとさき」の方が大好きで
この曲こそつばきのバンド演奏の旨味、個性、情感が強く出ている曲だと個人的に信じ続け
未だにカップリング止まりになっている事実がただただ俺的に遺憾だっただけなんで(笑
それもあって今回記事にしよう、って思ったんですけど。
アルバムにすら入りませんでしたからね
一応付け加えるとこの曲が入っているシングルの表題曲「昨日の風」も普通に好きだと思える一曲です
ただ、こんな名曲がこのポジションで埋もれつつある事に関してはやっぱりちょっと「惜しいな」って気持ちがありますね
私の中ではつばきの名曲ベスト3に入るくらいの楽曲なんで ちなみに「ブラウンシュガーヘア」も大好きです(記事と関係なし 笑)。





冒頭から洪水のように聴き手に襲い掛かる獰猛なアンサンブル、
憂鬱な感情をそのまま音にしたような重苦しさが個人的に聴いてて最高で
それなのにサビのメロディはポップで清廉としていて聴きやすい、っていうバランスが尚良いですね
煮え切らない感情、途方に暮れてる感覚、やるせない心情の吐露を中心とした歌詞もそんな演奏に味を与えていて何度も聴きたくなる
独特の哀愁と、日常的に感じる空しさと、言葉は悪いですが所謂「凡人」が抱えるような痛みを見事に表現されていて
そんな日々想う燻ってる感情、胸に巣食う空しさだったりに寄り添って作用してくれるような楽曲に仕上がってるので
その意味でも聴き手に“届く”楽曲だと思っています
勿論前述の美メロ、そして轟音アンサンブルパートもあるので音楽的にも面白く
透き通るような清廉としたメロディでそういう気持ちを歌ってくれるのがまた嬉しかったりもします
パッと聴くと耳触りは良いんだけど、歌の内容はシリアスで内省的っていうコントラストが美しいと思う
その分真っ直ぐに胸にそういう感情が届いて自分と重なってくれる気持ち良さみたいなのがある曲だと感じてます
泣き叫ぶように、鬱屈した感情を吐き出すように鳴らされる轟音に近いギターリフに触れてるだけでも気持ちスッキリする楽曲ですね。


大事な花を失くした日でも
それでもまだ歩き続ける
このままでいいんだろうか


くだらないと思う時も あったりして困るんだけれど



みんな馬鹿の一つ覚えみたいに「諦めるな」とか「生きろ」とか「頑張れ」とか言うけど歌うけど
でも正直バカバカしい、とかくだらない、とか無意味だなあ、とかそんな風に思える時だってあるんだよ
確かに失って尚進むのは、躓いて尚生きるのは美しいけれど、でも大事な何かを失くしてもう二度と立ち上がりたくない夜だってあるんだよ
そんな時に傍に居てくれた曲がこの曲でした
例え自分で決めても選んでも逃れられない後悔と空しさに寄り添ってくれてたのがこの曲でした
あんなに苦しんだのに、
あんなに悲しかったのに、
あんなに頑張ったのに今や何もかもが遠く記憶と共に薄れていく
そんな自分の感情を置き去りにして何もかもが無理矢理前を向いて進んでいく
そんな日々に、現状に、周囲にちょっと疲れて間を置きたい時に多分役に立ってくれる曲だと思います
そんな感情を燃やし尽くすように鳴り続ける爆音のギターリフがまた聴き手をある種癒してくれるようで、イイですね。
もうすぐこの曲が出てからちょうど10年経ちますが今でも変わらず大好きでいとおしい楽曲のひとつ、です。









ただ、「このままでいいんだろうか」っていうのは
裏を返せば迷いや不安を示すと共に「現状を顧みる」って事でもあります
迷いであると同時に、今の現状に対して全然満足してないって話
そういう変化への気力や勇気をくれる一曲にもなっていて
そういう部分もまた個人的に好みな楽曲ですね。