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サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

SHISHAMO「SHISHAMO NO YAON!!! 2025 EAST」@日比谷野外大音楽堂 25.4.5

2025-04-08 | LIVE












先週の土曜日、SHISHAMOのライブを野音で観ました。










この日は、
良い感じのコンディションでした
数日前まで激寒状態が続いていたので、
もしかしたら冬っぽい空気の中観る事になるんじゃ・・・
という心配もありましたが、
桜も咲いてたしまあまあ過ごしやすい気候だったし、
天気も晴れ気味だったし言う事無かったですね
 そう、
去年のSHISHAMOの真夏の野音が、
その夏で最も暑いんじゃないか?ってくらいの酷暑の中だったんで
内容は良かったんですが暑さは洒落にならないくらいキツかった、と笑
なので、
数年ぶりに春の野音で体調的には凄く良かったです
野音は今年いよいよ改修なのかな?
そういう意味では、
現時点でこれがその前ラストになる可能性もあるから、
野音の空気や良さをしっかり味わおう!と想いながら臨んだ公演でした。
では、以下。











SHISHAMOのライブを観るのは、
2月の君津公演以来。
その時と同じく、
サポートドラマーは元赤い公園の歌川菜穂さんでした。
もう15年以上のキャリアを持つドラマーな事もあり、流石に上手いですね
それも、楽曲に寄り添う感じの吉川さんとは違って、
小刻みに叩きつつパワフルな(良い意味で)主張の強さを感じるドラム
正に赤い公園のドラマーだなぁ。と思いながら観てました。
 例の吉川さんによる○○な話〜が無くなったのは寂しい感じします
ただ、
歌川さんサポート始めて数ヶ月なのにかなりバンドに溶け込んでる感じもしました
この先どうなるかは分からないけど、
取り敢えず今は三位一体の演奏を素直に楽しみました。
やっぱり今出来る形で最高のものを!って意志もあると思うし。

でも、
最初のアコースティックのコーナーが
宮崎さんと松岡さんの二人だけだったのは、
流石に淋しかったですね〜
ただ、
松岡さん一人で何楽器もこなして、
物足りなくならない様に頑張っていました
春に似合う宮崎さんの爽やかなアコギの音色も良かった。
特に、
その素朴な感じが空気に混ざって野音ならではの気持ち良さを生んでたのが、
「ロマンチックに恋して」でした
この曲は、
初めて買ったSHISHAMOのシングルに入ってた曲なので、
少し懐かしい感じにも浸りつつ…
二人のアイコンタクトも新鮮だった「ハッピーエンド」
この曲では声のハリが凄くて今日の朝子さんは絶好調だな。と確信
鉄琴の音がどこか切なくも感じた「あなたと私の間柄」にて、
アコースティックは終了
ステージには歌川さんが登場し、
メインステージに戻り「中毒」にてバンド演奏がスタートしました。

カラフルな照明も楽しかった「ひっちゃかめっちゃか」
キメの上手いドラムやワウワウ鳴るギターソロに早速気持ち良さを覚える。
「量産型彼氏」、
この曲も良かったね
シンプルさが際立つ3ピースロックのお手本とも言えるアンサンブル
確かに、この洗練された感じはTRICERATOPSとも合うし、
対バンしてたのも分かるなぁ。とか感じた
それくらい、
バンド演奏そのものが気持ち良いし、
親しみやすいメロディも光っていた。

久々に「あーあああー」の部分でシンガロングしたり
「なんだかとっても惨めな気分さ」のトコで感情移入もしたりした
自分の価値観etcでは他グループの空気には立ち向かえない。
そんな状況下の自分を想起してかなり切なくなった。
 MCでは
「去年は暑くて死ぬかと思った」
「最後まで立ってるのが目標だった」

昨夏の野音を振り返る宮崎さん
そこから、
潮風の如く爽やかなアンサンブルにウットリした「明日の夜は何が食べたい?」
そして、サビメロにどこか90’sっぽさも感じた「通り雨」と
一つ前のアルバム曲を連続して投下。
優しいギターリフに、
歌心溢れる大人びたサビメロが心地良い
そして、野外の解放的な雰囲気にも似合っていました。


ライブは中盤へ。
ここで、
管理人の大好きな「フェイバリットボーイ」!
この曲は、バンドのアンサンブルに遊び心が溢れてて、
生で聴くとかなり気持ちが良い
まず、
ご機嫌なビートを刻むベースラインが良い
エフェクターの可愛い音色が面白いギター
リズミカルなドラムも至極気持ち良かった
歌詞も、
これぞガールポップ!って感じのど真ん中なものになってて
そういう部分もまた聴いててかなりのカタルシスがある
のよね
ガーリーでもあるけど、
男子が聴いても大概いい気分になるんじゃないかな笑
 更に、
物語風の歌詞も印象的でBメロの溶ける様なメロディも聴き応えあった「ハリボテ」
ザクザクしたギターサウンドもロックバンドらしくて気持ちが良い「君の大事にしてるもの」
この曲も…
結構理解出来ますね
"推し"が"人"を超えてしまうと白ける。という。
 この辺から暗くなって来たかな、
ギターソロもキマっていた「きっとあの漫画のせい」
この曲、ラスサビ辺りでドラムが勢いよくロールしまくってて、
物凄い主張していて聴いててかなりビックリしたし刺激的だった
系統は異なるけど、歌川さんの尖ったドラミングも意外と合っている気もした

そして、
観客がかなり沸きまくっていたのが「あの娘の城」!!
イントロからして、ミッシェルやブランキーばりのR&Rっぷり
SHISHAMOの軽快でトーストの様に美味しいサクサクのアンサンブルから、
一気にダークでギラついた雰囲気が漂い観客の度肝を抜いていた
 実は、
自分が初めて行ったSHISHAMOのライブの一曲目がこの曲だったので、
そういう意味ではある種の原点ではある。
キレッキレのギターリフ、
ハイテンポのベースラインがロールする中、
小刻みなドラミングの気持ち良さも手伝い鋼鉄のアンサンブルを構築していた
 歌唱も、
「バカになっちゃったのかしら?」の部分がかなりキテて、
そのギリギリの綱渡りしてるような精神状態の表現が素晴らしかった。
 そして、
この曲は必ず演ると思った「春に迷い込んで」
歌詞の中に桜も出てくるし、正にこの日演奏する為に生まれた様な一曲
切ない想いに浸りつつオルタナ風味のギターソロや
ライブで聴くと音源よりも気持ち良い「ランランランラン」のユニゾン等
多角的な視点で楽しんだ。
遮断機の音みたいなイントロから、
重めのロックサウンドがずしんと鳴り響くロッカバラードの新曲
これがかなりの力作に仕上がってると感じたのでリリースがまた楽しみ
勘違いでなければ、歌詞が相手の嫌な部分も受け入れ、それでも愛する。
そんな感じの曲・・・大雑把な捉え方ですけど。


さて、
ライブもいよいよクライマックス。
MCで、
「(明るかったのが真っ暗になる)この変化も野音の良い所ですよね」
「もっと元気に行けますか日比谷!」
と朝子さん
そこから、
イントロから極太のベースラインが際立つ「最高速度」をアグレッシブにプレイ
この曲はイントロも凄かったが、ロッキンなアウトロがまたガツンと来る仕上がりだった
SHISHAMOの鼓舞ソングはどことなく自身たちにも奮い立たせてる様な感じあるけど、
この日のこの曲はオリジナルメンバーのドラマーが療養中という事もあり、
朝子さん自身が転がってゆくんだ!と
強く発している感じもした。
続ける事に疑念を抱く事がないように、
夢中で駆け抜ける事でそんな邪念を振り切る・・・とても格好良かったです。
 更に、
鋭角なギターリフも刺激的な「夏恋注意報」、
この曲でも歌川さんの力強いビートがかなり印象的だった
ラストの「おーおーおーおーおー」のシンガロングも爽快で、
「君と夏フェス」「タオル」と往年の名曲で畳み掛ける流れも見事
「君と夏フェス」は、
間奏のベースソロとギターソロが交互にやってくるパートも相変わらず盛り上がる。
そして、
ラスサビで加速するドラミングにもテンション上がりつつ、
この日は「明日も」で本編は締め
いつもなら、
その後に「明日はない」が来るんですけど、
この日は「明日も」でハッピーに終わるという選択でした
銀テープの特攻から始まり、紅白でも披露した名曲を丁寧に聴かせてゆく
 「明日も」は、
100%演奏するど定番だけど、
毎回必ず感動するのがスゴい
ですね
この時、
ブログの更新が途絶えてた時の苦悩から抜け出しつつあったので、
「明日が変わるかは分からないけど」ってフレーズを聴いて
取り敢えず、
これからも打席でバットを振り続けよう。と改めて思ったりもしました
そんなエネルギーを注入されつつ、
アンコールでは、
松岡さんのドスの効いたベースソロも極上だった「夢で逢う」
この曲の時に一時照明が真っ赤に染まったのがまた刺激的で良かった
この曲を聴きながら自分も昔好きだった人が都合良く夢に出て来た事を想起したりした
「春に迷い込んで」では未練は散ってしまえ、と歌い
「夢で逢う」では逆に未練にすがる・・・っていう
一つのライブの中で感情が蠢いてる感じが面白くもありましたね
まあ、
人間ってそんなものだしね。
相反する感情があっても良い、というか。

松岡「春の野音最高でしたね!」
宮崎「凄いこの会場が大好きで。
   ここから見るみんなの顔が凄い良い景色だから。」

そういうニュアンスの事を語り、
ステージには「10」の電飾が光る。
今年で10年連続10回目だから。という事らしい
野音は抽選制らしいので、動員力は勿論運もあったんだなぁ
最後の最後は、
「恋じゃなかったら」
お立ち台にてギターソロを弾く朝子さん、
松岡さんと歌川さんのオールディーズっぽいコーラスも気持ち良い中、
やっぱりラスサビはいつ生で聴いても感動的で気持ち泣きそうになる
個人的には、
この世界そのものを愛せそうな気分になる素晴らしい一曲
最後は朝子さん「あーあーあーっ!!」咆哮にも近い大声をかまして終了
これが仮に改修前最後の野音になったとしても、
後悔は一切ない・・・
そんな観客として大満足だった10回目の記念すべき野音公演でございました
ありがとうございました!!!














1.ロマンチックに恋して
2.ハッピーエンド
3.あなたと私の間柄
4.中毒
5.ひっちゃかめっちゃか
6.量産型彼氏
7.明日の夜は何食べたい?
8.通り雨
9.フェイバリットボーイ
10.ハリボテ
11.君が大事にしてるもの
12.きっとあの漫画のせい
13.あの娘の城
14.春に迷い込んで
15.新曲
16.最高速度
17.夏恋注意報
18.君と夏フェス
19.タオル
20.明日も

21.夢で逢う
22.恋じゃなかったら















という訳で、
今年2回目のSHISHAMOでした。
実は、
去年のライブハウスツアーも行きたかったんですが、
ししゃモバに入ってるのにも関わらず
ハコが小さくてどこも取れなかったんですね
なので、
そのリベンジで
ガッツリ観れてる今に幸福も感じたりしてるのでした。
 尚、
今後はフェスモードなのかな?
自分はフェスにはあまり参加しないタイプの人ですが、
秋にはツアーもあるかもしれないし、また色々注視していきます!
対バンツアーの第二弾とかも期待してしまう・・・笑



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