サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

【本当は羨ましかった】Wake Up,Girls! 第3話「一番優しく」 感想

2015-09-15 | Wake Up,Girls!(アニメ)
その姿に励まされる。









磯川のおばあちゃんはみにゃみが側に居てくれる事よりも
みにゃみがTVの中で元気に歌って踊っている所を見る事を“望んだ”
自分の知り合いが頑張っている、懇意にしている人が活躍してる事が何よりの励みになる
それによって自分も頑張らなきゃ!と思える好循環が生まれる訳で
きっとみにゃみの進歩だったり躍動がおばあちゃん達の“楽しみ”や“希望”になりつつあるんじゃないかな、と思います
仮設住宅で苦しい中で必死におばあちゃんを元気づけていつでも一緒に居てくれるみにゃみ
そんな彼女が躍動している姿が嬉しい
夢を叶えている姿が嬉しい、
自慢できる事が嬉しい。
それはとても根本的な事だけど、だからこそ描く価値と必要性があるテーマのように自分は思えました
みにゃみが夢を叶えるって事は、同時におばあちゃん達の夢を叶えるって事でもある。
嬉しそうにみにゃみをナースさんに誇っている磯川のおばあちゃんの姿に胸が熱くなった第3話でした。





みにゃみは裏表のない純真な子だと思う
嬉しけりゃお日様のように笑うし、
悲しければ子供のように泣くし、
別に皮肉のつもりじゃないのに素直に松田の印象を語って松田を傷付けるし(笑
グルメリポートで「おいしい」を連発したのもお世辞ではなく全部本心からだった
そういう天然っちゅうか作為的な部分が全くないのがみにゃみの良さであり、彼女が好かれる所以なんでしょうね

グルメリポートでキャラを確立したのはきっと彼女にとってもプラスだったでしょうけど
同時に“本当においしいだけなのに”って感情も彼女にはあった
別にお世辞でいってるわけじゃない、
自分の素直な気持ちを表現しつづけた、だけ。
そういうところからもみにゃみの「嘘のなさ」が伝わって来ますし、
やっぱりどこか繊細というか色々と気にしぃな部分もあったりはするんでしょうね。
そういった一面的で終わらないキャラの魅力もまたWUGの好きなとこだったりもします。





また、そんなみにゃみ自身も本当は危篤状態の磯川のおばあちゃんに寄り添っててあげたかった
もう二度と会えないかもしれない、大丈夫って言ってるけどこの後ぽっくりの可能だってあるわけで。
でも、おばあちゃんの言う通り、「お日様みたい」って褒められた通り、
自分が頑張って元気づけてあげようって決心した
みにゃみもまた“選んだ”
それこそが彼女の成長でありまた「アイドルの本懐」でもあるんでしょうね
一生懸命歌って踊って、きちんとWake Up,Girls!している片山美波はとっても素敵な女の子でした。
思えば、ここまでみにゃみは何でもソツなくこなせていっつも元気な女の子ってイメージがありましたけど
本当は少しでも不安な事があると途端に崩れてしまう、実はか弱い女の子でもあるんだな。って観ていて感じました
みにゃみのおばあちゃんを想う気持ちが伊達じゃないって伝わって来てその意味でも良かった話数なんですが
そんな不安を乗り越えて、“もっと”おばあちゃんを元気にする為に頑張ったみにゃみは本当に偉いな~、と。
前回も今回も、そして太田の件でもそうですが、WUGは「支えてくれてる人達」の姿を真摯に描いているなあ、とつくづく思います。
支えてくれる人達がいるから、頑張れる。
当たり前のようですが、とっても大切な事。
いるのが当たり前なんかじゃない。
だから、頑張らなくちゃ。
元気にしなくちゃ。
アイドルの仕事を真っ当な意味合いで完遂する事が出来たみにゃみ、やっぱり大好きなキャラクターだなあ、って思いました。




しかしみにゃみはメンバーの中でも器用なタイプっちゅうか、
グルメリポートでも一番評価高かったしアドリブで決め台詞生み出しちゃうし
お色気系の仕事にも対応力高かったしこういう書き方もあれですけど使い勝手は一番ですな
可愛らしく悩んだり、
褒められて満面の笑みを見せたり、
涙のカットには色気があったり、
最後にはきれいに歌って踊ったり、
とっても表情豊かで人間くさくてそういう部分もまたこの3話で面白かったところですね
とっても健気で、健やかで、献身的な性格も光る素朴だけどすっごく可愛くて素敵な女の子。
本当に彼女の“素敵さ”が伝わって来る渾身のカットが多いのでその意味でもみにゃみファン、必見!って感じの回でしたね。




ただ、まゆしぃは母親と仲違いしている最中で
I-1を辞めた理由も表向きじゃあんまりよろしくない感じになっちゃってる訳ですから
みゅーやみにゃみのように“あったかいファン”“あったかい応援”には乏しいのがこの時点では現状ですよね
だから、2話3話と時折寂しそうに羨ましい表情をしているまゆしぃを見ていると、
本当は母親にもかつてのファンにも見て欲しい、応援して欲しいんだろうなー・・・と思えて
なんだかそういうセンチメンタルなカットもまたまゆしぃの心情がストレートに伝わって来てとても好きです
自分もあんな風に応援してもらえたら、
あんな風に支えてもらえたら・・・
かつては得ていたものだけに余計にその失った寂しさが募るんでしょうね。
そんなまゆしぃの姿と表情から伝わって来る心境にもカタルシスを感じられた第3話。
こういう口に出さずとも“寂しさ”が伝わって来る演出は正直好みでした。
でも、みにゃみも、まゆしぃも、ちゃんと頑張れてるよ。きっと。













しかし太田はミニライブに駆け付けた上にネットで書き込みなんかもして
男とは思えないくらいマメでいいヤツですなあ。
ああいう存在はWUGだけだと思うんで・・・
これからも大切に描いてあげて欲しいですな。おばあちゃんの「一番のおくすり」って言葉にもジーンと来ました。



か、可愛い・・・あと、おっぱい!(超笑顔)



【まっすぐなひと】のんのんびより りぴーと 第11話「甘えんぼうになった」 感想

2015-09-15 | のんのんびより りぴーと
満面の笑み(率直な感想) 今週は蛍ちゃん祭りだょ♪










蛍は本人の言う通り別に「大人」ではない、
かといって有り体な「子供」ってわけでもない
大人ならば、あんな風に親に甘えたりはしないし
子供ならば、あんな風に気を遣った発言や行動など出来ない
つまりはその中間というか、“成長過程”にいるんじゃなかな、と思いつつ
ただ小学生高学年でも既に蛍みたいな分別がきちんと付いている子供は正直居たし、
もっと別の言い方をすれば他の子よりも少し成長が早い、発育が良いってだけの話のような気もします
根本の部分はきっちり子供だったりするわけだから。
抜くとこは抜いて、頑張るべきところは頑張って。そういうメリハリを付ける事が出来る子なんじゃないかと思います

まあ、都会っ子だから結構他人の目を気にしている部分も無意識下にあるかもしれませんがね
そういうところは中々にリアリティあるなあ、って素直に感じる訳ですが
だけど不思議な事にあんまり“無理してる”という感じもない
思うに、丁寧で優しい蛍も、
甘えん坊で欲しがりな蛍も両方蛍って事なんでしょうね。





もっと言えば、きっと蛍は“真っ直ぐ”で“純粋”な子なんだと思います
素直に親の愛情を欲しがったり、美味しいものを口にすれば素直に「おいしい」と口に出したり、
れんちょんが遅くなったら送ってあげるのも道端で挨拶をするのも彼女が“まっすぐな人”である証拠なんだと思います
要はスレてないだけっちゅうか、それもきっとあの親ありきの人格形成といいますか
相当「幸せな家庭」で「大事に育てられた」んだろうな、って事は観ていて強く感じました
育ちが良いからこそ、人に優しくも出来るし大人に気を遣う事も出来る
愛情をたっぷり受けて育ったからこそ、
変にひねくれてない素直で良い娘に蛍はなったんだと思いました。

でも、更にシンプルな言い方をすれば“蛍は蛍”なんだとも思います
別に「大人っぽい」とか「子供っぽい」とかそういう言葉でカテゴライズする必要性もなく
年下であるれんちょんを優しく送ってあげたりする頼もしい一面もあれば
年上であるこまちゃんを気遣ったり助けてあげる優しさもある
でも、自身の喜びに対しては直球で喜んだり
親に対しては素直に愛情を欲しがる
でも、そのどれもが“まっすぐ”で蛍らしかったりもするんです
だから、あんまり大人とか子供とかを意識せずいつでも純粋で優しい蛍でいればいいんじゃいかな、って個人的には思いました
「大人っぽい」とか言われて「そんなことないのになあ」って思えるのも謙遜などではなく正直な心
そんな風に自分の心に正直に、真っ直ぐに生きている蛍の姿に胸が熱くなったり素敵だな。って思えた第11話でした。
こまちゃん先輩の“ワクワク”に関しても嬉しそうに見守ったりする飾り気のないところが自分は大好きだな、と。





あんまり物語に於いて「幸せな家庭」というものは描かれる機会が少ないな、って思いますけど
こうやっていざ幸せすぎるくらいに「幸せな家庭」が描かれると、それはそれでグッと来るっていうか
優しさやいたわり、愛情を持ち寄って素直に素敵に過ごしてるんだろうなあ・・・と思うと少し泣きそうになりますね
蛍からも、親御さんからもお互いを想う気持ちがストレートに伝わって来てその意味でも大変よろしかった話数だったんじゃないかな、と思います
さり気に宿題を早めに済まそうとする利口っぷりも実に蛍らしかったんですが(笑
そうやって、まっすぐに純粋に生きている様もこれはこれでドラマなんだなあ、と個人的には感じました
親の愛情をたっぷり吸収して今日も明日も元気にまっすぐに生きる蛍・・・とても素敵です。
きっと蛍がいつも見ている光景は、愛といたわりに満ちているんだろうなと思いました。

 あとは、単純に家でウキウキゴロゴロする蛍がめちゃくちゃ可愛かったですね(笑
ああいう風に甘え上手な蛍も、TV番組にかじりつく蛍も、
れんちょんを送ってあげる優しい蛍も、
先輩に向かって笑みを向ける蛍もそのどれもが可愛くて尚且つ純粋で良かったです
やっぱり自分はこの作品だと蛍が特別に好きなんだなあ、ってのを再確認しました・・・が、
先々週の夏海もむちゃんこ可愛かったのも未だに残ってたりもしますね(笑
ただまあ、言っちゃえばメイン4人は全員可愛いんですが(結局それか)。 っていうか一穂姉さんやだがしやとかもね。



見事なドヤ顔!


ちなみにAパートは素直に笑える話でしたね
「背が低いから届かないんじゃ」的なセリフをまさか蛍の口から聴くとは(笑
その後のフォローっていうか気の遣いっぷりも彼女の優しさが出ていて良かったんですが、
正直「あれ」で自分の力で行ったことになるのか?っていうのはノーコメントですね
っていうか実質蛍の力じゃん・・・って思いつつ(笑
ただ、こまちゃんはそれでも「自分がメール送った」って体験をどうしてもしたかったのでしょう
やっぱり送ってもらうのと自分の指で送信するのとでは違いますから

それと、今回のお話では“メールを送る喜び”と“年賀状を書く楽しさ”と、
デジタルとアナログがセットになってるんですよね
初めてメール送るのもドキドキするよね、楽しいよね。っていうのと手間暇掛けて年賀状書くのも楽しいよね。っていうのが
同じ話の中で描かれているどっちも否定しないフラットな姿勢も個人的に良いなあ。と思いました。
要はどっちにもどっちの良さがあるというか。どちらかを否定しないのが素敵だと感じましたね。

後は、ひかげとれんげのやり取りも面白くて
「いや、うそうそ」「マジで」「いらり」の辺りはとってもシュールで面白かったです(笑
あのひかげの意地っ張りなところだったりこまちゃんの携帯見せて、って言えないいじらしさだったり
そういう部分での“子供っぽさ”もまた今作らしくていいな、と思いました
にしてもあの猿の絵、オチはあったけど素直に可愛くて良かったな(笑)。














また一つ、蛍というキャラクターを好きになれる要素満載の傑作回でした。
親からの愛情を受けて元気に素直にスクスク育っている子供の描写を観るのは、やっぱり気持ち良いもんだなあ、と。
蛍の素敵カット満載で個人的にはその意味でもたまらん話数でしたね。 まっすぐな人を見るのは、やっぱいい。



蛍に「だっこ~!!」って甘えるこまちゃんと王子様ほたるんも良かった(笑)。