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サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

SHISHAMO「シーズン3が終わっても君の隣にいたかった」@Zepp Tokyo 19.12.19

2019-12-24 | LIVE
                             









先週の木曜日、シシャモのライブに行きました。
この日は有給を使ったんですが、ちょうど体力が限界に来てる時だったんで
色々な意味で都合が良かったというか、出掛けるまでは家でぐっすり眠ったりたまに起きたり眠ったりしてました
最近、ますますシシャモにハマってたんでその意味でもかなりワクワクして臨んだライブでもありました
このツアーはシングル「君の隣にいたいから」を記念して行われるツアー(だと思う)で、
何気に「OH!」のタイミングで野音、ベストでアリーナ公演、
そしてもう一度シングルでライブツアー・・・と、とにかく音源が出る毎にきっちりライブを行っているシシャモ
その百戦錬磨のライブモンスターっぷりが如実に出ていた素晴らしい一夜でした。
正直また観たいので来年初頭もきっとおかわりする。。と思います
まだまだ聴きたい曲がいっぱいあるんです。









平日ですが満員でした
というか、年内ラストワンマンなのでそれ目当てに来たお客さんが多かったと思う
かくいう自分も年内ラストワンマンに照準を合わせて有給取ったんですよね
今回はツアーグッズもお洒落で取り合えずパーカーとロングTを購入
意外と安く済んだんで中々良かった・・・と思いつつ、
次行く時は別の何かを購入する予定です
正直一つ一つが他バンドと比べて安いですからね Tシャツ3000円切るし、普通に。


ライブは、新曲をいきなり2連発という攻撃的な始まり方でした
まず、「真夜中、リビング、電気を消して。」という曲だったんですが、
この曲はメロディがまず凄く良かったし、歌詞も・・・歌詞も凄く良くて。
内容が、何かを失っても、結局他の何かで人間は満たされる事が出来る。というニュアンスの歌詞で、
そこには色々な感情が含まれてると思うんですけど、今の自分が聴きたいテーマの歌詞だったんでその意味でも良かった
そこから、ラップ調(!)のメロディが新鮮だった「しっちゃかめっちゃか」という新機軸でアプローチ
朝子さんの早口の歌唱がとにかく新鮮で歌詞も有り体な失敗を歌ってて「ああ、分かるなあ」と(笑
今後もライブで盛り上がりそうな曲だったんでまた是非聴きたい一曲です

そこから「ねぇ、」でロックモードに突入
間にポップな「すれちがいのデート」を聴かせつつ、
解放感のある伸びやかなメロディが心地良い「ハネノバシ」と気持ち良い流れが続く
この曲もまたシングルっぽいカップリング曲だと思ってたけど今度のアルバムに収録されるのが嬉しい
アウトロの朝子さんのギターソロがギュインギュインいってて正直めっちゃ格好良かった
定番の「タオル」で一体感を作りつつ、
もう一度ロック・モード全開の「生きるガール」を堂々と響かせる
この曲、以前からライブで聴いてみたかったんでダイナミックな演奏が聴けてとても楽しかった
吉川さんのドラミングの躍動感が素晴らしかったなあ、、、と思いつつ尖ってる歌詞もまたカッコよい
切実な想いを狂気的に歌う「君の大事にしてるもの」も相変わらずキテて気持ちが良かった


で、
「BYE BYE」が凄く良かったですね。。
かなりオルタナティブな曲ですけど何気に人気があるのか、
お客さんの反応も良くてこの曲も朝子さんのギターソロがバッキバキでめちゃくちゃ格好良かったです
観てて目の前の景色がいきなり変わるような迫力満点のアンサンブルは3ピース離れした凄味があった
また、この曲の「自分、良いのに。。」っていう本音の吐露がまた生々しくて好きなんですよね
聴いてて純粋にスカッとするというか・・・定番になってるのも分かるくらいのクオリティでした

「終わり」も聴きたかった曲!
今までBDでしかライブ音源聴いてなかったので、
あの矢継ぎ早でパンキッシュな音像を浴びれて興奮しました
またこの曲の歌詞がかゆいところに手が届く感じで、、、
やっぱシシャモの歌詞大好きだわ、と聴いててなりました
特に「そんな事も分からない事がダメだった」の辺りが聴いてて沁みますね

バンド演奏では初めて聴いた「熱帯夜」
今まではアコースティックでの披露しか聴いてなかったので、
改めて生でバンド演奏で聴くと渋いというか妖艶というか、
ロックバンドのエロティックな部分が良く出てて実直に素晴らしかったです
こういう曲を普通にやれてしまう音楽センスはやっぱりスゴイ。
「呆れないで ねえ 飽きないで」って歌詞が沁みました。








そう、シシャモの歌詞は、
誰もが感じてるけど、みっともなくて言えない事もきちんと歌にしてるので、
そこが良いんですよね。。っていう事をしっかりと伝えたくて。
「明日も」の必死に転がっていく感じも素敵だったし、
この曲はいつ聴いてもアンセムだな~と思った
そこから、
この曲も初めて聴いた「魔法のように」
これがまた思ってたよりもライブ映えする・・・というか、
朝子さんの歌がすごく上手いのでステージ映えしてた、って言えばいいのかな
本当に魔法のようなメロディが降り注いで来て大げさかもしれませんがかなり酔い痴れる事が出来ました
自分を少しでも好きになりたい、と歌うこの曲は今の自分の心境にも合うよなあ、と。

そこから、2度目の「君と夏フェス」
勢いたっぷりに撒き散らされる青春の匂い
更に切なさ満点の「君とゲレンデ」とこの間のアリーナ公演を想起させるセトリに興奮
更に更にこれまた代表曲である「恋する」と人気曲を惜しみなく投入
この曲も改めて格好良い曲だよなあ・・・と再確認
ガッツリとロックサウンドを聴かせつつ、
本編最後は「君の隣にいたいから」でした
この曲がまた素晴らしい曲で、、、一つ一つの言葉もメロディも凄く丁寧で噛みしめるように聴いてました
最後の「自分の空を探す」というフレーズはやっぱどう考えても素晴らしいフレーズで、
正直かなり聴きながらジーンと来ている自分がそこにはいました
その前に、
「君のやつほど立派じゃない」という前置きがあるのも大きいな、と
なんかこう・・・地道にコツコツと「何か」を目指す、という、誠実さが確かにありました
総合的に、一切のはずれの無い感無量のライブでしたね。
ありがとうございました。















真夜中、リビング、電気を消して。
しっちゃかめっちゃか
ねぇ、
すれちがいのデート
ハネノバシ
タオル
生きるガール
君の大事にしてるもの
BYE BYE
終わり
またね
熱帯夜
明日も
魔法のように
君と夏フェス
君とゲレンデ
恋する
君の隣にいたいから

私の夜明け
許してあげるから
OH!












アンコール一曲目の「私の夜明け」は、
今まで一度も聴いた事がなく、
収録アルバムの曲を割と多めに演奏するライブでも聴けなかったので
正直不意打ちだったというか、決して盛り上がる曲でもなくただただ辛い心境を独白してる曲だから、
ライブでは演奏しないのかなー。と半ば思ってただけに個人的にかなり嬉しかった
でも、この曲が人気無い訳がない(決めつけ)とも思ってるんで、
絶対自分以外にも嬉しかった人いるんじゃないかなあ
以前、
観客の声で「私の夜明けやらなかったね~」って言ってる人居たし。。(しかも同じゼップ東京で)

この曲は・・・
最後の許されるかのように重ねて歌われる「ラララ」のところで自然と涙が出てました
別に号泣した訳じゃない、けど、ナチュラルに涙を拭っている自分が居ました
それくらいこの曲はストレートな心情を剥き出しで歌ってて大好きです
シシャモの後ろ向きな曲は、
全部を全部自分のせいにしてないから大好きなんですよね


書いててちょっと泣きそうになって来ましたが、
本当はあんまり言葉にもしたくなくて・・・
まあ、してるんですけど
うん、なんかこう、自分にとってはホントに大切な瞬間でした
ライブで本気で涙が出る、宝物のような体験でしたね。



シシャモはカップリングにも気合を入れてて、これまた繊細な心情を歌っている「またね」
目の前の現実が嘘だと信じたい気持ちを歌っている「許してあげるから」と
カップリングというか一つ一つの曲が大切、という感じも良かったです
最後は格好良く「OH!」でキメて終了、
今年を象徴するような楽曲だっただけに中々印象深いラストでした
「君だけは君を恥じるな」というフレーズが頭の中をリフレインする中、帰路に付きました。
今年は都合4回もSHISHAMOのライブが観れて、しかもそのどれもが心に残るものになってくれて本当に嬉しかった。
来年も是非大好きなSHISHAMOのライブを観て何かを感じたり演奏に興奮したりしたいですね。









2020年は新年早々ニューアルバムが出ます!
これが今からめっちゃ楽しみで、同日には自分が参加したさいたまスーパーアリーナのライブを収めた映像作品も出ます
このライブも「ほら、笑ってる」てちょっと泣いた記憶があるんですっごい楽しみなんだよなあ
何より、自分が参加したライブなんで(笑)その意味合いでも観るのが楽しみです

で、その後はまた全国ツアーが控えています

今度はホールツアー、しかもロングスパンなので
今から複数個所参加しようかな!と色々目論んでいます笑
今年は本格的にSHISHAMOファンになった気がするので、その意味でも印象深い年でした。
また来年もコンスタントにシシャモに関して語っていく予定なんでお好きな方は是非お付き合い下さい!