武光くんのこんな表情、初めて見た。

武光くんのイメージは天然で自信家、だけど、意外と相手をよく見ていて
相手の芝居に合わせて自分を変える事が出来るバランスタイプである・・・というのは
デスアイランド編のオーディションの時から既に情報として伝わってはいた
だけど、
その役割がむしろ自分自身~みたいにいつの間にか手段が目的になってしまっていたんだと思う
気が付けば天才に順次する役割をこなすだけの役者になってしまった事は変えられない事実
それは、
いつの間にか自分はどこか「天才」とは違う人間だと決めつけ、
生き残る道を探す為自然に選んでしまっていた未来だったのかもしれない
自分の好きなミュージシャンがかつて言ってた言葉なんですが、
自分が普通のことやってる、と思ったら終わり~という言葉があります
武光くんも・・・
いや、きっとこれを読んでいる読者も、
いずれ「自分より凄いやつ」にぶち当たって、
自分のやっていることが大した事ではなく何もないような事だ、という「現実」を知ってしまう
この話数では、そういった状況/心境に陥った時に、“どうすればいいのか?”という根源的な事が描かれていると思う。

答えは、
とてもシンプルで、
最後まで、
「自分らしく足掻く。」
うん、結局はそれしかないと思うし、
自分で勝手に判断して自分で勝手に辞めていくよりも、
「俺は俺だ。」と思い込んで、
必死に、
がむしゃらに、
何かを掴もうと心血を注ぐ姿勢・・・それこそが美しいんだ。
と、
この話数は描いていて、それが読んでいて堪らない気持ちになりましたし、
熱いですし、何より現実を知っても、「それでも」自分を賭けようとする武光くんは格好良かった
陸のセリフも凄い良くて、
陸自身も、
勝手に自信なくして勝手に諦めていく凡人よりも、
いつだって、いつまでも、何度でも対等に張り合おうとしてくれる、
そんな白石さんみたいな俳優に救われて来たんだ。っていう、
先に白石さんの好演があったからこそ説得力のあるセリフでもあって、
それもまた上手いな~というか、
要は「お前も(俺にとっての)白石さんみたいになれ。」って事じゃないですか?
白石さんは天才でもなければカリスマでもないけれど、
その分、
凄まじい努力によって得られた彼ならではの“存在感”があるのは事実
それは白石さん自身が現実に目を背けず、
自分らしさを掴もうと必死に頑張って来た結果なのは間違いない
だからこそ、転がる前から絶望を感じてしまっていた安い自分に怒ったからこそ、
武光くんはそんな手前の目を醒まさせる為に自分で頭突きしたんじゃないかな~って思いました
そう考えると、
物凄い少年漫画みたいな熱い展開で読んでて燃えるものがありましたね。
や、
アクタージュは少年漫画っちゃあ少年漫画なんですけど(笑
でもサブカル臭も(良い意味で)強い中、こういう展開もやれるよ?というのは強みじゃないでしょうか
少なくとも、これ以上なく武光くんを応援したくなる話数だったのは間違いないと思う

何より、
武光くんが「自分を諦めない。」という選択をしたこと
それ自体が物凄いレベルの高いメッセージ性を含んでいて、
ある種読み手にストレートに「勇気」を与えてくれる名話に仕上がってたな~と感じました
余計なことを考えずに、シンプルに、自分だけを演じよう、自分だけを置いてこよう。
そう腹を括った武光くんはあの頃よりもずっと格好良かったし、
足掻き続けること、
その意義と意味を分かりやすく読み手に提示出来ている作劇になっているのが素晴らしかったです
夜凪ちゃんを孤独にさせないことは、決して夜凪ちゃんの演技に合わせたりする事ではない。
自分が自分らしくいることで、存在感を示し、そこで初めて対等な立場に変わる-
それに気付いた、いや、気付けた今の武光くんの演技に、期待です。
しかし、
あの図々しい武光くんでも、
こんな風に落ち込んだりするんだな。。って実直に感じました
何処か彼をポジティブ人間みたいに捉えていた自分も居たので、
その意味では武光くんも漫画のキャラっぽいというよりは
切れば赤い血の出る自分らと同じ人間なんだな、、、という気がして、
そこも新鮮で面白かったですし、
作劇としてもメリハリがあって考えさせられるところもあってめちゃくちゃ面白かったです
自分が天才ではない、と分かっていても、それでも、自分を賭けて必死に抗い続ける、
自分らしさで勝負し続ける・・・そんなロマンに読んでて鳥肌が立った、
やはり自分は今のジャンプで本作が最も「好み」だな~と改めて思えた92話目でした。この感想で少しでも後押し出来れば。

武光くんのイメージは天然で自信家、だけど、意外と相手をよく見ていて
相手の芝居に合わせて自分を変える事が出来るバランスタイプである・・・というのは
デスアイランド編のオーディションの時から既に情報として伝わってはいた
だけど、
その役割がむしろ自分自身~みたいにいつの間にか手段が目的になってしまっていたんだと思う
気が付けば天才に順次する役割をこなすだけの役者になってしまった事は変えられない事実
それは、
いつの間にか自分はどこか「天才」とは違う人間だと決めつけ、
生き残る道を探す為自然に選んでしまっていた未来だったのかもしれない
自分の好きなミュージシャンがかつて言ってた言葉なんですが、
自分が普通のことやってる、と思ったら終わり~という言葉があります
武光くんも・・・
いや、きっとこれを読んでいる読者も、
いずれ「自分より凄いやつ」にぶち当たって、
自分のやっていることが大した事ではなく何もないような事だ、という「現実」を知ってしまう
この話数では、そういった状況/心境に陥った時に、“どうすればいいのか?”という根源的な事が描かれていると思う。

答えは、
とてもシンプルで、
最後まで、
「自分らしく足掻く。」
うん、結局はそれしかないと思うし、
自分で勝手に判断して自分で勝手に辞めていくよりも、
「俺は俺だ。」と思い込んで、
必死に、
がむしゃらに、
何かを掴もうと心血を注ぐ姿勢・・・それこそが美しいんだ。
と、
この話数は描いていて、それが読んでいて堪らない気持ちになりましたし、
熱いですし、何より現実を知っても、「それでも」自分を賭けようとする武光くんは格好良かった
陸のセリフも凄い良くて、
陸自身も、
勝手に自信なくして勝手に諦めていく凡人よりも、
いつだって、いつまでも、何度でも対等に張り合おうとしてくれる、
そんな白石さんみたいな俳優に救われて来たんだ。っていう、
先に白石さんの好演があったからこそ説得力のあるセリフでもあって、
それもまた上手いな~というか、
要は「お前も(俺にとっての)白石さんみたいになれ。」って事じゃないですか?
白石さんは天才でもなければカリスマでもないけれど、
その分、
凄まじい努力によって得られた彼ならではの“存在感”があるのは事実
それは白石さん自身が現実に目を背けず、
自分らしさを掴もうと必死に頑張って来た結果なのは間違いない
だからこそ、転がる前から絶望を感じてしまっていた安い自分に怒ったからこそ、
武光くんはそんな手前の目を醒まさせる為に自分で頭突きしたんじゃないかな~って思いました
そう考えると、
物凄い少年漫画みたいな熱い展開で読んでて燃えるものがありましたね。
や、
アクタージュは少年漫画っちゃあ少年漫画なんですけど(笑
でもサブカル臭も(良い意味で)強い中、こういう展開もやれるよ?というのは強みじゃないでしょうか
少なくとも、これ以上なく武光くんを応援したくなる話数だったのは間違いないと思う

何より、
武光くんが「自分を諦めない。」という選択をしたこと
それ自体が物凄いレベルの高いメッセージ性を含んでいて、
ある種読み手にストレートに「勇気」を与えてくれる名話に仕上がってたな~と感じました
余計なことを考えずに、シンプルに、自分だけを演じよう、自分だけを置いてこよう。
そう腹を括った武光くんはあの頃よりもずっと格好良かったし、
足掻き続けること、
その意義と意味を分かりやすく読み手に提示出来ている作劇になっているのが素晴らしかったです
夜凪ちゃんを孤独にさせないことは、決して夜凪ちゃんの演技に合わせたりする事ではない。
自分が自分らしくいることで、存在感を示し、そこで初めて対等な立場に変わる-
それに気付いた、いや、気付けた今の武光くんの演技に、期待です。
しかし、
あの図々しい武光くんでも、
こんな風に落ち込んだりするんだな。。って実直に感じました
何処か彼をポジティブ人間みたいに捉えていた自分も居たので、
その意味では武光くんも漫画のキャラっぽいというよりは
切れば赤い血の出る自分らと同じ人間なんだな、、、という気がして、
そこも新鮮で面白かったですし、
作劇としてもメリハリがあって考えさせられるところもあってめちゃくちゃ面白かったです
自分が天才ではない、と分かっていても、それでも、自分を賭けて必死に抗い続ける、
自分らしさで勝負し続ける・・・そんなロマンに読んでて鳥肌が立った、
やはり自分は今のジャンプで本作が最も「好み」だな~と改めて思えた92話目でした。この感想で少しでも後押し出来れば。